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テント公演でしか味わえない醍醐味、体感すべき魅力を解説 安田章大の“特権的肉体”が縦横無尽に跳ね回る!新宿梁山泊『アリババ』『愛の乞食』開幕
2025.06.17 18:30
花園神社のテントに、安田章大が立っている。何度も目を疑いそうになるが、これは今、新宿で起こっている紛れもない“事件”だ。それも、とびきりワクワクするタイプの……! SUPER EIGHTの安田章大が東京・新宿の花園神社境内 特設紫テントにて6月14日より上演中の新宿梁山泊『愛の乞食』『アリババ』に出演。それに先がけ13日、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。 安田章大と新宿梁山泊の主宰・金守珍、そして唐十郎作品の組み合わせは2023年の『少女都市の呼び声』に続いて2回目となるが、前作がTHEATER MILANO-Zaという立派で大きな“新劇場”だったのに対し、今回はなんと新宿梁山泊のホームグラ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68865/">…
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映画『ぶぶ漬けどうどす』が描く京都文化に3人は何を思う? 「全部さらして言う本心に価値がある」大友律×若葉竜也×冨永昌敬監督の同調社会での振る舞い方
2025.06.17 18:00
フォトグラファーの前でポーズを決める大友律に、若葉竜也が自前のカメラを向ける。そんなイタズラめいた遊びの中に、二人の信頼関係が覗き見える。 10年以上の付き合いだという大友と若葉がスクリーンで名を連ねた。それが冨永昌敬監督の最新作『ぶぶ漬けどうどす』だ。2017年の『南瓜とマヨネーズ』で初めて三人揃って映画をつくり、翌年『素敵なダイナマイトスキャンダル』でも再び顔を合わせた。3度目となる本作は、京都人の本音と建前を題材としたブラックコメディ。空気を読めなければうっかり取り違えてしまうハイコンテクストなコミュニケーション文化は、今や京都に限らず日本中で求められている。 迂闊に本心も言えない現代社<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68638/">…
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ドラマ『トラックガール2』を経て語る、心の現在地と未来 頼られることで強くなれる。乃木坂46とともに変化する遠藤さくらの成長曲線
2025.06.13 18:00
乃木坂46に加入して約6年半。これまでの数々の挑戦について、「期待に応えたい一心で向き合うことが多い」と答えた遠藤さくら。 配信中のドラマ『トラックガール2』もその一つ。2023年に配信され話題となったドラマの続編で、遠藤は何があっても弱音を吐かず、日々をポジティブに生きる女性トラック運転手の鞍手じゅんを演じている。その主演ぶりは前作以上に堂々としたもので、それでいて完成披露試写会などでの受け答えを聞くと、「そんな謙遜しなくても……」と誰もが思うはずだが、グループ加入当初から変わらない謙虚さこそ遠藤さくらの大きな魅力だ。 演技においては、いわゆる憑依型ではないように思う。だからこそ、自身のキャ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68177/">…
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映画『見える子ちゃん』の主演秘話、実感する内面の変化とは 何もできなくても、私にはお芝居がある。原菜乃華が「俳優を続けてきたこと」で叶えた夢
2025.06.11 18:00
『どうする家康』『ミステリと言う勿れ』、そして【推しの子】。近年話題となった作品で、彼女……原菜乃華の確かな演技力と存在感に目を奪われた人は多いのでは? 6歳から子役として活動をスタートし、現在21歳。アニメ『すずめの戸締まり』の主人公役で一躍注目を浴びた彼女だが、その長いキャリアが今、いろいろな作品で“花開いている”ように感じる事が多い。6月に公開された主演映画『見える子ちゃん』は、同名のホラーコメディ漫画を映画化したもの。この作品でもまた、これまでにない彼女の魅力が全開となっている。映画について、「演じる」ということについて、近年の自身の環境の変化について、プライベートについて……彼女が<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68298/">…
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映画『BADBOYS』で初共演した2人が貫きたい信念を語る 豆原一成×池﨑理人が思う真の強さとカッコよさ、メンバーがくれる“仲間”としての相乗効果とは
2025.06.10 18:00
JO1とINI。ボーイズグループ戦国時代の旗手と呼んでいい2大グローバルボーイズグループの一員が、スクリーンで鮮やかな共演を果たした。 映画『BADBOYS -THE MOVIE-』は、不良チームがてっぺんを目指す、族の戦国時代に、弱小チーム・極楽蝶が仲間を守るため拳を交わす熱い友情と戦いの物語だ。主演の豆原一成(JO1)が演じるのは、喧嘩もしたことのないおぼっちゃん・桐木司。温室育ちの司が不良の世界へと飛び込み、極楽蝶の八代目頭となってテッペンを目指す。そして、そんな司を支える仲間の一人・川中陽二を池﨑理人(INI)が演じた。 「男らしさ」が死語となりつつある令和の時代に、なぜこんなにも男の<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67850/">…
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出演舞台『春醒』への思い、現在の活動を支える信念とは 「いつか胸を張って女優と言えるように」北野日奈子が少しずつ認められるようになった“自分のこと”
2025.06.10 12:00
乃木坂46卒業後、競馬にYouTube、そして女優と活躍の場を広げ続ける北野日奈子。卒業時点では「やりたいことが何もなかった」と言う彼女は、どう自分の道を見つけていったのだろうか。 そこには、好きなものに対する愛は誰にも負けないという、北野日奈子だけの強みがあった。 今は肩書きに女優さんも“入れてもらっている”感覚なんです ──まずは出演中の舞台『春醒』の感想をお聞かせください。(取材は5月末に実施) もうすでに父と母と妹が観に来てくれて。3人とも大喜びで、「いい作品に関われてよかったね」と感想をくれました。演じていてもすごく楽しいんです。笑いもありつつ、ジーンと来るようなところもあって、お客<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68264/">…
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最新公開作『か「」く「」し「」ご「」と「』で念願の役に 「どれだけ吸収しても新鮮な刺激がある」早瀬憩が現場で広げる興味の世界
2025.06.09 18:00
この日現れた早瀬憩は、チャーミングポイントである柔和な笑顔で周囲を和ませていた。 実際に対面した彼女は明るく素直で、話していると自然とこちらも朗らかな気分になってくる。どこへ行っても愛される人なのだろう。 早瀬といえば、2024年公開の『違国日記』と『あのコはだぁれ?』の2作での好演により、映画界の若手注目株となった存在だ。次はどんな作品に出演し、どんな演技を披露するのか、多くの映画ファンが注視していたはずである。そんな彼女が次に挑んだのは、住野よる原作の『か「」く「」し「」ご「」と「』。とある高校を舞台に、少しだけ特別なチカラを持つ5人の男女の想いを紡いでいく作品だ。 もともと原作の大ファン<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67783/">…
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映画『永遠の待ち人』に出演した2人の素顔と共通点とは? 「毎日違う日がいい」北村優衣&高崎かなみが人生で一番優先したいこと
2025.06.06 17:30
映画『永遠の待ち人』が6月6日に公開された。ドストエフスキー『白夜』の本質をとらえつつ現代社会に落としこんだ本作。妻に去られ、生きる気力を失くしたサラリーマンが、盲目的に愛に生きる女性に出会い、生きることの意味を改めて考える物語だ。 戻らない恋人を待ち続ける美沙子を演じたのは、映画『ビリーバーズ』やドラマ『つづ井さん』など、作品によってまったく違う顔を見せる技巧派の北村優衣。そして冷たい夫のもとを去った麻美を、“無敵のグラドル”の異名をとり、近年では映画『うみべの女の子』やドラマ『社畜人ヤブー』など映像作品にも進出する高崎かなみが演じた。 互いによく笑い、思いやりにあふれる良い“気”を持ってい<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68151/">…
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代表曲も大幅アレンジで魅力を再提示した代々木体育館公演 日向坂46が着実にコマを進めた虹の先、BRAND NEW LIVEで放った強いメッセージとは
2025.06.05 18:30
五期生による“おもてなし会”に続き、東京・国立代々木競技場第一体育館にて5月28日・29日に2デイズ開催された日向坂46のBRAND NEW LIVE「OVER THE RAINBOW」。開演前から満員の“おひさま”から巻き起こっていた熱いコールは、ステージ袖のメンバーにはどのように響いていたのだろうか。4月の「6回目のひな誕祭」にて、一期生・佐々木久美より副キャプテンを務めていた三期生・髙橋未来虹へキャプテンのタスキを委ねて一期生が全員卒業……まだあれから2ヵ月も経っていない。かなりの急展開ゆえ、乗り越えなければならない試練ととらえる方もいただろう。 だが、筆者が観たDAYS2での彼女たちは<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68055/">…
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映画『か「」く「」し「」ご「」と「』主演俳優の素顔に迫る 奥平大兼はどういう人?隠さず語る等身大の胸の内
2025.06.04 18:00
奥平大兼は、とても正直な人だ。どんな質問にも包み隠さず答え、自分をよく見せようという自意識がまるでない。きっと俳優であることよりも、まず一人の21歳の人間としてどうありたいかを大切にしているような気がした。だからこそ、彼は作品ごとに自然と役に溶け込み、姿を変えてしまうのだろう。 最新主演映画『か「」く「」し「」ご「」と「』で演じたのは、クラスの人気者・三木直子に密かに恋心を寄せながら、「自分なんかただのクラスメイトでいい」と想いを隠している高校生・大塚京。 隠しごとはゼロ。むしろ「もっと自分の素を思い切り出していきたい」と言う奥平大兼の等身大の素顔とは──。 仲の良い子のことはわかりたいし、わ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67893/">…
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