全5組の眼福コラボが満載だった東京ドーム公演をレポート
3日間15万人を歓喜させたLAPONEアーティストの饗宴、JO1から始まった物語は無限の未来へ
2025.02.08 18:00
©︎LAPONE ENTERTAINMENT/©︎LAPONE GIRLS
2025.02.08 18:00
グループを超えた交流と接触に会場は大熱狂
オープニングには各グループが登場し、名刺代わりの1曲を披露した。最初に登場したのは初参加のガールズグループME:I。リーダーMOMONAが「LAPONEと一緒に新しい時代を作っていきましょう!」と勢いをつけると、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』ファイナルステージ課題曲「想像以上(ME:I Ver.)」を熱唱、続くDXTEENは「Dance On Open World」で爽やかな風を届けた。
INIが回転式のセンターステージに登場しデビュー曲の「Rocketeer」で会場のテンションを上げると、ファンも大きな“ロケットパンチ!”コールでそれに応える。その熱気の冷めやらぬ中登場したIS:SUEは3人での出演となったが、人数を感じさせない力強い「Breaking Thru the Line」のパフォーマンスで会場を魅了。そして花火の爆発音と共にメインステージに現れたJO1は、彼らの原点となるデビュー曲「無限大」で巨大な東京ドームをひとつにまとめあげた。曲の終盤に川尻蓮の“筋肉キス”が大画面に抜かれると、全グループが揃って「無限大」を一緒に踊ったが、40名以上がステージに揃った姿は圧巻だった。
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“LAPONEのお兄ちゃん”JO1の與那城奨は「素敵な後輩に恵まれて、こんなに素敵なライブができてうれしい」、ME:IのMOMONAは「全力で楽しんで完全燃焼したいと思います」、IS:SUEのNANOは「会場全体の熱気を感じながら、IS:SUEパワー全開で頑張ります」、DXTEENの谷口太一は「今まで以上にDXTEENらしさ全開で皆さんを幸せにします!」、そしてINIの木村柾哉は「この日のためにみんなで準備してきました。INIも会場をいっぱい盛り上げられるように頑張ります」と各グループのリーダーが意気込みを語った後は、BOYS組、GIRLS組に別れたパフォーマンスへ。
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JO1、INI、DXTEENのBOYS勢が「LAPOSTA 2025」のテーマソング「LOVE ALL STAR」で楽しい雰囲気を作り上げると、JO1の與那城奨がINIの許豊凡をバックハグするなどグループを超えたわちゃわちゃにファンも歓喜。ME:IとIS:SUEのGIRLS勢は『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のシグナルソング「EAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」を円形のセンターステージで熱唱。高低差のあるステージの頂点に立ったのは、オーディションで1位を獲得したMOMONA。同じオーディションで苦楽を共にした2組の邂逅に、ファンも熱い気持ちを思い出していたに違いない。
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そこから、5組それぞれが自曲をパフォーマンス。オープニングで爽やかな楽曲を披露したDXTEENは、ヒップホップナンバー「Handle」やキュートな「Good Vibes」など、ギャップのある展開で魅せた。ダンススキルの高いIS:SUEは、「THE FLASH GIRL」のダンスブレイクでソロダンスを見せるなどその実力を発揮し、ME:Iは「&ME(ME:I Ver.)」で2台のフロートに乗ってファンの近へ。バックステージで昨年末の紅白でも披露したデビュー曲「Click」でキュートさを爆発させると、ディズニー・アニメ『モアナと伝説の海2』日本版エンドソング「ビヨンド~越えてゆこう~」をライブ初披露し、ボーカル力をアピールした。
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迫力のパフォーマンスを見せたのは、LAPONEの長男JO1と次男INIだ。サイレンが鳴り響く中、赤のサーチライトに照らされると、INIが一塁、三塁のベンチから勢いよく飛び出しバックステージに上がり「MORE」を歌う。いっきに会場の熱を高めると「TELEVISION」では6台の小型トロッコでアリーナを回りファンを煽る。センターステージから花道を歩いてメインステージに戻る途中には、後藤威尊が高塚大夢をお姫様抱っこしてファンを沸かせた。「WMDA(Where My Drums At)」を歌い終えるとINIメンバーがメインステージの扉の中へ。その扉が回転すると、入れ替わりにJO1が登場。ドラマチックな演出で「ICY」が始まると、「Phobia」ではバチバチに揃った群舞を見せる。MCではクールなイメージの金城碧海がドームに集まったファンを“ラブリーちゃん”と名付けて独壇場を展開し、笑いを巻き起こした。キャッチーなサビと振りが印象的な「Love seeker」では花道を闊歩。サングラス姿の白岩瑠姫がファンを熱狂させた。
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中盤は、グループの垣根を超えたコラボステージで楽しませた。〈Switch & Match〉コーナーでは、JO1、INI、ME:Iの3組がグループの楽曲をシャッフル。INIはME:Iのデビュー曲「Click」をキュートにパフォーマンス。普段は力強いダンスを見せる西洸人が、照れながらもかわいく踊っている姿には、ファンも思わずにっこり。ME:IがINIの「Brighter」でそのダンススキルをアピールすると、さらにJO1の「OH-EH-OH」の“ジャケットダンス”でハードモードを見せた。JO1はME:Iの「Cookie Party」でノリノリに。本気の文化祭のような楽しいステージを見せた。
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