全12枚には伊島空や基俊介、母親キャストの印象的なカットも
南沙良、馬場ふみか、本田望結らが迫真のシーンに挑んだ『愛されなくても別に』場面写真一挙解禁
2025.04.25 10:00
Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会
2025.04.25 10:00
7月4日(金)より全国公開される南沙良主演映画『愛されなくても別に』の場面写真12点が解禁された。
29歳の新鋭監督・井樫彩の新作長編映画となる本作は、2021年に第42回吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃による同名小説の実写化。毒親、虐待、性暴力など家族間で生じる問題から社会のひずみに切り込みつつ、その世界をサバイブする女性たちの清々しさと「不幸中毒」から脱却する姿を鮮やかに描く。
浪費家の母に代わって大学以外のほとんどの時間をアルバイトと家事に費やす日々を送る宮田陽彩(南沙良)は、親にも、友人にも、何かに期待して生きてきたことがなかった。そんなある日、陽彩が耳にしたのは、同級生・江永雅(馬場ふみか)が殺人犯の娘だという噂。他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたりが出会い、人生を変えていくことになる。
陽彩と雅と同じ大学に通い、過干渉な親の支配下から逃れるよう新興宗教にはまっていく木村水宝石(きむら・あくあ)役を演じるのは本田望結。陽彩と雅のアルバイト先であるコンビニの同僚で、留年した上にお洒落やギャンブルにお金をつぎ込んでしまう堀口順平役を基俊介(IMP.)。雅の父親が殺してしまった被害者の遺族で復讐のため雅に近づく大山幸太郎役を伊島空。水宝石の行動を監視するように日々大量の電話をしてくる水宝石の母親・木村美佐子を池津祥子。浪費がやめられない陽彩の母親・宮田愛を河井青葉が演じる。

解禁された場面写真に映るのは、宗教団体の「宙の会」にのめり込む木村を救うべく宮田(南沙良)と江永(馬場ふみか)が潜入し、その施設の食卓で木村(本田望結)が数珠を宮田に手渡す場面や、”ある出来事”が原因で逆上した木村が刃物を突きつける緊迫のシーン。他にも、雨の中江永にそっと傘を差し出す謎めいた男(伊島空)の姿や、宮田や木村の母親たちのカットも。さらに、虚ろな表情を浮かべ水面に身を預ける宮田のカットでは、南沙良が身体を張って挑んだ迫真のシーンが切り取られている。


さらに本作のムビチケカードとムビチケ前売り券(オンライン)が5月2日(金)より販売開始。特典ではスマホ裏に貼れる「スマホ裏ステッカー」がプレゼントされる。
場面写真 映画『愛されなくても別に』©︎武田綾乃/講談社 ©︎2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会