-
映画『BAUS』の監督と主演俳優が明かす制作背景と映画観 甫木元空と染谷将太の青春回顧、変わりゆく映画館の価値に2人が思うことは
2025.03.28 18:00
映画監督・アーティストの甫木元空と俳優・染谷将太。カルチャーを愛する者にとって垂涎の組み合わせが、この春映画館で実現した。 “おもしろいことはなんでもやる”というコンセプトを掲げ、多くの文化愛が交わる場所として2014年まで営業されていた吉祥寺バウスシアター。映画『BAUS 映画から船出した映画館』は、吉祥寺という地で娯楽を届け続けたこの劇場を巡る人々の90年を描く。 物語の始まりは昭和初期。中心となるのは、活動写真に魅了され青森から上京してきた主人公のサネオ(染谷将太)、兄のハジメ(峯田和伸)、そしてサネオと出会い妻となるハマ(夏帆)。監督の甫木元は、大学時代の恩師・青山真治の逝去を機にその<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63876/">…
-
13曲入り1stアルバム『Raise』に込めたこだわりと強みとは いくらでも上を目指せる世界で、叶え続けたい夢がある。和田雅成がアーティスト活動にかける想い
2024.12.16 19:30
舞台『刀剣乱舞』のへし切長谷部役や舞台『呪術廻戦』の七海建人役などのいわゆる2.5次元舞台をはじめ、来年1月には韓国ドラマが原作の舞台『花郎〜ファラン〜』の主演が決定している和田雅成が、12月11日に自身初のアルバム『Raise』をリリースした。和田といえば10月に放送が始まった主演ドラマ『神様のサイコロ』で主題歌「Dice」を担当したばかり。今回リリースするアルバムには全13曲が収録され、「Dice」はもちろん12月4日に放送がはじまった主演ドラマ『0.5D』の主題歌「own world」も収録される。 インタビューではアルバムのレコーディングが主演舞台『月農』と重なったことで感情のコントロ<a href="https://bezzy.jp/2024/12/55244/">…
-
舞台『みわこまとめ』主演と演出家が目指すエンタメ像とは 山西竜矢×大西礼芳の同世代トーク 新しくも古くもない、自分たちだからできること
2024.08.29 17:00
どんな役であっても、画面にいるだけでつい気になってしまう。『競争の番人』『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』『花咲舞が黙ってない』など数々のドラマ・映画で印象を残してきた実力派・大西礼芳が舞台に立つ。 タッグを組むのは、現代女性への賛歌と支持された『今夜すきやきだよ』『SHUT UP』などのドラマの脚本を手がけ、映画監督としても活躍する気鋭・山西竜矢。 山西のベースキャンプであるピンク・リバティの最新作『みわこまとめ』は、恋愛という沼にハマった女の孤独と暴走を、ユーモアとペーソスが入り混じったタッチで描いていく。どれだけ傷ついても、なぜ人は恋をするのか。これは、やりきれない寂しさを<a href="https://bezzy.jp/2024/08/49582/">…
-
最新公演から紐解く“特別な場所”との歩みとグループの進化 映画『MY SHINee WORLD』公開記念、6度の東京ドーム公演で振り返るSHINee“絆”の歴史
2024.03.15 18:00
SHINeeが2月24日・25日に「SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION] JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOME」を東京ドームで開催した。昨年9月にスタートしたアリーナツアーのファイナル公演としての、6年ぶり6度目の東京ドーム公演だ。この「SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION] JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOME」(以下、「PERFECT ILLUMINATION in TOKYO DOME」)のレポートを交えて、SHINeeの日本活動とは切っても切れない、これまでの“<a href="https://bezzy.jp/2024/03/41613/">…
-
共に歩んできた「エクスペンダブルズ」シリーズの魅力とは 「同じように息してくれる」吹替声優・山路和弘がジェイソン・ステイサムに感じる人間力
2024.01.10 19:00
全世界累計興収8億ドルを超える大人気アクション映画シリーズ「エクスペンダブルズ」の最新作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が1月5日に公開された。本シリーズではシルベスター・スタローン演じるバーニーが率いる“消耗品軍団”エクスペンタブルズが世界中で任務をこなしながら大暴れ。その第4弾となる本作では、古参メンバーに加え50セント、ミーガン・フォックス、アンディ・ガルシアらも加入し、再び世界各国のアクションスターが集結している。 そんな最強布陣の中で、バーニーからリーダーを継承し主役に躍り出たのが“人類最強の男”ジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスだ。日本語吹替は、ステイサム専属として<a href="https://bezzy.jp/2024/01/38867/">…
-
映画をこよなく愛する2人が映画の素晴らしさや影響を語る 岡奈なな子&テラシマユウカが振り返る2023年の“シネ活” 一緒に観たい作品と個人的ベスト5は?
2023.12.19 19:00
2023年も残りわずか。自身の活動で多くのファンを獲得しながらも、私生活でこよなく映画を愛する2人の対談が行われた。 1人はメインのYouTubeチャンネル登録者数が60万人超え(2023年12月時点)、映画紹介用サブチャンネルを持つクリエイターの岡奈なな子。もう1人は13人組アイドルグループGANG PARADEのメンバーで、コラムやSNSで溢れる映画愛を発信するテラシマユウカ。初邂逅の2人が映画の魅力や受けた影響を語らいながら、今年観て印象的だった5作をセレクト。互いに一緒に観るなら?というテーマでもおすすめ映画を挙げてもらった。 2人とも観る映画は“ジャケ”で決める 岡奈なな子(以下、岡<a href="https://bezzy.jp/2023/12/38013/">…
-
ベテラン俳優たちの会話劇『海をゆく者』が9年ぶりに復活 「70歳だなんて笑ってしまう」小日向文世が今もなおストレートプレイで緊張する理由
2023.12.15 12:00
にこやかな好好爺を演じていたかと思えば、別の作品では冷酷無比な人物として現れる……今やテレビドラマ、映画で誰もが知る存在である俳優・小日向文世。串田和美率いるオンシアター自由劇場を経て40代から映像世界で活躍するようになった彼にとって、演劇は“ホームグラウンド”だ。 12月7日に開幕した『海をゆく者』は、平田満、高橋克実、浅野和之、大谷亮介というベテラン俳優5人が舞台上で丁々発止のやり取りを繰り広げる会話劇。2011年の初演、2014年の再演時にも高い評価を得た作品の9年ぶりの上演に、何を思うのか? 自分と同じく“俳優”という道を選んだ家族の話、プライベートの話など、じっくり伺った。 全員、気<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37883/">…
-
新作『流白浪燦星』に賭ける熱と歌舞伎界への“憂い”を語る 「僕だからこそ、若手に示せる“夢”がある」歌舞伎俳優・片岡愛之助が担う未来への道筋
2023.12.09 15:00
12月5日から新橋演舞場で上演中の新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』。そのタイトル通り、あの『ルパン三世』がまさかの歌舞伎化!?と話題を読んでいる作品だ。 主演を務めるのは、近年は話題作への出演が多い片岡愛之助。この新作歌舞伎に主演することになった経緯から古典歌舞伎への思い、そしてあまり語ることがなかったという「今の歌舞伎界が抱える課題」と、自分が背負っている“役割”について……彼だからこそ語れる言葉の数々が詰まったインタビューとなった。 『ルパン三世』好きも楽しめるように ──最初にこの企画を聞いたときの正直な感想は? 「無理でしょう」と(笑)。面白い、すごいとは思いましたが「どうやって<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37168/">…
-
全席完売で迎えたワールドツアー東京公演を独自レポート 無限の可能性を見せたxikers初の日本単独公演、road𝓨を道標にどこまでも続く旅路を示す
2023.10.13 18:00
今年3月、1stミニアルバム『HOUSE OF TRICKY : Doorbell Ringing』で韓国デビューした10人組ボーイズグループxikers(サイカース)が、デビュー後わずか6ヵ月で初のワールドツアーをスタートさせた。メンバーのJUNGHOON(ジョンフン)の負傷で、現在は9人で活動を行っている彼らが10月7日に行った「TRICKY HOUSE : FIRST ENCOUNTER IN JAPAN」東京・Zepp Haneda公演の模様をレポートする。 xikersは、現在K-POP第4世代ボーイズグループの旗手として人気爆発中のATEEZの弟分としてデビューした新人グループ。練<a href="https://bezzy.jp/2023/10/34192/">…
-
ドラマ『君となら恋をしてみても』を経た2人の関係性に迫る 日向亘×大倉空人、こだわりの実写化で育んだ仲と甘酸っぱい追体験
2023.10.05 18:00
次々と話題作が生まれるBLドラマにまたひとつ新たな歴史が加わる。それが、10月5日よりMBSドラマ特区枠で放送がスタートするドラマ『君となら恋をしてみても』だ。 窪田マルによる同名コミックを実写化した本作では、江の島を舞台に、男子高校生の淡い恋が描かれていく。そこでダブル主演を務める山菅龍司役の日向亘と海堂天役の大倉空人(原因は自分にある。)にインタビュー。2人の素顔や関係性を深掘りした。 互いの第一印象と距離が縮まったきっかけ ──初めて会った日のことを覚えていますか。 日向亘(以下、日向) 初めては本読みのときだよね。 大倉空人(以下、大倉) そうそう。でも初めての本読みのときはあまり話せ<a href="https://bezzy.jp/2023/10/33670/">…
連載&特集
ランキング