インタビュー
音楽アーティスト、俳優、文化人らに独自の切り口で迫るインタビュー
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“2025年7月5日”がモチーフのホラー映画で主人公を熱演 小栗有以の天真爛漫な愛され力「私をきっかけに今のAKB48を知ってもらえたら」
2025.07.04 12:00
AKB48のエース・小栗有以。グループの顔として縦横無尽に活躍の場を広げる彼女が、またひとつ新たな挑戦をやり遂げた。 映画『2025年7月5日 午前4時18分』に主演。「7月5日に破滅的な災害が起きる」というネットミームから着想した新感覚ホラームービーで、主人公・原ハルカを演じている。 2014年にAKB48に加入して以降は、正統派アイドルの道を爆進中。女性ファッション誌のモデルを務めるなど、男性だけではなく女性までもその可愛さで虜にしてきた。 AKB48結成20周年を迎えた今、絶対的なエースにかけられた期待は大きい。その中で小栗有以は今何を思うのか。「今のAKB48をたくさんの人に広めていき<a href="https://bezzy.jp/2025/07/69639/">…
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アイドル卒業後、数々の出演作品を経て初ミュージカルに挑む 「今はもっとお芝居を勉強したい」矢吹奈子が悔しさから逃げない理由、自分に願う成長とは
2025.07.03 17:00
アイドルから女優へ。進化を続ける矢吹奈子が、初めてのミュージカルに挑戦する。手塚治虫の傑作マンガをミュージカル化した『ブラック・ジャック』で、矢吹はブラック・ジャックの相棒ピノコを演じる。 芝居の道は、厳しく険しい。才能豊かな天才たちは、たくさんいる。オーディションに落ちることも一度や二度ではない。そのたびに悔しい思いをたくさん味わってきた。 それでも、投げ出すことも弱音を吐くこともしなかった。なぜなら、もっと上手くなりたいから。飽くなき成長欲求で前へ前へと進む矢吹奈子は、ミュージカルという新しい世界で何を見つけるのだろうか。 「ピノコがそこにいた」と感じてもらえたら ──矢吹さんにとっては、<a href="https://bezzy.jp/2025/07/69726/">…
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初ワンマンライブを目前にロングインタビューで素顔に迫る デビュー半年を迎えたMYERAのリアル、5人の個性はどうして一つにまとまれる?
2025.06.24 19:00
2025年1月1日にデビューした5人組ガールズグループMYERA(マイラ)。デビュー曲「Lie ライ Lie ライ / Be Naked」はオリコンデイリーシングルランキング1位を獲得し、MVの総再生数は現在460万回を突破中だ。 さまざまなバックグラウンドを持つ彼女たちが大事にしているのは、“REALを肯定すること”。“自分たち自身で新しい時代を創り出す”という意思を込めた「STAY REAL」というコンセプトを掲げ、等身大の“REAL”を体現するMYERAに、デビュー半年で早くも5作目・6作目となった2曲同時配信シングル『TORNADO / No Drip』のこと、そして目前に控えた1st<a href="https://bezzy.jp/2025/06/69219/">…
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映画『青春ゲシュタルト崩壊』の主人公たちに重ねた経験とは 二人にとって「頑張れ」はプレッシャー?佐藤新と渡邉美穂の言われたい言葉、譲れない“好き嫌い”
2025.06.23 19:00
この窮屈な社会で生きていくために、誰もがどこかで自分を押し殺している。その結果、自分を見失い、自分の顔さえも認識できなくなってしまったら──。 自分の顔が見えなくなる「青年期失顔症」を発症した女子高生・間宮朝葉と、朝葉の痛みに寄り添う優しい同級生・朝比奈聖。二人の脆くて傷つきやすい青春の日々を描いた丸井とまとの人気小説『青春ゲシュタルト崩壊』が映画化された。 聖を演じるのはIMP.の佐藤新。朝葉を演じるのは渡邉美穂。スポットライトの光をはね返しキラキラと輝く二人にも、自分を押し殺した時期はあったのだろうか。 中学生の頃は、男性のアイドルが好きだなんて言えなかった ──佐藤さんの演じた聖は一見ぶ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/69204/">…
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映画『フロントライン』の報道記者役で重要だった視点とは 「誰かの心の支えになりたい」桜井ユキが演じ続ける理由と“演じられる日常”に思うこと
2025.06.23 18:00
「私が演じることで救われる人がいたら」と語る彼女の演技に惹かれるのは、そこに真心があるからなのだろう。 映画『フロントライン』でも重要な役どころを担った桜井ユキ。本作は日本ではじめて新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を舞台に、その第一線に立つこととなった災害派遣医療チーム「DMAT」の奮闘を描く物語だ。桜井は、スクープの匂いを嗅ぎつけたニュースディレクターの上野舞依を演じている。 そんな桜井に撮影当時の心境だけでなく、コロナ禍をどのように過ごしていたのかも振り返ってもらった。そこから浮かび上がってきたのは、役を演じることにかける強い想いと、「人と人の触<a href="https://bezzy.jp/2025/06/69139/">…
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映画『ぶぶ漬けどうどす』が描く京都文化に3人は何を思う? 「全部さらして言う本心に価値がある」大友律×若葉竜也×冨永昌敬監督の同調社会での振る舞い方
2025.06.17 18:00
フォトグラファーの前でポーズを決める大友律に、若葉竜也が自前のカメラを向ける。そんなイタズラめいた遊びの中に、二人の信頼関係が覗き見える。 10年以上の付き合いだという大友と若葉がスクリーンで名を連ねた。それが冨永昌敬監督の最新作『ぶぶ漬けどうどす』だ。2017年の『南瓜とマヨネーズ』で初めて三人揃って映画をつくり、翌年『素敵なダイナマイトスキャンダル』でも再び顔を合わせた。3度目となる本作は、京都人の本音と建前を題材としたブラックコメディ。空気を読めなければうっかり取り違えてしまうハイコンテクストなコミュニケーション文化は、今や京都に限らず日本中で求められている。 迂闊に本心も言えない現代社<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68638/">…
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ドラマ『トラックガール2』を経て語る、心の現在地と未来 頼られることで強くなれる。乃木坂46とともに変化する遠藤さくらの成長曲線
2025.06.13 18:00
乃木坂46に加入して約6年半。これまでの数々の挑戦について、「期待に応えたい一心で向き合うことが多い」と答えた遠藤さくら。 配信中のドラマ『トラックガール2』もその一つ。2023年に配信され話題となったドラマの続編で、遠藤は何があっても弱音を吐かず、日々をポジティブに生きる女性トラック運転手の鞍手じゅんを演じている。その主演ぶりは前作以上に堂々としたもので、それでいて完成披露試写会などでの受け答えを聞くと、「そんな謙遜しなくても……」と誰もが思うはずだが、グループ加入当初から変わらない謙虚さこそ遠藤さくらの大きな魅力だ。 演技においては、いわゆる憑依型ではないように思う。だからこそ、自身のキャ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68177/">…
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映画『見える子ちゃん』の主演秘話、実感する内面の変化とは 何もできなくても、私にはお芝居がある。原菜乃華が「俳優を続けてきたこと」で叶えた夢
2025.06.11 18:00
『どうする家康』『ミステリと言う勿れ』、そして【推しの子】。近年話題となった作品で、彼女……原菜乃華の確かな演技力と存在感に目を奪われた人は多いのでは? 6歳から子役として活動をスタートし、現在21歳。アニメ『すずめの戸締まり』の主人公役で一躍注目を浴びた彼女だが、その長いキャリアが今、いろいろな作品で“花開いている”ように感じる事が多い。6月に公開された主演映画『見える子ちゃん』は、同名のホラーコメディ漫画を映画化したもの。この作品でもまた、これまでにない彼女の魅力が全開となっている。映画について、「演じる」ということについて、近年の自身の環境の変化について、プライベートについて……彼女が<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68298/">…
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映画『BADBOYS』で初共演した2人が貫きたい信念を語る 豆原一成×池﨑理人が思う真の強さとカッコよさ、メンバーがくれる“仲間”としての相乗効果とは
2025.06.10 18:00
JO1とINI。ボーイズグループ戦国時代の旗手と呼んでいい2大グローバルボーイズグループの一員が、スクリーンで鮮やかな共演を果たした。 映画『BADBOYS -THE MOVIE-』は、不良チームがてっぺんを目指す、族の戦国時代に、弱小チーム・極楽蝶が仲間を守るため拳を交わす熱い友情と戦いの物語だ。主演の豆原一成(JO1)が演じるのは、喧嘩もしたことのないおぼっちゃん・桐木司。温室育ちの司が不良の世界へと飛び込み、極楽蝶の八代目頭となってテッペンを目指す。そして、そんな司を支える仲間の一人・川中陽二を池﨑理人(INI)が演じた。 「男らしさ」が死語となりつつある令和の時代に、なぜこんなにも男の<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67850/">…
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出演舞台『春醒』への思い、現在の活動を支える信念とは 「いつか胸を張って女優と言えるように」北野日奈子が少しずつ認められるようになった“自分のこと”
2025.06.10 12:00
乃木坂46卒業後、競馬にYouTube、そして女優と活躍の場を広げ続ける北野日奈子。卒業時点では「やりたいことが何もなかった」と言う彼女は、どう自分の道を見つけていったのだろうか。 そこには、好きなものに対する愛は誰にも負けないという、北野日奈子だけの強みがあった。 今は肩書きに女優さんも“入れてもらっている”感覚なんです ──まずは出演中の舞台『春醒』の感想をお聞かせください。(取材は5月末に実施) もうすでに父と母と妹が観に来てくれて。3人とも大喜びで、「いい作品に関われてよかったね」と感想をくれました。演じていてもすごく楽しいんです。笑いもありつつ、ジーンと来るようなところもあって、お客<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68264/">…
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最新公開作『か「」く「」し「」ご「」と「』で念願の役に 「どれだけ吸収しても新鮮な刺激がある」早瀬憩が現場で広げる興味の世界
2025.06.09 18:00
この日現れた早瀬憩は、チャーミングポイントである柔和な笑顔で周囲を和ませていた。 実際に対面した彼女は明るく素直で、話していると自然とこちらも朗らかな気分になってくる。どこへ行っても愛される人なのだろう。 早瀬といえば、2024年公開の『違国日記』と『あのコはだぁれ?』の2作での好演により、映画界の若手注目株となった存在だ。次はどんな作品に出演し、どんな演技を披露するのか、多くの映画ファンが注視していたはずである。そんな彼女が次に挑んだのは、住野よる原作の『か「」く「」し「」ご「」と「』。とある高校を舞台に、少しだけ特別なチカラを持つ5人の男女の想いを紡いでいく作品だ。 もともと原作の大ファン<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67783/">…
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『低体温男子になつかれました。』胸キュンシーンの舞台裏も 曽野舜太×箭内夢菜が“ありのまま”でいれる場所、二人は素の自分をどれだけ愛せてる?
2025.06.05 18:00
「自分が自分を愛してあげなきゃ誰が愛してくれんねん」。そう曽野舜太がトレードマークの関西弁で話すと、隣にいる箭内夢菜もまた「嫌いな部分もあるけど、好きになろうと頑張ってます」と控えめに微笑む。対照的な二人だけど、自分を大切にしたいという気持ちは同じだ。 放送中のドラマ『低体温男子になつかれました。』で二人が繰り広げるのは、塩対応がデフォルトの低体温男子と、平熱高めの世話焼き女子によるラブストーリー。無愛想な年下男子・相馬亮介を曽野舜太、なぜか相馬になつかれるヒロイン・緒方琴里を箭内夢菜が演じている。 過去のトラウマが原因で体型にコンプレックスを抱いている琴里は、恋愛に対してずっと臆病だった。だ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67960/">…
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映画『か「」く「」し「」ご「」と「』主演俳優の素顔に迫る 奥平大兼はどういう人?隠さず語る等身大の胸の内
2025.06.04 18:00
奥平大兼は、とても正直な人だ。どんな質問にも包み隠さず答え、自分をよく見せようという自意識がまるでない。きっと俳優であることよりも、まず一人の21歳の人間としてどうありたいかを大切にしているような気がした。だからこそ、彼は作品ごとに自然と役に溶け込み、姿を変えてしまうのだろう。 最新主演映画『か「」く「」し「」ご「」と「』で演じたのは、クラスの人気者・三木直子に密かに恋心を寄せながら、「自分なんかただのクラスメイトでいい」と想いを隠している高校生・大塚京。 隠しごとはゼロ。むしろ「もっと自分の素を思い切り出していきたい」と言う奥平大兼の等身大の素顔とは──。 仲の良い子のことはわかりたいし、わ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67893/">…
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個性をエンパワーする3rdシングル全曲解説、2年目の抱負も IS:SUEが1年で磨いたアイデンティティ さらなる強さを纏い「より価値のある存在」に
2025.05.29 12:00
昨年6月19日にシングル『1st IS:SUE』でデビューしたガールズグループIS:SUE(イッシュ)が5月21日、3rdシングル『EXTREME DIAMOND』をリリースした。 デビュー前の「KCON JAPAN 2024」の初パフォーマンスから堂々たるステージングと実力で我が道を突き進んできた彼女たち。最近では時代を超えて愛される名曲をカバーする「TIE’m IS:SUE」というプロジェクトを始動し、SNSで注目度の高さを伺わせている。 ますます勢いを加速させながら、間もなく迎えるデビュー1周年。初登場となるインタビューでは、3rdシングルについてはもちろん、この1年を振り返っ<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66936/">…
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世界で支持される人気作曲家が語る、活動で最も大事なこと 澤野弘之が「自分だからこそ」の道で目指す地点 20周年を迎えなお走り続ける原動力とは
2025.05.27 18:30
アニメ『進撃の巨人』や『機動戦士ガンダムUC』シリーズ、ドラマ『医龍』シリーズの劇伴を担当し、国内外で支持される作曲家・澤野弘之。現在放送中のアニメ『TO BE HERO X』のメインテーマ、オープニングテーマ、エンディングテーマ、ナイス編の劇中歌を手がけている。 宮野真守、花澤香菜、内山昂輝、中村悠一、松岡禎丞、佐倉綾音、水瀬いのり、山寺宏一、島﨑信長、花江夏樹という超豪華な声優陣が一同に会したスーパーヒーロー活劇の音楽を作るにあたり、澤野がこだわったこととは? また2024年にボーカルプロジェクト・SawanoHiroyuki[nZk]の活動が10周年を迎え、2025年には作家20周年を迎<a href="https://bezzy.jp/2025/05/67095/">…
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丸山隆平主演『金子差入店』で一躍注目される新進俳優の素顔 初めて感じた“自分じゃない自分” 川口真奈が映画デビュー作で心に刻んだものとは
2025.05.26 18:30
映画『金子差入店』で記念すべき映画デビューを果たした川口真奈。「第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で準グランプリを獲得し、芸能界入り。次世代女優の一角として飛躍を期待される17歳だ。 映画では、母親を殺したヤクザの横川哲(岸谷五朗)に面会を求め拘置所に通い続ける女子高生・二ノ宮佐知を演じた。初演技とは思えない、深い陰影を帯びた表情で観る者を釘付けにした川口だが、素顔は想像以上の天然キャラのようで……。 その才能も、キャラクターも、知れば知るほど底が見えない未完の大器が今、夢へと続く最初の一歩を踏み出した。 子どものときから目立つのは結構好きでした ──まだ取材を受ける機会はそう多くな<a href="https://bezzy.jp/2025/05/67403/">…
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思春期の繊細な感情を描いた短編映画『はるうらら』でW主演 憧れの“大人像”につのる期待 星乃あんな&河村ここあ、現在の役者観は?
2025.05.26 17:30
衣装の制服姿で現れた2人には、大人っぽさと初々しさが共存していた。中学校を卒業したばかりの星乃あんなと、高校3年生の河村ここあ。 2人が主演する映画『はるうらら』は、5月16日に公開された外山文治監督による短編作品集『東京予報』の一編。趣味も顔もそっくりな似たもの同士の春と麗。春には幼い頃に離れ離れになった父親がいて、ある日偶然SNSでその姿を見つける。そこで父が営むカフェまで会いに行くことを決意した春は、春が麗に、麗が春になり変わるといういたずらを仕掛けに行く。 7月公開の映画『この夏の星を見る』にも出演が決定している春役の星乃と、6月に映画『青春ゲシュタルト崩壊』の公開を控える麗役の河村。<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66944/">…
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草彅剛主演『新幹線大爆破』も話題の天性の俳優が素顔を語る “等身大”を楽しむ芸歴17年の18歳、豊嶋花の演技力をつかさどる「共感性」とは
2025.05.16 18:00
現像されたチェキを確認しながら「ビジュイイじゃん」とスタッフが声をかけると、「あ〜! イイじゃんポーズをすれば良かった!」とおどけて周囲の笑いを誘う。目の前にいる彼女は、ドラマや映画で観るよりずっと明るくて物怖じしない天真爛漫な女の子だった。 18歳にして芸歴17年。物心がついた頃からずっとお芝居に関わり続けてきた豊嶋花は今、着々と本格女優への道を歩みはじめている。 作品世界にすっと溶け込む確かな演技力。胸の内を覗き込みたくなる圧倒的な吸引力。この天性の女優の正体は何者か。役というヴェールを脱いだ豊嶋花の素顔に迫る。 草彅さんのギターで「丸ノ内サディスティック」を弾きました ──豊嶋さんが出演<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66643/">…
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久々の朗読劇で板谷由夏と初共演、多岐な活動への思いに迫る カテゴライズされない今の状況が面白い。津田健次郎がボーダレスに活躍できる理由とは
2025.05.14 18:00
CMやドキュメンタリー番組でその低音ボイスを響かせたと思えば、1クールで何本もの地上波アニメに声優として出演。それでいて、最近はドラマでもすっかりおなじみの顔となっている。果たしてこの人は何人居るんだろうか……? そんなことすら今の津田健次郎を見ていると思ってしまう。 そんな彼が5月23日から朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない』に出演。板谷由夏との2人芝居で、セックスレスをきっかけに夫婦のあり方を模索する夫・大山孝志役を演じる。久々の朗読劇出演と、本人にとって「舞台」とは、そして色々変わっているであろう、自身を取り巻く環境と立ち位置について。津田健次郎の“現在地”について語ってもら<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66552/">…
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『パリピ孔明』への出演がキャリアに与えたインパクトとは? これからも「この役をやってほしい」と求めてもらえるように、向井理が描く俳優活動の地平
2025.05.08 19:00
2023年秋ドラマで実写化され話題を集めた「パリピ孔明」が映画化。『パリピ孔明 THE MOVIE』として全国公開された。 向井理が演じる三国時代の天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生し、アマチュアシンガー月見英子の軍師として音楽の力で天下泰平を目指すという「パリピ孔明」。三国時代の出立ちで現代に馴染む孔明は、そのビジュアルで目を引くのはもちろんのこと、華麗な計略で視聴者を驚きと爽快感で包んでくれる。孔明を演じた向井は、ドラマ・映画にわたりどのようにこの作品と向き合ったのだろうか。 なぜ孔明が自分なのか正直わからなかった ──インタビュー前の撮影中、外の花壇のお花を見ながら「さっき近くまで見に<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66153/">…
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『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が描く純愛とは 萩原利久×河合優実の価値観トーク 優しくて痛い「恋の残酷さ」に二人が思うこと
2025.05.06 17:30
恋は、残酷だ。すべての人の想いが、報われるとは限らない。誰かの恋が実るその陰で、誰かの恋が破れて、誰かがひっそりと泣いている。あらゆる恋は、届かなかった想いの残骸の上に実る果実なのかもしれない。特に、まだ自分のことしか見えない若い時期ならなおさらのこと。 そんなピュアで、エゴイスティックな恋を生々しく描いた映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が4月25日に公開された。主人公は、肥大化した自意識を抱える大学生の小西徹(萩原利久)。冴えない大学生活から自らを守るために日傘を差して生きてきた小西は、同じ大学に通う桜田花(河合優実)と恋におちる。 人を好きになると、世界が広がる。人を好きにな<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66130/">…
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劇団☆新感線『紅鬼物語』が開幕間近、今の目標と原動力とは デビュー7年目で念願の初舞台へ 一ノ瀬颯の心を占める「自分磨き」への思い
2025.05.05 18:00
人にはそれぞれターニングポイントがある。あのときのあの経験が、今の自分をつくっている。そんな転換点をどれだけ持てるかが、人の成長を左右する。 俳優・一ノ瀬颯にとって、この作品との出会いが大きなターニングポイントになるかもしれない。5月13日から開幕する劇団☆新感線『紅鬼物語』に出演。役者人生7年目にして初舞台となる。 2019年に『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で俳優デビューして以降、『Believe-君にかける橋-』『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』『119 エマージェンシーコール』など話題作への出演が続く一ノ瀬だが、かつては自分のいいところを見つけるのがあまり得意ではなかったと言う。自己評<a href="https://bezzy.jp/2025/05/65883/">…
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初主演映画『6人ぼっち』を通して語る等身大の友情観 今、野村康太を満たすもの 友達と芝居を愛するピュアな心はどうやって形成された?
2025.05.02 19:00
野村康太の魅力は、透明感だと思う。瑞々しい美肌と、涼やかな目元。何よりもひねたところがまるでない、周囲に対して感謝を惜しまないピュアな心が、野村康太という人間の魅力をかたどっている。 初の単独主演映画『6人ぼっち』で演じたのは、クラスに居場所ない“ぼっち”の加山糸。同じく“ぼっち”のクラスメイト5人と修学旅行で同じ班になったことから、6人の間に生まれるはずのなかった友情が芽生えていく。 野村康太もまた、かけがえのない友人に支えられてここまでやってきた。これは、彼が愛するお芝居と、ファンと、友達についての話だ。 僕も糸と同じで、人に話しかけるのは苦手 ──今回、陰キャの加山糸を演じました。野村さ<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66150/">…
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日米共同制作ドラマ『HEART ATTACK』で得た手応えとは 寛一郎と三浦透子が認め合う“変わらなさ” 2人がSF作品を通じて現代に差し伸べたもの
2025.05.01 19:00
フジテレビと、『インビジブル』や『ウォーキング・デッド』を手がける米・スカイバウンド社が共同制作したFODオリジナルドラマ『HEART ATTACK』が現在配信中。地上波フジテレビでも毎週木曜深夜に放送されている。 とある特殊能力を持ったことで厳しい監視下に置かれ、一般社会から隔離された集落に生きる“ヴァリアント”と呼ばれる者たち。寛一郎演じるウミンと三浦透子演じるエマが出会うことで物語が動き出し、やがて2人が手をつなぐことで発生する力が、大きなうねりとなっていく。 ユニバーサルなスケール感を誇る製作体制のもとにエンターテインメント性の高いディストピアSFの様相で描かれる本作には、いくつものテ<a href="https://bezzy.jp/2025/05/65202/">…
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ドラマ『子宮恋愛』キャスト3人がそれぞれの価値観を語る 松井愛莉×大貫勇輔×沢村玲の生き方鼎談 「人生の主人公は自分」と思うための重要要素とは?
2025.05.01 18:00
自分が主人公の人生を生きよう。いろんな雑誌や映画でそんなフレーズが飛び交っていて、頭ではわかっているし、自分もそう生きたいと思っている。だけど、なかなか人生の操縦桿を自分の手で握ってハンドリングできない人も、きっと多い。 この物語のヒロイン・苫田まきもその一人だ。ドラマ『子宮恋愛』は、夫に本音を言えず、嫌なことを言われても愛想笑いで誤魔化すしかできなかったまきが、自分の足で自分の人生を歩み出すための物語。そのきっかけとなるのが、会社の同僚・山手旭との出会いだった。ブラジル育ちでオープンな山手の生き方に振り回されながら、まきは理想の自分へと近づいていく。 まき役を演じるのは、松井愛莉。山手役は、<a href="https://bezzy.jp/2025/05/65803/">…
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映画『パリピ孔明』現場で感じたことは?独自の創作観に迫る 「得意不得意はわからないけど、演じるのはすごく楽しい」詩羽がフラットに向き合う自分らしさ
2025.04.30 18:00
現在連載中の原作マンガも大人気、2023年制作のTVドラマもSNSでトレンド1位を記録するなど、話題を振り撒き続ける『パリピ孔明』が映画化。『パリピ孔明 THE MOVIE』では、現代に転生した天才軍師・諸葛孔明(向井理)とアマチュアシンガー月見英子(上白石萌歌)が、日本を代表する3大音楽レーベルが頂点を競う史上最大の音楽バトルフェスに参戦し、ライバルたちと激しい戦いを繰り広げていく。映画のライブシーンでは数々のアーティストが登場して大迫力のパフォーマンスを展開。『パリピ孔明』ならではの笑えるシーンもてんこ盛りだが、同時に音楽の豊かさも存分に味わえる、最高のフェス映画になっている。&<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65866/">…
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全力で走り抜けた映画『パリピ孔明』公開を迎えた胸中とは 観たもの、演じたもの、歌ったもの全てが原動力。上白石萌歌が表現者であり続けられる理由
2025.04.28 18:00
「歌も芝居も、自分のなかでは両輪という感覚があります」と上白石萌歌は語る。俳優としての繊細な表現力と、adieuというシンガーとして紡ぐ内省的な音楽世界。ふたつの顔を持つ彼女は、テレビドラマに続き映画『パリピ孔明 THE MOVIE』で月見英子=EIKOという役を通して何を掴んだのだろうか。 「エンタメで落ち込んで、エンタメに救われる」という言葉には、表現の世界に全身全霊を捧げる覚悟と、誰かの心に生き続けられる作品を創出したいという切実な願いが込められていた。 EIKOとして歌うことで開かれる道がある ——萌歌さんは、キャリアの初期から俳優業とシンガーとしての活動を両立されていますが、ご自身の<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65856/">…
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誰かとのご飯の時間は何をくれる?ドラマ『女優めし』で主演 堀未央奈が持つしなやかな強さ、健全な人間関係のために意識していることとは
2025.04.26 17:00
強い人だ。何があってもブレない自分というものが、堀未央奈にはある。 だけど、その強さは決して自然由来のものではない。彼女が28年の人生の中で、ハードな想いも味わいながら、自ら勝ち取ってきた強さだ。だから、彼女の言葉は胸を打つ。 人と比べ合い、自分の幸せを見失いがちの現代に、ブレない堀未央奈はどんなことを思うのだろうか。 栄養と欲なら、勝つのは欲です(笑) ──『遺書、公開。』に続き、2度目のBezzyご登場です。前回、Tシャツに文字を入れるなら「私は悪くない」と入れるという話がすごく面白くて。 実はあのあと、ファンの方から「私は悪くない」とプリントされたTシャツをいただいたんです(笑)。 ──<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65410/">…
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Netflix『ムーンライズ』を重要キャラの声と主題歌で彩る 今は自分のためじゃなく、“あなた”のために歌いたい。アイナ・ジ・エンドという表現の浄化力
2025.04.16 18:00
原作をSF作家の冲方丁、キャラクター原案を『鋼の錬金術師』の荒川弘、監督を『進撃の巨人』シリーズの肥塚正史が務め、同じく『進撃の巨人』で世界中にその名を轟かせたWIT STUDIOが制作するNetflixの完全新作アニメ『ムーンライズ』。 地球と月を舞台に濃厚な人間ドラマとダイナミックなアクションシーンが展開するこの作品で、物語の重要な鍵を握るマリーという人物を演じたのがアイナ・ジ・エンドだ。 映画『SING/シング: ネクストステージ』以来となる声優に挑戦した彼女は、主題歌の「大丈夫」も書き下ろし、『ムーンライズ』の世界をその声でいっそう豊かに彩っている。2023年のBiSH解散以<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65069/">…
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初単独主演映画『ゴーストキラー』公開を迎えて語る胸の内 髙石あかりにとって揺るがない「守る」の定義 律し合える存在に伝えたい想いとは
2025.04.15 18:00
期待されればされるほど、それを力に、楽しさに変える。髙石あかりの言葉はポーズではなく、ランナーズハイなわけでもない。さまざまな作品で彼女はそれを実力で証明してきた。 今年に入ってからも映画『遺書、公開。』や、ドラマ『御上先生』『アポロの歌』などでインパクトを更新した髙石が、4月11日公開の映画『ゴーストキラー』で映画単独初主演を飾った。監督の園村健介は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズでアクション監督を、脚本の阪元裕吾は同シリーズで監督・脚本を手掛けてきた、髙石にとって運命を共にしてきた二人だ。 演じたのは、ひょんなことから三元雅芸演じる元殺し屋・工藤の霊を身体に降ろす力を手にし、成仏させるため<a href="https://bezzy.jp/2025/04/64688/">…