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90年代西海岸ヒップホップの名作が動画で使用可能に

スヌープ・ドッグが〈Death Row Records〉カタログを期間限定でTikTok解禁

2023.02.15 21:00

Doggystyle/All Eyez on Me

2023.02.15 21:00

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2022年の2月にドクター・ドレーやスヌープ・ドッグの名作アルバムをリリースした〈Death Row Records〉を買収したスヌープ・ドッグ。彼は昨年、レーベル専用のストリーミングサービスをロンチするという理由で、『The Chronic』や『Doggystyle』などのアルバムをストリーミングサービスから撤廃していた。しかしこの度、TikTokで〈Death Row Records〉のカタログを使用できるようにすると明かした。

スヌープ・ドッグはTikTokのSoundOn機能で〈Death Row Records〉のカタログを1週間限定で使用できるようにすると発表した。カタログには2Pacの『All Eyez On Me』やスヌープ・ドッグ『Doggystyle』などが含まれており、1990年代の西海岸ヒップホップの名作が動画で使用できるようになる。

スヌープ・ドッグは、スーパーボウルがきっかけで限定解禁をしようと考えたとコメントしている。

「1年前に“Death Row Records”のカタログをストリーミングプラットフォームから撤廃してから、毎日誰かに“ストリーミングに戻してくれ”と言われる。スーパーボウルが近づくにつれ、2022年の私たちのアイコニックなパフォーマンスから音楽を探す人が増えると思ったんだ。だからこの歴史的なカタログを人々に再紹介したいと思ったんだ」

また、彼は近日中に〈Death Row Records〉のカタログがストリーミングサービスに戻るとも明かしている。ドクター・ドレーの『The Chronic』は今月からSpotifyやApple Musicなどのサービスに再登場しており、特設サイトも公開されていた。

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スヌープ・ドッグ

アーティスト情報

1972年LAはロング・ビーチ生まれ。ギャングの一員として荒涼とした幼少期を過ごしてきたスヌープ・ドッグ(当時スヌープ・ドギー・ドッグ)が、ラッ プに専念しようと91年にネイト・ドッグ、ウォーレン・Gと共にクリーク213を結成。西海岸の首領(ドン)=ドクター・ドレーに見出され92年「ディープ・カヴァー」でレコード・デビューを果たす。その後、ドクター・ドレーの歴史的ソロ・アルバム『クロニック』に大々的にフィーチャーされ、大きな注目を 集める。全編ドクター・ドレーの制作のもと、彼のインタースコープ傘下のレーベル=デス・ロウから満を持してリリースされたデビュー・アルバム『ドギー・ スタイル』(’93)は西海岸のギャングの生き様をリアルに描き、強烈な世界観を提示、驚異的な大ヒットを記録。瞬く間にアメリカを代表するラッパーとな る。その後、名前をスヌープ・ドギー・ドッグからスヌープ・ドッグに変更するもレーベル内の紛争に巻き込まれEMI傘下のノー・リミット・レーベルに移籍、多数のプロデューサー/ラッパーたちとの交流を深めながらコンスタントにアルバムをリリースし、常にシーンのトップ街道を突き進む。特にファレル・ ウィリアムスとのコラボレーション・アルバム『Paid tha Cost to Be da Bo$$』発表後の突き抜け具合は、目を見張るモノがある。再びインタースコープ傘下のゲフィン・レーベルに移籍後も、『R&G(リズム&ギャングス タ):ザ・マスターピース』と06年末の『ダ・ブルー・カーペット・トリートメント』と壮大なスケールのアルバムを立て続けに発表。唯一無二のヴォイスと フロウのラップ・スタイルはすでに孤高の粋にすら入っている。また音楽活動での後進の育成はもちろん、自身のバスケット・ボール・チームを通じた地域社会 の活性化、ハリウッド界への進出なども精力的に行い、その発言、行動には大きな注目が常に集まっている。

(引用)https://www.universal-music.co.jp/snoop-dogg/biography/

1996年9月魔の凶弾に倒れ、25歳の若さでこの世を去ったトゥパック。
本名、トゥパック・アマル・シャクール。
トリッキーかつユニークなヒップホップ・グループ=デジタル・アンダーグランドの構成員としてヒップホップ界潜入後、91年ソロ・デビュー。以来『ミー・アゲインスト・ザ・ワールド』(95年)、『オール・アイズ・オン・ミー』(96年)といった歴史的ヒップホップの名盤/ミリオンセラーを連発。映画『ジュース』(92年)をはじめ俳優としても活躍、また暴行、レイプ、 投獄というセンセーショナルなゴシップを放ち続け絶大な人気を確立。当時米ヒップホップ界に起こっていた西海岸vs東海岸抗争の矢面に立った彼はその抗争の象徴的な西海岸の犠牲者として死を迎える(東海岸の犠牲者はザ・ノトーリアス・B.I.G.)。死の直後も、獄中で目覚めた『君主論』(政治思想家マキャヴェリ著)に基づくマキャヴェリ名義のアルバムが発表され全米初登場1位、98年暮れに未発表アルバム、99年2月に未発表曲を含むベスト・アルバムがリリース、いずれもが大ヒットを記録。同年末には晩年の”ホーミー”=アウトロウズとの連名で『スティル・アイ・ライズ』をリリース。エミネム、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレーが惜しみないリスペクトをし続けるなど、いまだその人気は衰えを知らない。

(引用)https://www.universal-music.co.jp/2pac/biography/

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