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全力で走り抜けた映画『パリピ孔明』公開を迎えた胸中とは 観たもの、演じたもの、歌ったもの全てが原動力。上白石萌歌が表現者であり続けられる理由
2025.04.28 18:00
「歌も芝居も、自分のなかでは両輪という感覚があります」と上白石萌歌は語る。俳優としての繊細な表現力と、adieuというシンガーとして紡ぐ内省的な音楽世界。ふたつの顔を持つ彼女は、テレビドラマに続き映画『パリピ孔明 THE MOVIE』で月見英子=EIKOという役を通して何を掴んだのだろうか。 「エンタメで落ち込んで、エンタメに救われる」という言葉には、表現の世界に全身全霊を捧げる覚悟と、誰かの心に生き続けられる作品を創出したいという切実な願いが込められていた。 EIKOとして歌うことで開かれる道がある ——萌歌さんは、キャリアの初期から俳優業とシンガーとしての活動を両立されていますが、ご自身の<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65856/">…
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誰かとのご飯の時間は何をくれる?ドラマ『女優めし』で主演 堀未央奈が持つしなやかな強さ、健全な人間関係のために意識していることとは
2025.04.26 17:00
強い人だ。何があってもブレない自分というものが、堀未央奈にはある。 だけど、その強さは決して自然由来のものではない。彼女が28年の人生の中で、ハードな想いも味わいながら、自ら勝ち取ってきた強さだ。だから、彼女の言葉は胸を打つ。 人と比べ合い、自分の幸せを見失いがちの現代に、ブレない堀未央奈はどんなことを思うのだろうか。 栄養と欲なら、勝つのは欲です(笑) ──『遺書、公開。』に続き、2度目のBezzyご登場です。前回、Tシャツに文字を入れるなら「私は悪くない」と入れるという話がすごく面白くて。 実はあのあと、ファンの方から「私は悪くない」とプリントされたTシャツをいただいたんです(笑)。 ──<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65410/">…
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Netflix『ムーンライズ』を重要キャラの声と主題歌で彩る 今は自分のためじゃなく、“あなた”のために歌いたい。アイナ・ジ・エンドという表現の浄化力
2025.04.16 18:00
原作をSF作家の冲方丁、キャラクター原案を『鋼の錬金術師』の荒川弘、監督を『進撃の巨人』シリーズの肥塚正史が務め、同じく『進撃の巨人』で世界中にその名を轟かせたWIT STUDIOが制作するNetflixの完全新作アニメ『ムーンライズ』。 地球と月を舞台に濃厚な人間ドラマとダイナミックなアクションシーンが展開するこの作品で、物語の重要な鍵を握るマリーという人物を演じたのがアイナ・ジ・エンドだ。 映画『SING/シング: ネクストステージ』以来となる声優に挑戦した彼女は、主題歌の「大丈夫」も書き下ろし、『ムーンライズ』の世界をその声でいっそう豊かに彩っている。2023年のBiSH解散以<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65069/">…
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初単独主演映画『ゴーストキラー』公開を迎えて語る胸の内 髙石あかりにとって揺るがない「守る」の定義 律し合える存在に伝えたい想いとは
2025.04.15 18:00
期待されればされるほど、それを力に、楽しさに変える。髙石あかりの言葉はポーズではなく、ランナーズハイなわけでもない。さまざまな作品で彼女はそれを実力で証明してきた。 今年に入ってからも映画『遺書、公開。』や、ドラマ『御上先生』『アポロの歌』などでインパクトを更新した髙石が、4月11日公開の映画『ゴーストキラー』で映画単独初主演を飾った。監督の園村健介は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズでアクション監督を、脚本の阪元裕吾は同シリーズで監督・脚本を手掛けてきた、髙石にとって運命を共にしてきた二人だ。 演じたのは、ひょんなことから三元雅芸演じる元殺し屋・工藤の霊を身体に降ろす力を手にし、成仏させるため<a href="https://bezzy.jp/2025/04/64688/">…
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偉大なキャプテン卒業という節目で示した高い飛躍への意思 日向坂46史に刻まれた佐々木久美の精神、グループがまた一つ勇ましくなった「6回目のひな誕祭」
2025.04.13 14:00
もはやおひさまたちにとっての聖地と呼んではばかられることはないであろう、横浜スタジアム。こちらにて行われた日向坂46「6回目のひな誕祭」。2日間の動員は総計約7.2万人。パフォーマンスした楽曲数は「日向坂46名義の楽曲を“全曲”披露」との事前アナウンス通り、さらには前身であるけやき坂46(通称:ひらがなけやき)時代の楽曲も含め2日間で総計114曲が披露され、2日間でのパフォーマンス総時間は9時間を超えた。 そこでグループは去る2024年12月25日・26日に開催された自身2度目の東京ドーム公演2日目終演後のモニターに映し出された“ここから、はじまる。行こう、一緒に。”という言葉の先を力強く、そ<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65012/">…
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V系カルチャーを舞台にした映画『V. MARIA』で念願の初主演 俳優・菊地姫奈の終わらない成長期 趣味に食に貪欲な20歳の素顔とは?
2025.04.11 18:00
菊地姫奈は何の人? 現在においては、多くの人がトップグラビアアイドルとしての姿を想像すると思う。だが菊地姫奈は俳優であり、モデルでもある。昨年はその可能性が大きく広がった1年だった。 メイン出演したドラマ『ウイングマン』や実写版【推しの子】、今年に入ってから映画『遺書、公開。』など話題作に次々と出演。等身大の女子高生から理不尽な目に遭う役柄、嫉妬心にまみれた役柄までこなす彼女の俳優としての魅力が世間にも浸透しつつある。 そして4月に公開された映画『V. MARIA』では、ついに単独初主演。菊地は、ヴィジュアル系のバンギャだった亡き母の足跡をたどることで友情や自分自身、好きなものの尊さを見つめ直<a href="https://bezzy.jp/2025/04/64505/">…
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最新ドキュメンタリー映画の裏側、盟友・番場秀一を語る 偶然結実した森山直太朗の必然 映画でしか表現できなかった、言葉にならない感情とは
2025.04.04 18:00
映画『素晴らしい世界は何処に』はおそらく観る人に新しい体験をもたらす映像作品だ。森山直太朗が2022年から約2年弱をかけて全国をめぐったデビュー20周年ツアー『素晴らしい世界』の〈番外篇〉として開催された、2024年3月16日の両国国技館でのライブ映像を軸に、ツアーの過程で起きたさまざまな出来事が挿まれるこの作品は、単なるライブドキュメンタリーとは言い難い。 旅の途──直面せざるを得なかった父親の死、約40年ぶりの家族の再会。生きていくなかで分かちがたく連関するシンガーソングライターとしての森山と、誰かの子どもである森山の人生の時間。監督は森山初のドキュメンタリー映画『人間の森をぬけて』(20<a href="https://bezzy.jp/2025/04/64236/">…
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「お互いよく頑張った」壮絶な『ガンニバル』撮影を振り返る 恒松祐里&倉悠貴の感情コントロール術 狂気を演じた二人が語る世界への手応え
2025.04.02 18:00
俳優は、時に日常では決して体感し得ることのない感情をその身に宿らせなければいけない。狂気の淵に立たされたとき、演じる俳優はどんな境地にあるのだろうか。 ディズニープラス スターにて独占配信中の『ガンニバル』。待望の続編であり完結編となるシーズン2で明かされるのは、「人を喰っている」と囁かれる供花村の秘密だ。はたして供花村の過去に何があったのか。その真実に辿り着いたとき、誰もが人間の醜さと欲深さに戦慄するだろう。 忌まわしき過去の中心に立つのが、若き日の後藤銀と神山正宗。物語の鍵を握る重要人物を恒松祐里と倉悠貴が演じる。その二人に、狂気と向き合った日々を振り返ってもらった。 ロック画面を開くたび<a href="https://bezzy.jp/2025/04/63785/">…
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80年代が舞台のこの怪作は、なぜ心を揺さぶるのか? Hey! Say! JUMP髙木雄也が虚飾に潜む“闇”を魅せる、ミュージカル『アメリカン・サイコ』開幕
2025.04.01 20:30
髙木雄也が、あのHey! Say! JUMPの髙木雄也が、白ブリーフ1枚で舞台上を駆け回る。 そんな舞台『アメリカン・サイコ』が3月30日、新国立劇場中劇場で幕を開けた。 冒頭からなかなか衝撃的な表現だが、この舞台を実際に観た人はけしてこれが誇張表現ではないことがわかっていただけると思う。というか、多分おおよその人が想像した以上に彼はほぼずっと裸で舞台上に存在するが、それ以外はブランド物のスーツに身を包んでセックスとドラッグとビジネスに精を出し、そして殺人を犯す。なんともセンセーショナルな姿が、そこにある。 舞台は、80年代末のバブル期。NYウォール街の投資会社に勤めるエリートビジネスマンのパ<a href="https://bezzy.jp/2025/04/64224/">…
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1stショーケース完売で勢いに乗る5人が新曲を携えて初登場 2025年デビューの超実力派グループ、MYERAが時代に刻む個性と結束力
2025.03.31 19:00
2025年1月1日、5人組ガールズグループMYERA(マイラ)が鮮烈なデビューを飾った。デビュー曲「Lie ライ Lie ライ」のMVは現在280万回再生を突破、「Be Naked」のMVは約140万回再生、「BUSY」のMVも100万回再生越えとデビュー直後から高い注目度を誇る彼女たちは、人気だけでなく実力も兼ね備えた本格派。オーディション番組経験者や韓国で練習生として過ごしたメンバーがいたり、それぞれ異なるバックボーンを持つ5人が集結し、その個性をパフォーマンスにぶつけている。 まだデビューから間もない彼女たちだが、インタビューは和気あいあいとした雰囲気。メン<a href="https://bezzy.jp/2025/03/64035/">…
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