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映画『不死身ラヴァーズ』男性陣が導き出した答えとは 恋愛は人生に何をくれる?佐藤寛太×青木柚×松居大悟監督の「好き」にまつわる本音トーク
2024.05.14 17:30
人間の持つ感情の中で「好き」ほど尊いものはないかもしれない。理由なんていらない。ただ好き。その純粋な気持ちは、人を元気にするし、今日をもっと楽しいものにする。 そんな「好き」の尊さを全身で浴びられる映画『不死身ラヴァーズ』が5月10日に公開。主人公・長谷部りのには“運命の相手”がいた。だけど、この恋が他の恋とちょっと違うのは、両想いになると“運命の相手”が消えてしまうこと──何度失っても、必ずもう一度見つけ出し、出会い直し、恋をする。りののまっすぐな「好き」のエネルギーは、きっと観る人の心をポップに彩るはずだ。 “運命の相手”甲野じゅんを演じるのは佐藤寛太。りのの親友・田中を演じるのは青木柚。<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44413/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「人はいくつになっても青春の中にいる」台湾の人気俳優シュー・グァンハンが旅を続ける理由
#3 2024.05.06 17:00
映画『青春18×2 君へと続く道』リレーインタビューを締めくくるのは、主人公・ジミー役を演じたシュー・グァンハン。 モデルとしてキャリアをスタートし、2015年から本格的に俳優に転身。『時をかける愛』の大ヒットによりその地位を不動のものとした、台湾のトップ俳優がついに日本のスクリーンにお目見えする。 少年らしい無軌道さと、大人の哀愁。対照的な表情を内在させた実力派の素顔に迫る。 18歳を演じる上で意識したのは“不確実性” ──現在と過去の演じ分けが素晴らしかったです。18歳と36歳の年齢差を表現する上で意識したことは何ですか。 36歳のジミーに関しては、今の自分と年齢が近い分、心境的<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44182/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「しんどいと思えるのも幸せなこと」清原果耶が貫くと決めた現場主義
#2 2024.05.05 17:00
映画『青春18×2 君へと続く道』リレーインタビュー第2弾は、ヒロイン・アミ役を演じた清原果耶が登場。 カメラの前では神秘的な空気をまとう彼女だが、話しはじめると、よく笑い、くるくると表情が変わる。この瑞々しい感情表現が、つくりものであるはずのキャラクターに命の息吹をもたらしているのかもしれない。 主人公・ジミーの前に現れた日本人バックパッカーのアミ。清原が体現した淡く眩しいヒロイン像は、多くの人の心に息づく初恋の面影そのものだった。 アミとはスムーズに感情を共有できた ──アミはなぜ台南へ赴いたのか。実際に現地で撮影をして、台南の空気を感じることで、アミが台南に惹かれた理由を感じる<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44172/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「“それでも人生は続く”と描きたかった」藤井道人が『青春18×2』にしたためた自叙詩
#1 2024.05.04 17:00
18年前、台湾で君と出会った。そして現在、何もかも失った僕は、君に会いに日本へ旅立つ──。 2006年の台湾と2024年の日本。二つの時代と場所を舞台に描かれる、淡く眩しい初恋の記憶。5月3日(金)公開の映画『青春18×2 君へと続く道』は、誰しもが経験した青春のひとときを、鮮烈に、儚く、観る者の胸に焼きつける。 公開を記念し、Bezzyでは本作を特集するリレーインタビューを敢行。第1弾は、脚本・監督の藤井道人が登場する。 台湾出身の祖父を持ち、20代の頃に台湾留学も経験。映画をつくるべく、台湾の映画会社を営業して回ったこともある藤井にとって、念願の台日合作プロジェクト。それは、忘れ<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44136/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 何度観ても飽きない!ブラッド・ピット主演の傑作コメディアクション『ブレット・トレイン』
第20回 2024.05.04 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第20回は2022年に日本で劇場公開されたデヴィッド・リーチ監督作『ブレット・トレイン』。 殺し屋の男が自分の幼い息子に怪我を負わせた犯人と接触するために乗り込んだ、東京発、京都行きの夜行新幹線。そこにはロシアマフィアの大物ヤクザの息子と、その護衛にあたる2人組の殺し屋も乗っていた。そして、主人公である不運な運び屋もとあるスーツケースを盗む任務で乗車する。あらゆる登場人物の企みが交差し、カオスな殺し合いが新幹線という密室で始まるのだった。 ブラッド・ピット主演、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を原作<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44201/">…
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2度目のタッグ作『バジーノイズ』で意識した描き方を語る 桜田ひより×風間太樹の世界を彩る音、物語が生まれる“日常”とは
2024.05.02 17:00
青春映画に必要なのは、瑞々しい感性だ。固定観念に塗り込められていない透明な眼差しが、映画に特別な色彩をもたらす。 『バジーノイズ』がこんなにも胸を打ち震わせるのは、作品の中で描かれる孤独や葛藤に観る者の心が呼応したからだろう。ヒロイン・潮を演じたのは、『交換ウソ日記』の好演も記憶に新しい桜田ひより。監督は、若手最注目株の風間太樹。 二人のエモーショナルな感性が、青春映画の新時代を告げようとしている。 桜田ひよりの無軌道さを役に投影できた ──ドラマ『silent』以来、2度目の風間作品です。演じ手として風間さんの世界のどんなところが魅力ですか。 桜田 ご本人を前にして答えるのは、すごく恥ずかし<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44043/">…
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⼩路紘史監督の新作ノワール『辰巳』で掴んだ手ごたえとは 遠藤雄弥×森田想、優しさで乗り越えた“邦画の壁”
2024.04.21 17:00
多彩な作品に出演するたびに記憶に残る好演を見せる遠藤雄弥と森田想。奇しくもともに12歳から13歳にかけて映画デビューした両者は、いまや日本映画界に欠かせない存在となった。 二人が共演する映画『辰巳』が、4月20日(土)に渋谷ユーロスペースほかで公開を迎えた。『ケンとカズ』の⼩路紘史監督が8年ぶりに生んだ新作は、希望を捨て裏稼業に生きる男・辰巳(遠藤雄弥)と最愛の家族を失った少女・葵(森田想)が復讐の旅を突き進む、日本映画の枠を超越せんとするノワール作品だ。小路監督が完成に5年を懸けた本作。飾らない二人の会話に、「全員優しかった」という撮影の雰囲気を垣間見れた。 冗談抜きで大傑作が生まれた ──<a href="https://bezzy.jp/2024/04/43560/">…
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芸人結成物語 by やついいちろう ヤーレンズ(楢原真樹&出井隼之介)後編──覚醒した2人が“絶対にM-1を獲りたい”理由
第18回 2024.04.18 18:00
同時期にそれぞれ組んでいたコンビが解散し、最初はサザンオールスターズ好き仲間として意気投合したヤーレンズの楢原真樹と出井隼之介。 お笑いへのやる気に目覚めた楢原が出井を誘う形で前身「パープーズ」を結成。すると落ち続けていたオーディションにすぐに合格するなど、順調な兆しが見えた……はずだったのだが、2人の“こじらせ”期はもうしばらく続く。後編ではコンビの転機や昨年準優勝したM-1への想い、そして壮大な野望をやついいちろうに語ってくれた。ちなみにこの日の撮影場所は中野区にある塔の山公園。コロナ禍に2人はここで頻繁に集まり、ネタやそれ以外の話をずっとしていたそうだ。(前編はこちら) 劣等感が立ちふさ<a href="https://bezzy.jp/2024/04/43332/">…
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日米合作『TOKYO VICE Season2』を経て語る充実の近況 「本当に好きなことしかやっていない」窪塚洋介の“仕事を選ぶ基準”
2024.04.13 19:00
WOWOWとHBO Maxの日米共同制作、世界120カ国で配信されるなど大きな話題を呼んだドラマ『TOKYO VICE』。90年代の日本を舞台にアメリカ人新人記者の視点から日本の裏社会を描くという刺激的な内容で、4月6日(土)から待望のシーズン2が放送・配信スタートした。 第2話から登場するヤクザの若頭・葉山を演じる窪塚洋介は、近年は映画を活動の中心とし、海外資本の配信ドラマなどにも出演が相次ぐなど、10〜20代のブレイクとはまた違う形で評価が高まっている存在。「面白そうなものしか出ない」「好きなことしかやらない」という彼の、今の活動スタンスに迫る。 今までで一番と言っていいぐらいハードルが高<a href="https://bezzy.jp/2024/04/43250/">…
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声優初主演作『クラユカバ』の裏側、講談界への思いに迫る 「好きなものをみんなに広げたい」神田伯山がさまざまなメディアに出続ける理由
2024.04.11 17:30
映像作家として個人で活動を続けてきた塚原重義監督による初めての長編アニメーション映画『クラユカバ』。昭和レトロ×スチームパンクとも言うべき独特の魅力に溢れたこの作品で、主役の探偵・荘太郎を演じるのは今やテレビやラジオなどさまざまなメディアでも大活躍の講談師・六代目神田伯山だ。 映画の話から、講談師としての自身の立ち位置、弟子を取ったことによる心境の変化……今やパブリックイメージとしての「講談師」という立ち位置を一手に背負う彼が今、考えていることとは? “新しい挑戦”はいくつになってもやるべき ──もともとこの映画出演の話は、活動写真弁士の坂本頼光氏経由でオファーが来たとのことですが。 そうなん<a href="https://bezzy.jp/2024/04/43126/">…
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