「穏やかな時間を過ごしていました」撮影を楽しむ2人を映す
綾瀬はるかと大沢一菜の距離を縮めた“大人の夏休み” 映画『ルート29』メイキング写真解禁
2024.10.02 12:00
©︎2024「ルート29」製作委員会
2024.10.02 12:00
綾瀬はるかが主演を務め、11月8日(金)に公開される映画『ルート29』のメイキング写真が解禁された。
本作で綾瀬が演じるのは、他者とのコミュニケーションをあまり取らない主人公トンボ。⾵変わりな⼥の⼦ハルを連れて旅に出た先でのさまざまな出会いや次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった⼼に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間が綴られる。
監督は『こちらあみ⼦』で第27回新藤兼⼈賞⾦賞はじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作にして多くの映画ファンを魅了した森井勇佑。詩⼈・中尾太⼀の『ルート29、解放』からインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から⿃取を結ぶ⼀本道の国道29号線を約1ヵ月間旅をして脚本を完成させた。
ハル役には『こちらあみ⼦』で強烈なデビューを飾った⼤沢⼀菜。ドラマ『姪のメイ』『季節のない街』に出演し幅広く活躍を続ける彼⼥は、森井監督作品に2作品続けての登場となる。そのほかのキャストには市川実⽇⼦、⾼良健吾、原⽥琥之佑、河井⻘葉、渡辺美佐⼦など演技と存在感に定評のある実⼒派俳優たちが集結した。
今回公開されたのは、トンボと旅の相棒・ハルの関係性そのままの綾瀬と⼤沢が撮影を楽しむ様⼦を切り取ったメイキング写真。2人で⾞やロープウェイに乗り笑顔を⾒せる姿、カヌーを⼀⽣懸命に漕ぐ姿、⽯を積み上げて遊ぶ姿、ヤギを⾒つめる姿など8点で、綾瀬の⼤ファンであるがゆえに緊張をみせていた⼤沢と綾瀬の距離が縮まっていく様が垣間⾒える。
本作の撮影は2023年7⽉下旬から約1ヵ⽉間かけてオールロケで敢⾏。写真では⽇本の原⾵景ともいえる場所の数々のノスタルジックな雰囲気も⾒ることができ、綾瀬⾃⾝も「⼀菜ちゃんとスタッフさんの掛け合いを⾒ていても、“親戚のおじさんたちが夏休みに集まっている時間”に⾒えるほど(笑)、穏やかな時間を過ごしていました。」と表現するように、⼤⼈の夏休みを思わせるような非日常感や、森井監督が⽬指した「今⽣きている世界を、また別の⾓度から感じ取ることができるような映画」という寓話的な要素とリアリズムを融合させた世界観が伝わるメイキング写真となっている。