2023.08.28 17:00
2023.08.28 17:00
スターダストプロモーションに所属する新進気鋭の若手で構成されたアーティスト&演劇集団“恵比寿学園男子部”。これまでに超特急、M!LKなど様々なグループを輩出してきたこのEBiDANから今夏メジャーデビューしたのが、2023年3月に結成されたばかりの8人組ダンスボーカルグループ・ICExだ。
「すべての愛を愛す」をコンセプトに、時代に左右されない洗練された「レトロトイポップ」なるポップソングを届ける彼らのメジャーデビューシングル『CANDY』は、クールでありながらも甘さを併せ持つ、まさに「ICEx」という名を象徴する作品に仕上がった。この8人で活動していくことが発表されてからの半年弱、彼らはどんな思いを抱き、どんな新しい経験を積んだのだろうか。メンバー全員インタビューで迫る。記事の最後にはプレゼントもあるのでお見逃しなく!
直感で「死ぬ気で頑張ろう」と思った
──ICExはオーディション期間の仮ユニットとして活動していたEBiDAN研究生ユニットのTEAM Sのメンバー6人に、さらに最終オーディションを経て2人が加わり2023年3月から活動がスタートした8人組グループです。ICExとして活動を始めてからの半年弱で、皆さんに心境の変化などはあるのでしょうか。
竹野世梛(以下、竹野) 6人のTEAM Sから8人のICExになってまず思うのは、人数が増えたからすごくグループが大きく見えることですね。今まで6人でパフォーマンスしていた曲も8人でやってみると全然感覚が違うし、よりスケールの大きなパフォーマンスができることも、8人みんなで一緒にひとつのものを作り上げるのもすごく楽しいです。
志賀李玖(以下、志賀) あとはやっぱりデビュー組になったことで、背負うものが多くなりましたね。関わってくれた人が増えて、責任感が大きくなりました。それは全員そうなんじゃないかなと思うんだけど、どう?
中村旺太郎(以下、中村) そうだね。パフォーマンスやダンスに対してより突き詰めるようになりました。今思い返すと、研究生時代は出来て当たり前のことを何度も失敗していたんです。でもデビューが決まってからは自分のことだけではなく、全員のダンスが合わさるとどう見えるのかまで意識が行くようになりました。全体を見たうえでレッスンに臨むようになりましたね。
阿久根温世(以下、阿久根) 8人でICExを結成してプロの世界に足を踏み入れた時に、たくさんのスタッフさんが力を貸してくれる状況を目の当たりにして、直感的に「本気で、死ぬ気で頑張ろう」と思ったんです。自分たちのパフォーマンスを高めることはもちろん、お客さんに楽しんでもらうためにはどういう見せ方をすればいいのか、どんな盛り上げ方をすればいいのかをより真剣に考えるようになりました。
千田波空斗(以下、千田) 個人的にはダンスに苦手意識があったので、研究生の頃は「練習行きたくないな」と思うこともあったんです。でもICExとしてデビューが決まって、メンバーの結束が強まったんですよね。お互いを支え合える関係になれたことで、最近はダンスの練習が楽しいと感じるようになったんです。
──メンバーのより良い関係性が、グループの発展につながっていると。
山本龍人(以下、山本) 研究生の時は同じ選抜メンバーであっても、6人揃ってデビューできるとは限らない状況だったので、仲間というよりライバル意識が強かった気がするんです。でもICExとしてやっていくことになって、メンバーを「これからずっと一緒に活動していく仲間」と思えたんですよね。そしたら自然と家族のような存在になっていったんです。あとは僕らのデビューを決めてくれたスタッフさんの期待に応えられるように、オフの時間も練習に費やすことが増えてきました。
──TEAM Sの6人の中に入った筒井さんと八神さんはいかがですか?
筒井俊旭(以下、筒井) TEAM Sの6人の絆が出来上がっている中に入っていくんだよな……と最初は気負いしていた部分もあったんですけど、それはほんと最初だけですね。いざ入ってみるとみんなすごくフレンドリーで、もともと知っているメンバーも多かったのですぐに輪に入れました。ICExでは今までよりもリラックスして、自然体で色々な活動に臨めるようになりましたね。
八神遼介(以下、八神) ICExのメンバーになって、お互いのことをもっと知る必要があるなと思いましたね。お互いのことをわかっていると、次どうしたらいいかが見えてくるんです。だから意見交換をするようにしています。
筒井 デビューが決まって、厳しい目で見られることも多いと思うんです。だから「ICExってすごいグループなんだな」と思ってもらえるように、日々の練習も細かいとこまで突き詰めていくようになりましたね。
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