2024.03.19 18:00
こんにちは!
るみなす回がやって参りました!
初コラムとなります、よろしくお願いします!
初回のタフティング、GKのお料理教室に続いて今回のテーマは“るみなすといえば!”ということでこちらです。
デンッ
『酒蔵&ビール工房見学〜酒の生まれ、ありがたみを知る会〜in石川酒造』
!!!
…ええと。まずは編集長。
本当にありがとうございます。
お酒は大好きだけど、どのようにして私たちの手に届くのか。そんな疑問はありつつもなかなか工房へ足を運ぶことが出来なかったのですが、今回満を持して見学に行って参りました!
場所は東京都福生市。
石川酒造様にお邪魔いたしました!
大好きな日本酒もビールも楽しめて、
工場見学からお土産まで買えてしまう。
そんな大人の○ィズニーランド。
見学後のお酒は美味しいこと間違いなし。
ロケ当日は外国のお客様の姿もあり、
日本観光にも人気なスポットです。
さて最初はビール工房の見学からスタート。
ビールの原材料であるモルト(麦芽)が積まれた部屋に案内して頂き、香りや種類の違いを目と鼻で確かめます。
高温で焙煎したモルトは黒く「チョコレートモルト」と言い、香りもほんのり甘いチョコレートのよう。黒ビールに適しているが、色が強く出やすい…と説明されたあたりで、絶対に黒ビールを飲むことを心に決めました。
モルトを粉砕し他の原料と混ぜ合わせたもので糖化。濾過→煮沸→発酵等の過程を経てようやくタンクに貯酒されます。
…ビールって飲むまでに凄く歴史がある…!
難しいと思ってはいたけれどこんなに工程があるとは。ビールの始まりは偶然の発酵で産まれたとも言われているそうです…!
また、瓶にビールを詰める機械も電源を入れてくださり動きを見ることができました!
いつかサバシスターでもビールを作りたいなぁ…。瓶にロゴとか私達がいたら面白そう。もしそうなったら空瓶をみんなで花瓶にしようね。
というところまで想像して…
一行は工房近くにある「福生のビール小屋」へ。
ここは沢山のお酒やお食事が楽しめるレストラン!
今回特別にバーカウンターへ立ち
自分でビールを注がせて頂きました…!
もちろん1つに絞ることができないので
3つほど試飲。
まずは工房で紹介していただいた黒ビール「デュンケル」
苦味がガツンとくるよりも焙煎された甘い香りがほのかに感じられてとっっても美味しかったです!普段ビールが苦手な人も飲みやすいはず。
続いて石川酒造『多摩の恵』より1番人気の「ペールエール」
THEビールな黄色にTHEビールなホップの香り!だけども爽やかで飲む手が止まりませんでした。。個人的に野球観戦で飲みたい味。美味しかったです!
最後は石川酒造から産まれたクラフトビール“TOKYOBLUES”から「シングルホップウィート」
他の2種類とは違う白ビールの香り。初めて飲んだクラフトビールも白ビールだったけどそれは柑橘を凄く感じた。でもこれは少し違う香りで、大人の味でした!言葉で説明するのが難しいので皆様も是非飲んでみてください…!
(ホームページで商品を見たところ「希少なシングルホップ由来の白ワインを偲ばせる華やかな香り」と書いておりこれだ!となりました。)
試飲も終わり幸せな気分になったところで
次は酒蔵へ…!
そうまだ半分なのですよ。
石川酒造様の日本酒蔵は登録有形文化財に登録されており、扉や中の造りから歴史が感じられました。
まずは日本酒の元、お米について。
お米の精米は「削る」ではなく「磨く」といい%で示されます。磨くことで雑味がなくなるが、雑味は旨みでもありお米本来の美味しさがあるのです。色々な愉しみ方ができるのが素敵ですよね…。
続いて我々は麹室(こうじむろ)という麹を作る通常は入れない部屋へ。
ライブハウスの防音扉のような重い扉の先は約30℃の密室で、麹菌がかかったお米に布がかけられていました。
この部屋では納豆菌はあっという間に繁殖してしまうためとても危険。蔵人さんも納豆が好きな人はシーズンで納豆禁を行うそうです。辛い。。
そしてここで食べたお酒になる前のポロポロのお米が甘くてとっても美味しかったです!
麹室を出た後は汲みかけ体験をさせて頂きました。
麹室で出来上がった物に微生物である酵母などを入れかき混ぜお酒の素(酒母)を作る作業です。どろどろになったものが「もろみ」。これをしないとお酒にならないため、通常は蔵人さんが行っている作業です。本当に貴重な体験。美味しくなりますように。。
続いての体験は「櫂入れ(かいいれ)体験」。
酒母やもろみをかき混ぜる作業です。一度落ちたら這い上がれないであろう巨大なタンクをかき混ぜます。中は酸素が薄く顔を近づけすぎると意識が飛んでしまったり、落ちてそのまま命を落としてしまう可能性もあるそうです。
そんな命がけで大変な作業を越えて、日本酒は出来て行きます。。
改めて日本酒もビールも出来るまでが本当に奇跡ですね…!これからお酒を飲むときは工房の様子が頭に浮かんで涙が出そう。
日本酒の酒蔵見学を終え、外へ出ると
そこにはズラッと日本酒たちが!!!
なんと石川酒造のスタッフさんがセレクトしてくださった日本酒を試飲させて頂きました!
こちらは種類が多いので私が実際に購入した2種類を紹介します!
多満自慢「純米無濾過」
お米の甘味がぐんと出た日本酒!
6種類の中で最初に飲んだのですが忘れられない味でした。しっかり甘口が好きな方はこれ。
平成27年東京国税局 酒類鑑評会 清酒燗審査部門「優等賞」など数々の賞を受賞しているようです…!
多満自慢 うめ酒
こちらは日本酒で作ったうめ酒。
梅酒といえば焼酎のイメージですがこちらのうめ酒は米や米麹が入った日本酒うめ酒!初めて飲みましたが、梅の酸っぱさとお酒の甘みが美味しいうめ酒でした!お家で凍らせたりアイスにかけたりアレンジするのが楽しみです。
そのほかに試飲した日本酒も、キリッとした辛口のもの、りんご酸が香る爽やかな日本酒など本当に様々な味を味わうことができました…!
ということで!
るみなすによる初コラム『酒蔵&ビール工房見学〜酒の生まれ、ありがたみを知る会〜in石川酒造』いかがだったでしょうか。
ボリューム満点な回になったのも、石川酒造様で見て感じたものが本当に大きかった証拠です。スタッフの皆さまもとっても優しくて絶対また来たい!と心から思いました。
見学後もお土産ショップで沢山購入!
お家に帰ってからもお酒を嗜みながら酒育(食育的な。今作りました)。
いつもの晩酌が特別になりました。
石川酒造様の見学ツアー、行っている期間は是非一度足を運んでみてください!
歴史のある建造物や風景も素敵で心からお勧めするスポットです。
ではまた次回お会いしましょう!d( ̄  ̄)