n-buna、磯村勇斗、堀田真由からコメントも到着
ヨルシカの新曲が『僕達はまだその星の校則を知らない』主題歌に決定、宮沢賢治の詩集がモチーフ
2025.07.12 18:00
2025.07.12 18:00
ヨルシカの新曲「修羅」が、7月14日(月)に放送がスタートするカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』の主題歌に決定した。
『僕達はまだその星の校則を知らない』は、臆病な弁護士が「スクールロイヤー」として男女共学化した高校に派遣され、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。磯村勇斗が主演を務め、堀田真由、稲垣吾郎らが出演する。
その主題歌「修羅」は、物語性に富んだ楽曲が特徴的なヨルシカが書き下ろした一曲。制作にあたり宮沢賢治の詩集「春と修羅」をモチーフにしたという本楽曲は、7月14日(月)のドラマ初回放送にて初解禁される。
本楽曲についてヨルシカのn-bunaは「宮沢賢治の『春と修羅』が好きでした。ドラマにも宮沢賢治の作品がモチーフとして出てきます。『春と修羅』をささやかな共通項として、ヨルシカの作品と、ドラマの二つが柔らかく交わるようなものになっていれば幸いです」とコメント。さらに主題歌について磯村勇斗は「聴いた時に、なんとなく青色の景色が広がりました。でも、その中にも沢山の青の色彩があり、メロディーと歌詞から、さまざまな色がポカンポカンと浮かび上がりました」と語り、堀田真由は「みんな相反する気持ちを抱えながらも歩き続けなきゃいけないんだ、ということをこの楽曲から感じました」とコメントを寄せている。
コメント全文
n-buna(ヨルシカ)
宮沢賢治の「春と修羅」が好きでした。
四月の気層のひかりの底を
唾つばきし はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
この一節がいつでも心に残っていて、同時に感じるのは風のイメージでした。春になって、風が吹くとよくこれを思い出します。ドラマにも宮沢賢治の作品がモチーフとして出てきます。「春と修羅」をささやかな共通項として、ヨルシカの作品と、ドラマの二つが柔らかく交わるようなものになっていれば幸いです。
磯村勇斗
今回、ヨルシカさんに主題歌を書き下ろしていただき、とても有り難く思います。
「修羅」を聴いた時に、なんとなく青色の景色が広がりました。でも、その中にも沢山の青の色彩があり、メロディーと歌詞から、さまざまな色がポカンポカンと浮かび上がりました。
本作のメインカラーも青色なので、そんなヨルシカさんの楽曲が、ドラマにどんな彩りを添えてくださるのかとても楽しみです。
堀田真由
「学校」そのものが「春」と「修羅」だなと思います。「春」は新しい出会いや希望がある前向きな季節。同時に「修羅」のように、不安や孤独、笑顔でいてもずっと言葉を探しているような感覚が、私の学生時代にもありました。多感な時期であっても、みんな相反する気持ちを抱えながらも歩き続けなきゃいけないんだということを、この楽曲「修羅」を通して感じました。
思わず口ずさんでしまう癖になるメロディーは、聴くタイミングによって聞こえ方が違い、本作の世界観にピッタリだと思います。作品全体を底上げしてくださる素敵な主題歌で、大きな力をもらえる気がします。