全5作品を先行上映するプレミア上映祭も東海市で開催
加藤シゲアキ監督、正門良規とのW主演で贈る濃密ミステリー『SUNA』予告映像&場面写真解禁
2025.02.11 12:00
©︎2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
2025.02.11 12:00
クリエイターの育成・発掘を目的とした短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season7』の上映作品で、加藤シゲアキが監督を務めた『SUNA』の予告映像と場面写真が解禁された。
伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らのプロデュースにより2020年より始動した『MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)』は、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した短編映画を制作・上映するプロジェクト。2024年のSeason6まで地域と連携して映画製作を通じた地域創生や人材育成に取り組んできたが、2025年以降は米ハリウッドで開催されているグローバル・ステージ・ハリウッド映画祭とのクリエイター育成に関するコラボレーションを予定しており、日本のクリエイターを世界に紹介するプラットフォームとしても期待されている。
『MIRRORLIAR FILMS Season7』では加藤のほか武田成史、加藤浩次、香月彩里、坂本ショーンが監督した全5作品をラインナップしており、今回予告と場面写真が解禁された『SUNA』は砂にまつわる濃密なミステリー作品。NEWSのメンバーとして活躍しながら作家としても数々の話題作を輩出する加藤シゲアキが、監督に加え正門良規(Aぇ! group)とのW主演も果たしている。
『SUNA』の舞台は砂によって窒息死するという奇妙な事件が多発する東海市。人の身体が砂に埋め尽くされるという死因に、刑事の狭山(加藤)と遠山(正門)は本当に人の仕業なのかと怪しむ。そんな中、遠山の家に砂が落ちている現象が発生。骸骨や炎に包まれる遠山など不穏な映像が畳み掛けられる中、「あいつら、俺の砂を盗んだんだよ」という謎の男の声が流れる。その後も次々に起こる「砂」による窒息死。これは呪いなのか、または誰かの仕業なのか。
『MIRRORLIAR FILMS Season7』は5月よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国劇場で2週間限定上映を予定しており、さらに5月4日(日)・5日(月)に「ミラーライアーフィルムズ東海市プレミア上映祭」の開催も決定。愛知県東海市で撮影された加藤浩次監督作品『Victims』、加藤シゲアキ監督作品『SUNA』を含む全5作品が全国公開に先駆けて上映される。さらに、隈研吾建築都市設計事務所が設計した「東海市創造の杜交流館」のオープニングイベントとして舞台挨拶付き先行上映やワークショップなども実施予定で、詳細は3月上旬に発表される。
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加藤シゲアキ(監督・主演)コメント
あるところにあるものも、ないはずのところにあるとおそろしい。
砂をモチーフに感覚がぐらつくような物語を、映画を作ろうと思ったのは、なにが間違いでなにが正しいのか判断することの難しさを日々実感しているからかも知れません。
見えないものを恐れることは人間らしさにも通じるのでしょう。
主人公の遠山を演じてくれた正門良規は、そうした人間らしさを彼なりの抽出方法で表現してくれました。
また正門のみならずキャスト・スタッフの皆がこの物語を面白がってくださったおかげで、15分とは思えない緊張感を生み出してくれました。
砂が映画を観られた方々のトラウマにならないことを祈るばかりです。
正門良規(主演 )コメント
SUNAに参加させて頂きました、正門良規です。
初めてこのプロジェクトのお話を聞いた時に、凄くワクワクしたのを覚えています。
アイドルとしてこういった現場に参加出来る事は本当に貴重な事だと思います。
この現場に出会えた事に心から感謝したいです。
個人的な話にはなるのですが、加藤くんの作品に出演するのは2度目で、初めて出演したのは舞台での事でした。
加藤先生の初めての戯曲。
その時はお芝居の経験もほとんどなく、加藤くんに少しご心配をおかけしたような気がします。
ですが数年たって再び加藤くんの作品に参加でき、しかも監督、そして役者さんとしての先輩とご一緒するという事で少しでも「自分の成長した姿を見せたい!」という欲も芽生えました。
今、僕が出来る事は全てカメラの前で出し切った気がしています。
15分という短い時間ですがとても濃密なミステリーに仕上がっていると思います。
皆様、どうぞ楽しみにしていてください!