2026.09.09 07:00
©「呪いのスマホ」製作委員会
2026.09.09 07:00
早瀬憩が主演を務めるホラー映画『呪いのスマホ』の主題歌入り本予告映像と新場面写真が一挙解禁された。
監督を務めるのは、中高生の瑞々しい青春を描いた『この夏の星を見る』(2025年)で第17回TAMA映画賞最優秀新進監督賞と第39回高崎映画祭新進監督グランプリを受賞した新鋭・山元環。同作ではコロナ禍の“つながり”を描いた山元が今回挑んだのは、学校を舞台にそのつながりそのものが牙を剥く現代の呪縛と恐怖を描き出すホラーだ。本作は第30回プチョン国際ファンタスティック映画祭の国際長編コンペティション部門にも正式出品されており、今年最後の“13日の金曜日”にあたる11月13日(金)に全国公開される。
映画単独主演を飾る早瀬が演じるのは、“視える”ようになった女子高生・榊ユラ。また、同級生役には窪塚愛流、井手上漠、坂巻有紗、荻原護、砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)、平松想乃ら若手俳優陣が集結。本作ではそんなフレッシュなキャスト陣による瑞々しい「リアルな青春の質感」と「容赦ない死の恐怖」がノンストップで交差し、畳みかけるような102分間で息つく暇もない“絶叫劇場体験”が駆け抜けていく。
解禁された本予告は、校舎の渡り廊下にアクロバティックな姿(“ジョジョ立ち”)で佇む怪奇“木の下さん”の異様なカットから幕を開ける。“視える”少女・榊ユラたちが旧校舎で見つけたのは、ボロボロのスマホ。突如起動した画面には「AirBowl」からの共有通知が表示され、「受け入れます」の声とともに画面が開くと、そこには「それは、“自分が死ぬAI動画”」というテロップと己の凄惨な姿が映し出される。続いて「死ぬほど楽しい?」というテロップと「死にたくなかったな。」という絶望の文字が刻まれると、一人、また一人と動画に映し出された通りの最期を迎えていく生徒たち。狂気と悲鳴が学校に蔓延していく様子を疾走感あふれる映像で描いた予告編となっている。
山元監督はこうした本作のホラー表現について、「人が死ぬという出来事を過剰演出せず淡々と描きながらも、キャラクター同士の絆や感情のバックボーンを丁寧に重ねることで、恐怖の強度がより増す」と語る。その言葉が示す通り、本作は畳みかけるようなアトラクション展開でありながら、登場人物たちが抱える過去への後悔や切なさを描いたエモーショナルな人間ドラマとしての側面も持ち合わせている。
そして本予告に重厚感と恐怖を極限まで引き立てているのが、aoが書き下ろした主題歌「Call」だ。15歳・中学3年生でメジャーデビューし、現在は20歳の現役大学生シンガーソングライターとして活動するaoにとって、本作が自身初の劇場公開映画の主題歌。まるで自身のスマホが鳴っているかのように錯覚させるバイブ音や、暗闇で耳元に迫るような切迫した吐息(息遣い)といった異様な音響ギミックが忍ばされ、サウンド面からも観客をじわじわと追い詰める楽曲となっている。

そんな主題歌「Call」の作詞はao、作曲はTAARとao、編曲はTAARが担当。山元監督は楽曲について「初めて聴いた時、これだ!と直感が働くほど高い解像度の主題歌でした。スマホの振動から始まり、aoさんの息遣い、透明度のある声がリードして突き進んでいく情感が本当に映画にマッチしていて、全く乖離が起きずに最後まで映画を楽しんでいただけます」と絶賛し、「映画館で主題歌が流れる時間は、映画の締めくくりでもあり、想い馳せる尊い瞬間でもあります」ともコメントしている。
また、主題歌を手がけたaoは「ホラーが苦手でビクビクしながら映像を何度も観て制作しました」と振り返り、「サウンドの恐怖感に対し、歌詞では奥にある切なさや“二度と戻れない後悔”を描いています。劇中の音の恐ろしさに、私自身も数日間スマホの音が怖くなったほどです」と明かす。なお楽曲は10月21日(水)に配信リリースも決定し、TikTokでは本日より楽曲の一部が先行配信されている。
さらに、映画『呪いのスマホ』の“青春×恐怖”の世界観を切り取った場面写真も一挙に解禁された。明るい太陽が差し込む校舎の渡り廊下という日常的な空間に、アクロバティックな姿(“ジョジョ立ち”)で佇む“木の下さん”が現れる衝撃的な1枚をはじめ、冷たい光の中で不穏な眼差しでスマホ画面を凝視するユラの緊迫したインカメカット、暗闇の中でスマホのライトを向けられた“誰か”を指差してユラが絶叫する瞬間、さらにはスマホ画面を上から覗き込むユラ、理恩(窪塚愛流)、かおる(井手上漠)、千明(坂巻有紗)、颯馬(荻原護)、流星(砂田将宏)、琴葉(平松想乃)の7人が恐怖の入り混じった表情で見守る円陣カットなど、観客を物語の深淵へ引きずり込むシーンの数々が到着した。

一方で、バケツやモップを手に旧校舎へ向かうユラたちの何気ない日常のひとコマや、月明かりが照らす夜に“咲かずの桜”の下で不吉に伸びる2つの影のカットなど、瑞々しい日常とミステリーを感じさせるカットも公開。そうした日常との対比をなすように「AirBowl」からの不気味な動画共有通知画面、顔や首筋に真っ赤な血を流しながら正気を失ったように狂気的な笑みを浮かべる流星の姿、校庭の土やプールの底、燃え上がる炎に包まれながら生徒たちが凄惨な最期を迎えていく「土・水・火」の惨劇、そして無数の赤い花びら(血)が舞い散る暗闇の中で女子生徒が崩れ落ちていく一幕まで、日常を謳歌していたはずの高校生たちが不可逆な死の連鎖に翻弄されていく姿が全14点に切り取られている。

映画『呪いのスマホ』場面写真 ©「呪いのスマホ」製作委員会
ao コメント
ホラーが苦手でビクビクしながら映像を何度も観て制作しました(笑)。
サウンドの恐怖感に対し、歌詞では奥にある切なさや“二度と戻れない後悔”を描いています。
劇中の音の恐ろしさに、私自身も数日間スマホの音が怖くなったほどです。
エンドロールまで映画の世界観へ引きずり込む主題歌「Call」を、ぜひ劇場で体感してください。
知らない人からの通知にはご注意を!
Q. 主題歌決定への想い・意気込み
『呪いのスマホ』という素敵な作品に出会わせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。どの角度から歌を書こうか模索しながら何度も映画を鑑賞したのですが、実はホラーが苦手なので毎日ビクビクしながら作っていました。聴いてくれる方々が怖がってくれることを想像しながら、それを糧に制作しました。曲中にはドアが開くギギギ…という音など、ホラーなギミックもたくさん詰め込んでいますので、繰り返し何度も聴いていただけると嬉しいです!
Q. 楽曲に込めたメッセージや聴きどころ
サウンドはTAARさんがホラー要素を存分に表現してくれた分、私は怖さの中にある切なさを言葉で表現しました。学校にいる木の下さんに隠された切ない真実を、恐怖とも後悔ともとれるように描くことができたのではないかな、と思います。映画を見た後は、もう戻れない後悔と寂しさを、より感じられると思います。
Q. 映画『呪いのスマホ』の印象・見どころ
ストーリーや映像もとても怖いのですが、音!!がとにかく怖いと感じました。くるぞ…と思わせる音作りや、逆にそんな予想を裏切るような音作りなどは、勉強になりましたし、映画の重要な聴きどころだと感じています。映画を見てから数日はスマホの音が怖くて仕方なかったです…
そしてただ怖いだけじゃない切ないストーリーと展開も見どころだと思います。身近なスマホの存在について考えさせられる場面もたくさんありました。
Q. 映画を見る方・ファンへのメッセージ
エンドロールまでがひとつの作品になるように作りました。
映画と地続きの世界にあなたを引きずりこむ「Call」を、ぜひ映画と一緒に劇場でお楽しみいただけたらと思います。
映画を見終わった後もたくさん聴いて「呪いのスマホ」の世界を楽しんでいただけると嬉しいです。
きっとあなただけの後悔もこの曲が包み込んでくれます。皆さんも知らない人からの通知には注意してくださいね。
