今泉力哉・かおり夫妻が監督と脚本で初の共同作業
高畑充希&岡田将生が婚外恋愛ありの“いい夫婦”に 漫画『1122』Prime Videoでドラマ化
2023.11.22 08:00
Ⓒ渡辺ペコ/講談社 Ⓒmurmur Co., Ltd.
2023.11.22 08:00
高畑充希と岡田将生がW主演を務めるドラマ『1122 いいふうふ』が2024年にPrime Videoにて世界独占配信されることが決定した。
原作は「妻に読ませたくない」「夫に読ませたい」とリアルさが話題になった渡辺ペコによる累計販売部数146万部を超える大ヒット漫画『1122』。物語の中心となる妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)と夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子供がいなくても2人の仲は問題ないが、2人には“秘密”があった。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。結婚7年目の2人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。
高畑充希と岡田将生は本作で初共演。監督は『窓辺にて』(2022年)、『アンダーカレント』(2023年)などの今泉力哉、脚本は今泉力哉の妻であり、監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』でベルリン国際映画祭ジェネレーションKプラス部門にて「子ども審査員賞」を受賞したキャリアをもつ今泉かおりが務め、本作が夫婦初の共同作業となる。なお撮影は10月16日にクランクインして現在も関東近郊にて行われており、クランクアップは12月を予定している。
また、結婚記念の写真撮影をする一子と二也を写した場面写真も解禁。2人の自然体で仲の良さそうな様子が伝わってくる一枚となっている。
高畑充希 コメント
「1122」。いちいちにーにー?ん?なんて読むんだろうこのタイトル?あ、いい夫婦か!面白そう!と、コミックを手に取ったのが数年前のこと。読み進めてゆくにつれて、それぞれの登場人物が不器用で愛おしく、続きがどんどん気になる展開に、「これ、ドラマになったらきっと楽しいだろうなぁ」と確信していました。ですがなかなか挑戦的なシーンも多いので、地上波だと描き切れないのかも。。とも思っていたので、そこから月日が経ち、配信ドラマとして、そして一子ちゃん役でお話をいただけた時は、本当に嬉しかった。穏やかで楽しい素敵な人だらけの今泉組で。包容力を持って向き合ってくださる岡田さんと二人三脚で。来年の初夏、皆さんに良いドラマをお届けできるよう、がんばります!
岡田将生 コメント
今泉監督の作品は観ていて魅力を感じていたので、お仕事をして監督の現場の空気を肌で感じてみたかった。
心地よい空気が流れていてやりやすい環境を作ってくださって、そして微かな心の揺れを敏感にキャッチしてくれる信頼できるスタッフ。 とても素敵な現場です。 高畑さんとは今回初共演でして、役をどうこうではなく今回はいちこちゃん、高畑さんを真っ直ぐに見つめていく事で二也という人物像がより明確になっていくと感じました。
作品自体はとてもセンシティブで際どい話ですが、僕は夫婦が再生していく物語だと思っています。
そして、どうか最後までこの夫婦を見届けてほしいです。
監督:今泉力哉 コメント
高畑さんと岡田さんをはじめとした俳優たちとドラマ「1122」を撮影しています。
隣にいる人とずっと一緒にいるために、ときに不器用に、ときに滑稽に、でもいたって真剣に、恋をして、想い合って、悩みながら生活している人たちの物語です。
高畑さんの明るさと気遣い。岡田さんの繊細さと人の良さ。
演じ手である前に人として魅力的なおふたりとともに、いい作品にできたらと思っています。
お楽しみに。
脚本:今泉かおり コメント
原作を初めて読ませていただいてから脚本が完成するまでずっと考えていたのは、「良い夫婦」とは何か?ということでした。
それを考えながら、原作と芯がぶれずに、世界観を壊さずに脚本にしていきたいと思っていました。
人は一人でも生きていけるかも知れないけど、やっぱり誰かといるのっていいな、と思える「1122」の素晴らしさが、皆さんに伝わりますように。
原作:渡辺ペコ コメント
先日現場にお邪魔して撮影を拝見しました。俳優さん達がご自身の身体を通し漫画のキャラクターをリアルな人物として生み出す様、監督をはじめとしたプロフェッショナルのスタッフさんたちが集まり大きなエネルギーを一つの作品として形作る様子に圧倒されました。このように華やかな映像化の機会を頂けた幸運を本当に嬉しくありがたく思います。 今後も関わって下さったすべての方達の能力が発揮できる場であることを願っています。 原作を楽しんでくださったみなさんにもどうか期待いっぱいでご覧頂けたらと思います。本当に素晴らしかったので……!
私も完成を心の底から楽しみにしています。