2025.10.14 11:00
©2026 Kiyoshiro Movie Project
2025.10.14 11:00
ロックバンド・RCサクセションがデビュー55周年を迎えたことを記念し、故・忌野清志郎を描くドキュメンタリー映画の制作が決定した。
RCサクセションのメンバーとしてデビューし、数々の名曲を産み出してきた忌野清志郎。ライブパフォーマンスでも数々の伝説を創り上げ「KING OF ROCK」の名を不動のものとし、1991年のRCサクセション活動休止後もソロ活動や覆面バンド・THE TIMERSでの活動に加え映画・ドラマへの出演や絵本の執筆、さらにはサイクリストなど多岐にわたり活動した。清志郎のチャーミングでアグレッシヴな存在感、カリスマ性と音楽性、そして偽りのない愛と魂を込めた表現は日本のロックシーンの礎を築き、生涯にわたって走り続けたその姿はまさにロックンロールそのもの。2025年は数々の記念企画が行われ、ドキュメンタリー映画制作はその集大成ともいえる。
清志郎の強烈な存在感と魅力に迫る本作の監督は、『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』(24)を手がけた相原裕美。『トノバン』は音楽家・加藤和彦の存在を再評価させるきっかけとなり、往年のファンだけでなく若い世代からも広く支持を集めロングランヒットとなった。音楽業界での経験を活かし、情熱と敬意をもって対象を深掘りする相原監督の手法はドキュメンタリー界で注目を集めており、忌野清志郎を描く初のドキュメンタリー映画は2026年の秋公開に向け鋭意制作が進められている。