風間監督ならではの映像美が“恋の深度”を引き立てる60秒
近づくほど臆病になる桜田ひよりと木戸大聖、映画『モブ子の恋』最高純度のファイナル予告解禁
2026.05.25 08:00
©田村茜/コアミックス ©映画「モブ子の恋」製作委員会
2026.05.25 08:00
桜田ひよりと木戸大聖がW主演を務め、6月5日(金)より全国公開される映画『モブ子の恋』の最終予告が解禁された。
原作は2017年に「月刊コミックゼノン」にて連載がスタートし、現在はWEB漫画サイト「ゼノン編集部」にて連載中の田村茜による同名漫画。ドラマ『silent』『海のはじまり』、映画『バジーノイズ』を手がけた風間太樹が監督を務め、主人公“じゃない”脇役同士のラブストーリーを紡ぐ。
主演の桜田ひよりが演じるのは、人見知りで控えめな性格の女子大生、“モブ子”こと田中信子。そしてダブル主演となる木戸大聖は、信子が初めて恋心を寄せるアルバイト先の大学生・入江博基を演じる。また、そのほかのキャストには早瀬憩、唐田えりか、草川拓弥、荒木飛羽、古舘寛治といった若手からベテランの俳優陣が名を連ねた。

解禁された最終予告に映し出されるのは、どこまでも些細で、だからこそ胸を締め付ける恋の断片の数々。常に周囲から一歩引いて生きてきた田中信子(桜田ひより)にとって、世界は自分以外の誰かが輝くための場所だった。そんな彼女の静かな毎日に、同じ場所で働く入江博基(木戸大聖)との時間が少しずつ重なっていく。映像には、ガタゴトと揺れる電車のシートでお互いを意識しながら隣り合う時間や、高く積まれた荷物に手を伸ばした瞬間に偶然触れそうになる指先、夜のファミレスで向き合い溢れる感情に瞳を潤ませる姿、お祭りの提灯が照らす夜道を並んで歩くひとときなど、二人の距離が近づく様子が収められている。そして戸惑いや葛藤を抱えながらも相手の手を引いて走り出す瞬間、世界のすみっこにいたはずの二人の輪郭が少しずつ鮮明になっていく。
映像を彩るのは、近づきたいのに一歩を踏み出せない“恋の痛み”に寄り添うにしなによる主題歌「クローバー」の儚くも優しいメロディー。これまでも登場人物の心の機微を繊細に描いてきた風間太樹監督だが、本作でも視線の交わし方や触れ合わない手と手の空気感を丁寧に紡いでおり、最終予告も監督ならではの映像美で二人の恋の深度をリアルかつドラマチックに引き立てる映像となっている。
映画『モブ子の恋』場面写真 ©田村茜/コアミックス ©映画「モブ子の恋」製作委員会
