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ビジュアルには「だれにも、私を殺させない。」のコピー

河合優実主演映画『あんのこと』に佐藤二朗、稲垣吾郎、早見あかりらが出演決定

2023.12.20 09:00

© 2023『あんのこと』製作委員会

2023.12.20 09:00

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2024年6月7日(金)より公開される河合優実主演映画『あんのこと』の追加キャストで佐藤二朗、稲垣吾郎、河井青葉、広岡由里子、早見あかりの出演が発表された。

本作は2020年6月に新聞に掲載された「ある1人の少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て描かれる物語。河合優実は機能不全の家庭に生まれ、虐待の末にドラッグに溺れる少女・杏を演じ、監督を『SRサイタマノラッパー』や『ビジランテ』などで現代社会の問題にスポットライトを当ててきた入江悠が務める。

今回出演が発表された個性派俳優・佐藤二朗は、ドラッグに溺れていた杏を救おうとする人情味あふれる型破りな刑事・多々羅役を務め、『半世界』『窓辺にて』『正欲』などで主演を務めてきた稲垣吾郎は、多々羅と親交がありつつも彼の裏の顔を暴こうとする正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を演じる。

さらに、濱口竜介監督作『PASSION』や『偶然と想像』の河井青葉が杏の母親・春海役、映画・ドラマ・演劇と幅広く活躍する名バイプレイヤーの広岡由里子が杏の祖母・恵美子役、『シン・ウルトラマン』や『ミンナのウタ』の早見あかりが杏の隣人で幼い赤ん坊の母親・三隅紗良役を演じることも決定した。

併せて解禁されたティザービジュアルは、辛い現実のなかで懸命に生きる杏の表情と、横に添えられた「だれにも、私を殺させない。」というコピーが印象的になっている。

佐藤二朗(多々羅保役)コメント
実話に基づいた本作。新聞の小さな三面記事から炙り出されたこの物語を、絶対にこんなことを起こさせてはいけないという思いと、この腹を抉られるような事実をなんとしても人々に伝えたいという思いで演じました。この、ほとんど祈るような思いが、一人でも多くの方々の胸に届くことを願っています。

稲垣吾郎(桐野達樹役)コメント
最初にシナリオをいただいた時に受けた動揺を今も忘れられません。
人は生まれながらに誰かと繋がり生きていく権利を持っている。
その思いを信じて作品に参加させていただきました。
杏の声がどうか皆様の心に届きますように。

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作品情報

あんのこと

©︎ 2023『あんのこと』製作委員会

©︎ 2023『あんのこと』製作委員会

あんのこと

2024年6月7日(金)新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開
配給:キノフィルムズ

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

出演:河合優実 佐藤二朗 稲垣吾郎
河井青葉 広岡由里子 早見あかり

監督・脚本:入江悠
製作総指揮:木下直哉/企画:國實瑞恵/エグゼグティブプロデューサー:武部由実子/プロデューサー:谷川由希子、関友彦、座喜味香苗/音楽:安川午朗/音楽プロデューサー:津島玄一/撮影:浦田秀穂/照明:常谷良男/録音:藤丸和徳/編集:佐藤崇/音響効果:大河原将/美術:塩川節子/スタイリスト:田口慧/ヘアメイク:大宅理絵、金田順子/助監督:岡部哲也/キャスティングディレクター:杉野剛/制作担当:安達守/ラインプロデューサー:山田真史/製作:木下グループ 鈍牛倶楽部/制作プロダクション:コギトワークス

2000年生まれ、東京都出身。2021年出演『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』での演技が高く評価され、第43回ヨコハマ映画祭<最優秀新人賞>、第35回高崎映画祭<最優秀新人俳優賞>、第95回キネマ旬報ベスト・テン<新人女優賞>、第64回ブルーリボン賞<新人賞>などを受賞。2022年には『ちょっと思い出しただけ』、『愛なのに』、『女子高生に殺されたい』、『冬薔薇』、『百花』、『線は、僕を描く』、『ある男』など数多くの話題作に出演し、今まさに映像業界が最も注目する新進気鋭女優である。近年では『少女は卒業しない』(23)、『ひとりぼっちじゃない』』(23)、『四月になれば彼女は』(24)、ドラマ「不適切にもほどがある!」(24/TBS) 、「RoOT / ルート」(24/TX ほか)、『あんのこと』(24)、劇場アニメ『ルックバック』(24)、Amazon Originalドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」(24)、『八犬伝』(24)、来年公開の第37回東京国際映画祭東京グランプリ受賞作・吉田大八監督『敵』(2025/1/17 公開)、大九明子監督『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(2025/4 月公開)など話題作への出演が続いている。
カンヌ国際映画祭への出品も続いており、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でカメラ・ドール特別表彰を受賞した早川千絵監督『PLAN 75』(22)、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞した山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』(24)など、世界的に高い評価を受けている。

1969年生まれ。愛知県出身。
1996年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げ。2008年、『拝啓トリュフォー様』で地上波ドラマ初主演。同年、自らの強迫性障害の体験を基にした映画『memo』で監督・脚本・出演を務める。2021年公開の映画『はるヲうるひと』では真柴哲雄役として出演するほか原作、脚本、監督も務める。
最近の主な出演作はドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ/23年)や映画『ブラックナイトパレード』(22年)、『絆のものがたり 〜心と心を結ぶもの〜』(23年)『変な家』(24年)など。6月に映画『あんのこと』公開が控える。

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