2026.02.19 18:00
2026.02.19 18:00
ChatGPTには絶対「ありがとうね」って言っちゃいます
──じゃあ、ここからはライトな質問をいくつかしていきますね。今回、蒼太はスマート農業というものに出会います。中沢さんはデジタルテクノロジーに親しみがあるほうですか。
どうなんですかね。スマホとかはもちろん普通に使っていますけど。
──たとえばAIとか?
ChatGPTは使ってます。

──へえ。どんな使い方をするんですか。
僕の中で検索って堅苦しいイメージがあって。検索って何を調べるにも「◯◯ ×××」みたいにキーワードを打ち込んでいかなきゃいけないじゃないですか。ChatGPTだと「これってどういう意味なの?」って聞いたら、すぐに答えてくれる。友達みたいに話し言葉で聞けるのが心地よくて、調べものはChatGPTを使うことのほうが多いです。
もちろんAIの調べてきたものの中には間違った情報も入ってるから、そこから改めて自分で調べたりはしますけど、一歩目はChatGPTです。
──ChatGPTに名前をつけるタイプですか。
え! つけてない。名前はつけないんですけど、聞きっぱなしで終わることができなくて、調べてもらったら最後に絶対「ありがとうね」って言っちゃいます(笑)。そこが検索と違うところ。AIはコミュニケーションだなと思います。
──ドラマの中でVRが出てきますが、VRを体験したことは?
ないんですよ。だから、蒼太がやってるあの感覚はまだわからなくて。ゲームもスマホでするくらいで、家にゲーム機がないから、そんなにがっつりやることもなくて。蒼太みたいにオンライン上に友達がいるというのは、僕にとって未知の世界です。
──今の話を聞く限り、デジタル人間というよりアナログ人間という感じでしょうか。
アナログなんじゃないかなあ。あ、でも、会計はもう現金じゃないです。バーコード決済派です。逆に言うと、それくらいかな。

──じゃあ、テクノロジーの力で効率化を進める犬山と、昔ながらの伝統的なやり方を重んじる猿島。どちらに共感するかというと……。
難しいですね。伝統的なほうが好きと言えば好きなんです、血が通っている感じがして。でも、犬山さんのスマート農業が血が通っていないかと言えばそうでもないし。楽できるところは楽をしたほうがいいというのは、僕も同意見。デジタルのメリットもあるから難しいですね。どっちなんだろう。
──中沢さんが普段生活していて、手作業の良さを感じるのはどんなときですか。
それこそ手紙とか。監督や共演者の方からお手紙をいただくときがあって、手書きのお手紙はやっぱりうれしいですし、自分も必ず手書きでお返事を書きます。そういう手書きの温かさはなくしたくないですね。
──じゃあ次の質問です。蒼太は龍郎と共同生活を送ることになりますが、中沢さんは他人と共同生活ができるタイプですか。
達郎とはちょっと怪しいですけど(笑)。合う人とならできると思います。
──犬山家に居候しているシーンで、歯を磨くタイミングとかお風呂の順番で蒼太は気を揉んでいましたが。
そのへんはあんまり気にならないかも。普段、撮影現場にいるときも大勢の人と一緒にいるので、そういう場面が結構あるんですね。慣れてるから大丈夫じゃないかな。
──あいつが洗面所使ったあとは絶対鏡が汚れている、とか気にならない?
僕はならないです。
──逆に、他の人が気にするパターンもありますが。
そうですね。実家にいるときは、手を洗ったあとにピッピッてやると(と、手を振る)、母から「ちゃんと拭きなさい」って注意されていました。もしかしたら単に僕が気にしない性格なのかも……。

──繊細な人かと思ったら、案外神経が太いところがあるんですね。
たぶんマイペースなんだと思います。よく人からもマイペースだねって言われますし。ドアの開け閉めの音とかも特に気にならないですし、逆に言われたら改善できるように注意するので、意外と共同生活はいけるほうなんじゃないかな。
──ずっと家に引きこもっていた蒼太はスマート農業と出会ったことで新しい世界の扉を開けていきます。俳優業も、常に新しい現場や新しい経験の連続です。中沢さんが、新しい環境に飛び込むときに気をつけていることはなんですか。
そこで言うと、『シッダールタ』が僕にとって人生で初めての舞台で、稽古中もどういうふうに動いたらいいかわからなくて。でも周りは舞台を中心にやられている方がたくさんいて。すでに共演経験のある方同士、仲良くしゃべっているのを見ていると、自分から飛び込みに行くのって難しいなって実感しているところでした。
──そんなとき、中沢さんはどうするんでしょうか。
ずっとニコニコしてました(笑)。あんまり警戒心を与えるタイプではないという自信はあるので。
──本作は、蒼太がさまざまな経験を通じて変わっていく物語です。最後に、今、中沢さんが自分のここを変えたいと思っている部分を教えてください。
うーん。こういう受け身の部分ですかね(笑)。自分からもっといけば仲良くなれていたかもしれないなという方もいたりするので、そこは変えていきたい気持ちがあります。(どんどん小声になっていって)でも、どうしたら変わるんでしょうね……。
──めっちゃ声が小さくなってます(笑)。
あはは! でも、今回の現場ではちょっと克服できたかなと思っていて。(髙松)アロハとも仲良くなれたし、スタッフさんとも仲良くなれたし。何よりそれが全然苦ではなかったんです。意外といけるんだな、というのが今回の発見の一つ。だから、自分でブロックをかけず、もっと自分からいこうと思います!

ドラマ『ゲームチェンジ』場面写真 ©「ゲームチェンジ」製作委員会




