2022.07.29 17:00
2022.07.29 17:00
オーケストラ楽団とのライブはすごく意義があった(長谷川)
――僕実は4年前のパシフィコ横浜の昼夜公演に昼夜どちらも観に行かせていただいておりまして。
有村 ありがとうございます。
――そこから5年経ってインタビュアーになるんか、みたいな。
有村 逆にインタビューしたいくらいですよ(笑)。
――(笑)。早速インタビューに移りたいんですが、6月22日(水)にアルバムをリリースして6月の末にはLINE CUBE SHIBUYAで2Daysのワンマンライブがあったと思うのですが、オーケストラを携えてのライブだったんですよね?
長谷川 オーケストラの楽団の皆さんと一緒にライブでした。バンド的にはすごく意義のある公演で、ああいう新しい形でライブができるというのはすごく刺激になるし、よかったです。
有村 定期的にやっていけたらいいなと思っています。楽曲との相性もすごく良いですしね。
――リリースしたアルバムはファンの皆さんからのリクエストで選曲されたアルバムということですよね?
有村 そうですね。メジャーデビュー25周年ということで、メジャーデビュー以降の楽曲でみんなにリクエストしてもらったもので作ったベストアルバムですね。
長谷川 昔聴いてた人も、この企画を聞いて「あの曲好きだったんだよな」と思ってリクエストしてくれた人もいると思います。
有村 バンドとしては過去にもベストアルバムが出ているので、メンバー、スタッフで話し合って、こういう形で自分たちの楽曲を好きな人たちに決めてもらおうってなって。やってよかったなと思いました。意外性のある曲もあったりして。
――メンバーお一人ずつ伺いたいのですが、収録曲は概ね予想通りだったのか、「これくるんだ」みたいな曲があったのか、いかがですか?
有村 意外だったのは「パイドパイパー」ですかね。
―― こちらは「サナトリウム」のカップリング曲ですよね。ライブではよくやられてるんですか?
有村 そんなに頻繁には演奏はしてないですね。たしかに年末のリクエストでやることはあったんですが、ベストアルバムに入るのは意外でした。
――モチーフとしては「ハーメルンの笛吹き男」だから、それこそまさにプラじゃないと表現できない世界観じゃないかなと思います。
長谷川 僕も「パイドパイパー」は意外でした。曲としてはガレージ感があって、Plastic Treeの王道ではないので驚きでした。同じような意味合いで言うと「睡眠薬」ですかね。
――これは僕も意外でした。ただ「わかってんなぁ」とも思いつつ(笑)。
長谷川 曲調的にはマニアックですからね。
――ケンケンさんはいかがですか?
ケンケン うーん…。
有村 大体出ちゃったよね(笑)。
ケンケン 強いて言うなら「剥製」ですかね。アルバムのイメージが強いと思うので、ベストの中に入るのはすごいなと思いました。
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