2026.07.31 07:00
Ⓒ2026藤まる/双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会
2026.07.31 07:00
10月2日(金)に公開される映画『時給三〇〇円の死神』の主題歌がHYの楽曲「心海(しんかい)」に決定し、楽曲入りの本予告編映像と本ポスタービジュアルが解禁された。
コミカライズもされ累計発行部数36万部を突破する藤まるの同名小説(双葉文庫刊)を実写映画化した本作が描くのは、未練を残したまま死んだ者に与えられる人生の“ロスタイム”。死の事実がなかったことにされたその世界で、もう一度だけ最後の時間を生きる死者たちの心残りに寄り添い、あの世へ導く仕事を《死神》は担っていた。
そんな本作でW主演を務めるのは、西畑大吾(なにわ男子)と福本莉子。西畑は父が起こした事件をきっかけに希望を失って暮らす大学生・佐倉真司を、福本は佐倉を死神のアルバイトに誘う同級生の花森雪希を演じ、ふたりは“死神バディ”として死者たちの想いを見届けていく。
また、メガホンを取ったのは、ドラマ『美しい彼』シリーズや『劇場版 美しい彼〜eternal〜』、『ストロベリームーン 余命半年の恋』を手掛けた酒井麻衣。さらに共演には渋谷凪咲、齋藤潤、泉谷星奈、佐津川愛美、山口馬木也、小澤征悦らを迎え、本作の世界を彩る。
そして主題歌を手がけたのは、代表曲「366日」をモチーフにした2025年公開の映画『366日』の大ヒットも記憶に新しいHY。脚本の福田果歩や制作プロダクション・楽映舎ら『366日』の製作陣と再びタッグを組んだ彼らが新たに書き下ろした楽曲「心海」は、言葉にならない感情を優しく響かせながら、観る者の心に深い余韻を残していく一曲となっている。
企画プロデューサー・種田義彦はHYについて「作品に深く寄り添い、一緒に物語を考えてくれる稀有なアーティスト」と絶大な信頼を寄せており、本作の主題歌を検討する際にも真っ先にその名前が思い浮かんだという。楽曲制作にあたってはHYのメンバーも本編を鑑賞し、本編では多くを語られない花森の本心を歌に託したいというアイデアのもと、仲宗根泉が書き下ろしたのが「心海」だった。「レクイエムのような曲にしたい」という思いから生まれたこの楽曲には、喪失を抱えながらも大切な人を想い続ける優しさが込められている。
また「心海」というタイトルは、仲宗根自身の強い想いから名づけられたもの。仲宗根は「海だけは深さが測れないと言われていますが、そんな海と計り知れない心の傷とを込めて『心海』というタイトルにしました」と、その由来を明かした。
解禁された本予告編は、佐倉が花森から「バイトしない?死神のバイト、時給は三〇〇円!」と誘われるシーンから始まる。未練を残したまま亡くなった人たちの心残りに耳を傾け、寄り添っていく佐倉。また「佐倉くん、人は死んだらどこに行くと思う?」と問いかけ、《死者》へ祈りを捧げる花森。“死神バディ”として《死者》たちの想いを叶えていく中で、佐倉は「過去に負けないくらいの幸せを見つけられたら、生まれてきて良かったって思えるんじゃないかな」と絶望していた日々から徐々に前を向けるようになっていく。そして、“最も切ない依頼だった”というナレーションとともに、佐倉のもとに届く最後の仕事内容とは。HYの書き下ろし主題歌「心海」の切なくも温かいメロディが物語の展開を期待させる予告編となっている。
同時に解禁されたのは、雨に打たれ切ない表情を浮かべる佐倉と、優しく微笑む花森の姿が大きく描かれた本ポスタービジュアル。また、“《死者》は、最後に嘘をつく。その切ない想いを、希望に変えるアルバイト。”というキャッチコピーとともに佐倉の父親や元恋人、依頼人である《死者》たちの印象的な笑顔も捉えられている。
HY(主題歌担当)コメント
主題歌の「心海」は、この映画の答えがそこにあるような、最後に温かく包んでくれるような楽曲になっています。どのように書こうか迷いましたが、救ってあげたい子供たちに対する思いや感情、自分自身の経験やこれまで見聞きしてきたものを込めながら、さらに映画の主人公ふたりの感情も飲み込んで書かせていただきました。亡くなった後でも残る「やりたかったこと」「言いたかったこと」といった無念というのは本当に大きな心の傷で、他人からするとさもないことでも、本人にとっては「こんなにも傷ついてたんだ」というような想いもあるのではないかと思っています。
海だけは深さが測れないと言われていますが、そんな海と計り知れない心の傷とを込めて「心海」というタイトルにしました。
誰もが人生を生きていれば、楽しいことだけではない、辛いこともある。生きることって結構大変だったりする。でも見方を変えると、前に進んでいけば、たくさんの素敵な仲間との出会いや幸せもあったりする。生きていく上で必要なものや気づかされるものがそこにあって、この映画はきっとあなたに何かのきっかけを与えてくれる作品だと思います。ぜひ一人でも、友達や家族とでも、映画館でお楽しみいただければ嬉しいです。
