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UK最高峰ロックバンドの9年ぶり来日公演を独自レポート ただ“ロックンロール”だけが在る奇跡──アークティック・モンキーズが巻き起こした次元違いの狂騒
2023.03.16 17:30
これだけははっきりと覚えている。 “紛れもないロックンロールを観た、そしてそのロックンロールは名乗ることさえしなかった” サマーソニック2014にてヘッドライナーを務めて以来、9年振りとなる来日公演、そして単独公演としては2009年の武道館以来、実に14年振りとなるアークティック・モンキーズの来日公演初日、東京ガーデンシアターでの出来事である。 まさに待望と言える今回の来日、踊る胸を抑え切れない筆者は当日朝、とある行列に並んでいた。渋谷パルコ地下クアトロラボにて開催されていたスペシャル・ポップアップ・ストアの整理券を入手するためである。無事に昼過ぎの入場チケットにてTシ<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21486/">…
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主演作『晒し愛、こんな夜は誰のせい?』と音楽活動を語る 見る人の気持ちに応えるために、中村ゆりかが“真面目さ”を武器に挑む新たな表現
2023.03.16 17:00
短編ドラマ『晒し愛、こんな夜は誰のせい?』がYouTubeで配信されている。この作品は東京・港区界隈に生息する女たちと、女たちの事情を“晒す”配信者による恋愛群像劇。訳あり港区女子の恋愛を覗き見するスリリングさが話題を集めている。 本作で主演を務めるのは、中村ゆりか。1話で素性が暴かれるが、冷徹でどこか不気味な“謎の女”リナを熱演している。「どの作品にも、世の中に届けたいメッセージや、届けたい理由があるはず」と語る彼女がこの作品から受け取ったものとは? 3月1日には歌手として1st EP『Moonlight』をリリースし、音楽活動も本格始動させた。彼女の表現者としての矜持に迫る。 吹っ切って演<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21292/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 日本で洋画コメディがヒットしない理由を考えさせられる『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』
第11回 2023.03.12 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第11回目は1989年に公開された映画『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』。 お金持ちの夫人相手に詐欺を働く英国紳士のベテラン詐欺師ローレンス(マイケル・ケイン)。いつものように詐欺を働き、列車で帰路に帰ろうとするとそこに現れたのは若手のアメリカ人詐欺師フレディ(スティーヴ・マーティン)だった。自身の詐欺の縄張りである南仏の避暑地に彼も向かうことを知ると「2人も詐欺師はいらない」ということで、ローレンスはアメリカ人女性をターゲットに、どちらが先に早く5万ドルを巻き上げるか勝負を持ちかけるのであった<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21213/">…
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玉袋筋太郎と小原綾斗の次、行こうぜ! 五反田で見上げる夜空の星「らくがき」
第2店 2023.03.11 18:00
全日本スナック連盟の会長を務める芸人、玉袋筋太郎とTempalayの小原綾斗(Vo, Gt)が都内近郊のスナックを訪ね、酒を片手にママの人生を振り返りながら話に花を咲かせる連載「玉袋筋太郎と小原綾斗の次、行こうぜ!」。無事に迎えた2回目となる今回、2人が訪れたのは、東京・五反田の「らくがき」。 同店がある通称・五反田ヒルズは五反田駅から徒歩3分の立地にありながら、回廊型のフロアに個性的な飲食店が多数、軒を連ねるさまが巷間言われる昭和の名残を通り越して、もはや異国情緒すら感じさせる不思議スポットだが、2016年オープンという「らくがき」はそんな五反田ヒルズの中でも正統派のスナックと言えそうだ。普<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21028/">…
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多彩な個性と楽曲で魅了した初来日公演を詳細レポート LOONAが日本のファンに届けた希望、溢れる想いで再会を誓う
2023.03.09 19:00
韓国のガールズグループLOONA[今月の少女]が3月3日、東京・立川ステージガーデンで日本では初となる単独公演「LOONA 1st Live “LOONA THE WORLD in TOKYO”」を開催した。 本公演は、昨年10月に開催する予定だったライブの振替公演。昨年8月から、アメリカ、ヨーロッパでワールドツアーを行ってきたLOONAだが、日本オリジナル曲や日本最新曲「LUMINOUS」の初パフォーマンスなど、たった一度の日本公演のためにワールドツアーとは異なるセットリストを用意してきてくれたのが嬉しい。そしてライブの最後に、ファンに「これからもLOONAは続きます」や「LOONAはいつも<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20937/">…
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注目作である理由を3つのポイントで解説 360度舞台で体感できる、かつてない歌舞伎!『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』開幕
2023.03.04 21:00
木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』が本日3月4日に開幕。その初日前会見と公開フォトコールが3月2日、公演会場である東京・IHIステージアラウンド東京で行われた。 この作品はタイトルの通り、2001年に「ファイナルファンタジー」シリーズの第10弾として発売された「ファイナルファンタジーX」を歌舞伎化したもの。大いなる脅威「シン」に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダ(尾上菊之助)は、可憐で気丈な召喚士ユウナ(中村米吉)と出会う。「シン」を倒すため「召喚士として究極の力を手に入れる」というユウナの決意に胸をう<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20642/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL 小林柊矢の音楽美学、今こそ必要な“ひとりじゃない”空間
第10回 小林柊矢(後編) 2023.03.04 17:00
日本を代表する音楽プロデューサー、アレンジャーである本間昭光と現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストとの対談をお送りする「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。 前回に続き21歳のシンガーソングライター小林柊矢を迎え、リリースされたばかりの1stフルアルバム『柊』を聴きながら行われた今回の対談。後編では9曲目「ふたつの影」から、自身でその制作過程や楽曲に込めた想いを振り返ってもらった。揺るがない芯がありながらも柔軟性を併せ持つ小林が、アルバムと来たるワンマンライブを通じてリスナーに伝えたいメッセージとは。 本間 1stアルバムを出してライブで人をつかまえることが、大事な時代だと思<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20399/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL 小林柊矢が『柊』に込めたストーリー、愛を直球で伝える勇気とこだわり
第9回 小林柊矢(前編) 2023.03.03 12:00
アレンジャー、プロデューサーとしてJ-POPのヒットソングを数多く手掛けてきた本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間氏のプライベートスタジオを舞台に、現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストとの音楽談義が展開される。 今回招いたのは、ノスタルジックかつ叙情的な楽曲で幅広い年齢層に支持されるシンガーソングライター小林柊矢。2月15日(水)にリリースした1stフルアルバム『柊』では、さまざまな”愛”をテーマにした楽曲が並んでおり、アレンジには本間やトオミヨウ、鳥山雄司、soundbreakers、GRPといったJ-POPシーンを牽引する面々が参加している。 今回<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20170/">…
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アイドルから女優に、転身後のビジョンを描く 矢吹奈子にとっての卒業、“もっとできる”と信じて迎える新しいはじまり
2023.03.02 18:00
デビューから10年近く。HKT48からの卒業を決断、卒業コンサートまで残り1ヵ月となった矢吹奈子は今、何を思うのだろう。最後の参加作品となったグループの16thシングル『君はもっとできる』は、彼女の門出を象徴する作品に。MVでは、朝焼けをバックに晴れやかな笑顔を浮かべ、1人で舞い踊る彼女の姿も印象に残る。 AKB48との兼任、IZ*ONEでの世界進出と、HKT48を母体にしながらもアイドルとして「激動の時間」を過ごしてきた矢吹。これまでの活動をたどり、今後への想いを語る彼女の表情は未来への期待に満ちていた。 卒業は新たなスタート ──これまで「ウインクは3回」や「突然 Do love<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20361/">…
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ドラマ『バツモテ』に出演中の注目俳優が語る芝居の楽しさ 常に笑顔を絶やさない綱啓永、自分らしさ全開で挑む新境地
2023.03.02 12:00
「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリを受賞したことをきっかけに芸能界入りし、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日)や『君の花になる』(TBS)など話題作に次々と出演してきた綱啓永(つな・けいと)。2月23日(木)に放送がスタートしたMBSドラマ特区『バツイチがモテるなんて聞いてません』では、夫の不倫が原因でバツイチになった主人公・小野和葉に想いを寄せる新入社員・満井絢斗を演じている。ほぼ初めて挑む“当て馬ではない役”に気合いを感じつつも、かわいさも発揮しながら、自然体で挑んでいるという。はじめは「芝居をするのがつらかった」と話す彼は、どう“綱啓永の芝居”を見出して<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20134/">…
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