2026.03.22 17:00
2026.03.22 17:00
いつかオードリーのお二人とお話がしたい
──去年やった『海老だって鯛が釣りたい』や『ifの世界で恋がはじまる』のような、メロい男子役もぴったりハマっていたと思います。
昔は恋愛ものを演じることがすごく苦手だったんです。そんなときにファンイベントでお客さんの考えたキュンキュンシチュエーションを僕が演じるというコーナーを行ったんですけど、ファンのみなさんが拍手をして喜んでくださったり、大きな歓声をいただけて。そこで少し苦手意識が薄れたんです。今はキュンキュンするようなドラマも演じていてすごく楽しいですし、もっと作品に参加したいです。

──『えびたい』で演じた水沼脩と、『イフ恋』で演じた大狼誠司、地に近いのはどちらですか。
どちらも遠いです(笑)。遠いですけど、水沼の柔らかい雰囲気は少し自分と近いのかなあと感じることはあります。先ほど『モアザンワーズ/More Than Words』のお芝居をリアルと言っていただきましたが、監督から「中川くんのままでいいよ」と言っていただいて撮影に挑んでいたので、演じているというより、自分のまま作品に存在している感じだったんです。
逆に、大狼はまったく自分にないキャラクターでした。完全に別人になっている感覚でした。自分の生の感情を使うお芝居もあれば、自分とは完全に切り離して演じるお芝居もある。まだまだわからないことが多くて課題も大きいですが、だからこそお芝居って面白いなと思います。
──それこそ鈴木亮平さんから勧められた本を読んで、学びになっていることも多いのではないでしょうか。
そうですね。主に海外の演技書を紹介していただいたんですけど、どの本にも共通して書いているのは、俳優であることのプライドについてでした。

──俳優であることのプライドとは、どういうことでしょう。
ひとつ上げるとしたら、普段の生活から気を抜かないということです。普段だらしない生活をしている人はハムレットを演じられない、という内容が本に書いてあって。自分のサイズを大きくしないと、演じる役のサイズも大きくならないんだなと。それは『リブート』で共演させていただいたみなさんを見て思いました。みなさん、本当にサイズが大きい。体格的な意味もそうですし、人の器という意味でも。
──では最後に、中川さんの素顔をいくつか聞かせてください。建築学科卒業ということですが、そうなるとやはり自宅のインテリアにもこだわりがあるのでしょうか。
……それがないんです(笑)。前は建築家の方が建てた家に住んでいた時期もありましたが、年々そういう関心も薄くなりました。
──インスタライブで家に神棚があるって言ってませんでしたか。
あります。俳優のお仕事をやっていると、大ヒット祈願のお札とかをもらう機会があって。そういういただいたものを飾るように置いています。
──オードリーがお好きなんですよね。もう共演はできましたか。
オードリーさんはまだ共演経験がないですが、『リブート』でダイアン津田さんと共演させていただいて。今、TBSラジオさんで放送している『ダイアンのTOKYO STYLE』のほかに、ABCラジオさんで『ダイアンのラジオさん』という番組も担当されていて。残念ながら東京では聞けないので、radikoのプレミアムプランに課金して、昔からずっと聞いていたんです。という話を休憩時間にさせていただいたら、すごく喜んでくださって、好きな回を全部ご本人にお伝えしました(笑)。

──ただのオタク(笑)。
そうなんです(笑)。「俺より詳しいやん!」って言われました。
──憧れの芸人さんと共演できるのは、やっぱりうれしいですか。
うれしいです。ラジオで毎日聞いている声なので。僕の中では、お風呂で聞いていたり、ラジオって生活の中に入ってくるものなんです。だから深度が違っていて、感慨深さが違うのかもしれません。
──もしオードリーさんとお仕事ができるとしたら、どんなことがしたいですか。
きちんと会って、面と向かってお話がしたいです。もっと僕が頑張って、いつかじっくりお二人とお話しできるような存在になることが、今の仕事のモチベーションの一つでもあります。
──では最後の質問です。『リブート』は陸が顔を変えて真犯人を追いかけます。もし中川さんが顔を変えるなら誰の顔になりたいですか。
え〜! 僕はどちらかというと薄いほうだと思うので、MEN’S NON-NOの大先輩である阿部寛さんの顔になって、1回作品に出てみたいです(笑)。

日曜劇場『リブート』場面写真 ©︎TBS




