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ノミネートは20回されつつも受賞は0回

スヌープ・ドッグが一度もグラミー賞を受賞していないことに対して疑問を示す

2023.02.08 15:00

写真:REX/アフロ (Photo by Evan Agostini/Invision/AP)

2023.02.08 15:00

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1992年にドクター・ドレーの「Deep Cover」や、ドクター・ドレーのソロ・デビューアルバム『The Chronic』に全面的にフィーチャーされ、最注目の新人ラッパーとしてデビューしたスヌープ・ドッグ。1993年にリリースしたデビューアルバム『Doggystyle』は初週に80万枚のセールスを記録する大ヒットとなり、世界で1,000万枚以上のセールスを記録した。

その後も現在に至るまで西海岸のアイコンとして数多くのヒット曲をリリースしたきたスヌープ・ドッグであるが、グラミー賞に対して疑問を示している。

彼はジェイ・Z、カニエ・ウェスト、ケンドリック・ラマー、エミネム、ファレル・ウィリアムスなどのヒップホップアーティストの歴代グラミー賞受賞数が記載された画像を投稿している。ジェイ・Zとカニエ・ウェストは今までに24度の受賞、ケンドリック・ラマーは17度、エミネムは15度、ファレル・ウィリアムスは13度のグラミー賞を受賞しているなか、スヌープ・ドッグは以下のようにコメントした。

「スヌープ・ドッグは20ノミネート、受賞は0(拍手)」

数々のヒット曲やフィーチャリングにてカルチャーに大きな貢献をしてきたが、いまだにグラミー賞を受賞していないことに言及したスヌープ・ドッグ。彼は今までに「Gin and Juice」「Drop It Like It’s Hot」「Beautiful」そしてドクター・ドレーとのコラボ曲「Still D.R.E.」でノミネートされており、ケンドリック・ラマーの『To Pimp a Butterfly』やケイティ・ペリーの『Teenage Dream』への参加でもノミネートされている。

グラミー賞を受賞していないベテランラッパーはスヌープ・ドッグ以外にも多数存在しており、2Pac、ノトーリアス・B.I.G、ニッキー・ミナージュ、DMX、バスタ・ライムスなども一度も受賞していない。

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スヌープ・ドッグ

アーティスト情報

1972年LAはロング・ビーチ生まれ。ギャングの一員として荒涼とした幼少期を過ごしてきたスヌープ・ドッグ(当時スヌープ・ドギー・ドッグ)が、ラッ プに専念しようと91年にネイト・ドッグ、ウォーレン・Gと共にクリーク213を結成。西海岸の首領(ドン)=ドクター・ドレーに見出され92年「ディープ・カヴァー」でレコード・デビューを果たす。その後、ドクター・ドレーの歴史的ソロ・アルバム『クロニック』に大々的にフィーチャーされ、大きな注目を 集める。全編ドクター・ドレーの制作のもと、彼のインタースコープ傘下のレーベル=デス・ロウから満を持してリリースされたデビュー・アルバム『ドギー・ スタイル』(’93)は西海岸のギャングの生き様をリアルに描き、強烈な世界観を提示、驚異的な大ヒットを記録。瞬く間にアメリカを代表するラッパーとな る。その後、名前をスヌープ・ドギー・ドッグからスヌープ・ドッグに変更するもレーベル内の紛争に巻き込まれEMI傘下のノー・リミット・レーベルに移籍、多数のプロデューサー/ラッパーたちとの交流を深めながらコンスタントにアルバムをリリースし、常にシーンのトップ街道を突き進む。特にファレル・ ウィリアムスとのコラボレーション・アルバム『Paid tha Cost to Be da Bo$$』発表後の突き抜け具合は、目を見張るモノがある。再びインタースコープ傘下のゲフィン・レーベルに移籍後も、『R&G(リズム&ギャングス タ):ザ・マスターピース』と06年末の『ダ・ブルー・カーペット・トリートメント』と壮大なスケールのアルバムを立て続けに発表。唯一無二のヴォイスと フロウのラップ・スタイルはすでに孤高の粋にすら入っている。また音楽活動での後進の育成はもちろん、自身のバスケット・ボール・チームを通じた地域社会 の活性化、ハリウッド界への進出なども精力的に行い、その発言、行動には大きな注目が常に集まっている。

(引用)https://www.universal-music.co.jp/snoop-dogg/biography/

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