楽曲流れる最新予告解禁、鈴木亮平らのコメントも到着
back numberが劇場版『TOKYO MER』新作主題歌書き下ろし、渾身のバラードで“強さ”を定義
2025.07.12 11:30
2025.07.12 11:30
back numberの新曲「幕が上がる」が、8月1日(金)に公開する劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の主題歌に決定した。
主題歌「幕が上がる」は、製作中の映画を観るなどして書き下ろされた一曲。小林武史がプロデューサーを務めたスケール感のあるバラード曲となっており、本楽曲について作詞・作曲を担当した清水依与吏は「この映画から影響を受けたバンドマンなりに「弱さ」と向き合い「強さ」を定義してみました。」とコメントた。なお主題歌決定の情報は、本日7月12日(土)に放送されたTBS「王様のブランチ」の番組内で解禁された。
劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』は、2021年にTBS日曜劇場枠で放送されたドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室』の映画化第2弾。主演の鈴木亮平は、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」という信念を持つ頼れるチーフドクター・喜多見幸太を演じる。そんな喜多見率いるMERメンバーが立てこもり事件、トンネル崩落、爆破テロなどの現場に果敢に挑む姿は「新たな形の救命医療ドラマ」と多くの感動を生み、2023年4月に公開された劇場版一作目は興行収入45.3億円という大ヒットを記録した。
続く劇場版二作目となる『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の舞台は大海原。沖縄と鹿児島にまたがる海に浮かぶとある火山島で大規模な噴火が発生し、新たなMERメンバーは島民79名すべての命を救うために絶体絶命のミッションに挑む。「南海ミッション」ではTOKYO MERチーフドクター・喜多見役の鈴木亮平をはじめ賀来賢人、菜々緒、石田ゆり子ら連続ドラマからのオリジナルメンバーが続投。さらに、南海MERチーフドクター候補・牧志秀実を江口洋介 、看護師の常盤拓と知花青空役には高杉真宙と生見愛瑠、南海MERの麻酔科医・武美幸役に宮澤エマ 、島の漁師・麦生伸役に玉山鉄二という豪華キャストが新たに参加する。
そして本日、back numberによる主題歌「幕が上がる」の一部が聴ける最新予告が解禁。映像では南海MERの試験運用が開始されてから半年間何も起こらなかった平和な島に発生した大規模医療事案に、貧弱な装備で救命経験の乏しい南海MERが呆然とする様子が描かれている。しかし映像の中盤からは、主題歌「幕が上がる」に背中を押されるように島民の救出に向かう南海MERと互いに助け合う島民の姿が映し出され、見る人の胸を熱くさせる予告映像となっている。
また、主題歌解禁にあわせ主演の鈴木亮平、松木彩監督、TBS高橋正尚プロデューサー、清水依与吏(back number)からコメントも届いている。
鈴木亮平(主演)コメント
「怖いけど 震えは止まってないけど」
この歌い出しを聞くたびに、映画のシーンが蘇ってきます。
新人ナースの震える手を包み込む、ベテランナースの震えた手。レバーを押し込み、船を前へ進める操舵士。そして、恐怖と使命の間で揺れていたドクターの姿。
恐怖や絶望の中でも、それでも「人の命を救いたい」と願う僕らの本能は、一体どこから来るのでしょう。
「『誰かを助けたい』と願い、勇気を出せる全ての人がヒーローだ」今作のこの想いを真っ直ぐに受け止め、素晴らしい曲に仕上げていただいたback numberの皆様に、心から感謝します。
この曲は、今日も誰かのために頑張っているすべての人への応援歌になるはずです。
この曲が流れるエンドロールにMERのすべてが詰まっています。ぜひ最後の一秒まで、劇場で感じてください。
TBS高橋正尚 プロデューサー コメント
「TOKYO MER」は、コロナ禍、患者のために未知のウイルスに挑む医療従事者に精一杯のエールを送りたい、という思いで企画しました。
一方、今も災害など様々な危機の際には、困っている人々のために駆け付ける方々が沢山おられます。
誰かのために一歩踏み出す勇気をもつ人は、誰もがヒーロー。
今回の「南海ミッション」はそんな“ふつう”の人々が立ち上がる強さを描いた物語です。
“等身大の人々”の葛藤と成長がテーマなら、主題歌はback numberさんしかいない。
その期待通りに、歌詞の一言目で鷲掴みにされました。
怖いけど。震えは止まらないけど。でもきっと自分にも、誰かのために出来ることがある。
昨日までの自分を少しだけ超えるために、そっと背中を押してくれる。そんな素敵な曲です。
松木彩監督 コメント
今作の準備が始まった際、back numberさんのアルバム「ユーモア」を聴きながら作業をしていました。怖いほどに雄大な自然や、未熟なチームの日常や成長をどう描こうか考える時にヒントをくれるような存在でしたので、その後主題歌をback numberさんが作ってくださると聞いた時は、驚きましたし勝手に運命的なものを感じました。
いただいた主題歌「幕が上がる」は、最初のフレーズから劇中全てのキャラクターに寄り添ってくれるような温かく力強い楽曲で、描きたいものを汲み取ってくださった、と感じました。この曲を聴き終えて、この映画は完結するのだと思います。素晴らしい主題歌をありがとうございました。
清水依与吏(back number)コメント
自分の人生の中で一番身の危険を感じるのは、ライブの本番当日です。ステージでミスをしようが、音を外そうが、怪我をするようなことはありません。ですが、ほんの少しの動作で汗が吹き出し、時間は凝縮し、明らかに心と体が「命のやり取りをしている」と叫んでいるように感じます。
『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』との共通点としては笑われてしまいそうなエピソードですが、この映画から影響を受けたバンドマンなりに「弱さ」と向き合い「強さ」を定義してみました。