2022.11.08 17:00
©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
2022.11.08 17:00
2023年1月13日(金)より全国公開される『そして僕は途方に暮れる』から場面写真が公開された。
本作は主人公のフリーター・菅原裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族……と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。
メガホンをとるのは、『愛の渦』『娼年』などの衝撃作を世に送り出し、各界から注目を集め続けている三浦大輔。舞台から映画へと表現の幅を確実に広げながら唯一無二の世界観を創リ上げている。本作でも、自身が書き下ろしたオリジナルの舞台を、自ら脚本・監督を手掛け映画化した。そして、舞台と同じく主人公・菅原裕一を演じたのは、Kis-My-Ft2のメンバーとして活躍する藤ヶ谷太輔。ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男っぷりを見事に体現。藤ヶ谷の映画主演は6年ぶりであり、「あんな限界を迎えたことはない」と言わしめるほど、現場ではまさしく心身を削り撮影に挑んだ。
藤ヶ谷演じる「逃げ続ける」主人公・裕一と5年間同棲している彼女・里美役に前田敦子、親友・伸二役に中尾明慶が、舞台と同じ役柄で続投。映画から新たなキャストとして、裕一の父・浩二役、母・智子役に、日本映画界をけん引する俳優、豊川悦司、原田美枝子が名を連ね、姉・香役に香里奈、バイト先の先輩・田村役に毎熊克哉、大学の後輩・加藤役に野村周平らが集結。さらに本作のエンディングでは、1984年に大ヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を起用。大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱、この物語の余韻を心に刻む。
この度、公開された場面写真には、「怒られたくない」「言われたくない」というような些細な理由でその場からすぐに逃げ出してしまう菅原裕一(藤ヶ谷太輔)が、自堕落な生活をおくる様子が写し出されている。同棲していた彼女・鈴木里美(前田敦子)から逃げ出し、幼馴染の今井伸二(中尾明慶)の家に逃げ込んだ裕一は、居候でありながら食べたお弁当のガラはおきっぱなし、洗濯は伸二に任せっきり、おまけに「俺の布団敷いといて」と自分では何もやらない。用意してもらった布団でゴロゴロしながら、翌日も仕事があり、寝ようとする伸二をよそに、深夜までテレビを見ながら笑っている場面が切り取られている。そもそも、5年もの間同棲していた彼女・里美との生活でも、全てを彼女に任せっきりだった裕一。仕事から帰ってきた彼女に、ソファーに寝そべってスマホをいじりながら「トイレの電球切れてたよ」となどと言う末……。リアルなクズっぷりが垣間見える場面写真となっている。
また、2023年1月13日(金)公開まであと約2ヵ月となり、本作の全国での上映劇場情報が一挙解禁、さらには11月11日(金)より特典付きムビチケカードが販売開始されることが決定。今回、購入特典として表面にはリュックを背負って振り返る裕一の姿が印象的なポスターがデザインされ、裏面には行き場を失い雨も降ってきてまさしく“途方に暮れる”裕一の姿を切り取った写真の特製クリアファイルがプレゼントされる。