2023.06.06 18:30
3月12日 0:00になった瞬間の
お誕生日おめでとうLINEが年々少なくなり
(昔はデコメールとかめっちゃ凝ってた)
年を重ねている実感を静かに1人で
寂しく思いながら早めの就寝
そして朝5:00に寝坊せず無事起床
寝坊したらあまりにも怖すぎるので
大量のアラームをかけておいたのですが
そんな心配も束の間
スッと起きることができた不思議…!
昼公演の会場である
下北沢SHELTERの楽屋は
ぼっちざろっくでは
若干広めに描かれてるものの
実際は4人入ればぎゅうぎゅうくらい
ということを事前に聞いていたのと
04 Limited SazabysのGENさんも
“ぼっちざろっく観て思ったんだけど、SHELTERの楽屋はあんな広くない。”
とツイートされていたのが
私の脳裏にしっかり焼きついていたので
自宅であれやこれやライブのことを
最後まで隈なく確認しながら
ゆっくりメイクや衣装の準備をしました
わりと余裕を持って起きた日に限って
最後時間が足りなくなって
バタバタ焦るあの現象なに!?
今回もその現象に陥りました
気づいたら家を出る時間が目前で
いっそいで家を出発し会場に向かいます!
会場へ到着すると
すでに音合わせをしてくださっているバンドメンバーのみなさんや
まだまだ本番まで時間があるのに
もう物販開始を待って
並んでくださってるお客さん
卒業式を控えた娘を
見送るお父さんみたいな
わたし本人よりあたふたしている
大内ライダー
それを見てやっと実感が湧き
心臓がバクバクしてくるわたし
すぐさま衣装に着替えて
本番前最後のリハーサル
限られた時間の中
不安でいっぱいのわたしに
全曲リハーサルを付き合ってくださった
バンドメンバーのみなさんのおかげで
少しホッとリラックスができ
なんとかお弁当を食べる余裕すらありました
母が差し入れしてくれた
天のやのたまごサンド美味しかった..
そうこうしているうちに
開場が始まり、
あっという間にぎゅうぎゅうになるフロアに響き渡る「あと半分入ります!」というスタッフさんの声
うわぁ〜ライブハウスが戻ってきた〜!
と、なんだかうれしくなる気持ちと
こんなにもたくさん
私を見に来てくれた人がいるなんてと
始まる前から涙腺刺激されるような状況で
またしてもわたしは緊張のピーク
そして気づけばあっという間に本番…
バンドメンバーの皆さんが
ステージに出るのを見送り
わたしもそれを追うようにいざステージへ
ステージに立った瞬間もう涙が溢れそうでした(早すぎ)
でもわたしの絶望的な欠点が
泣いたら歌が歌えない なので
とにかく涙を堪えて堪えて歌をうたい
なんとかMCまで辿りつくと
込み上げてた思いがぶわぁあああ〜〜と
溢れるかの如く涙が止まりませんでした
自分のためにこんなにもたくさんの人が
集まってくださる日が来るなんて
信じられなかった不安や
普段とは違う環境で
ひとりでもがいてきたからこそ
みんなの顔を見れた安心
入り口の方の階段で
ひときわ目立つ
adidas×GUCCIコラボの
ド派手なジャージで
盛り上げながら見守ってくれてる
靖子ちゃんを見つけた喜び
全部が重なって溢れたのです
とは言ってもこの後も
まだまだ歌は続くわけで
涙は早急に引っ込めて
ライブを再開します
そこからはもう本当にあっという間で
わたしは子供の頃大きな手術をして
全身麻酔をしたことがあるのですが
まるでその時の感覚でした
あれ、気づいたら終わっている
まさにこれ!
気づいたらライブは終わっていて
すぐさま特典会へ
特典会中に流れているBGMも
全てわたしが自分で
ライブハウスで流れてたら最高だな!
で、選んだ音楽たちだったので
それをみんなも聴きながら待っていてくれる事実すら幸せな状況でした
今回のライブは、昼公演が
ありがたいことに即完売したため
急遽追加公演で夜公演を行うことになったので
昼と夜で会場が違ったのです
特典会を終えたわたしは
急いで次の会場、新宿MARZへ!
ここでは楽屋が
バンドメンバーの皆さんと別れていて
ちょっぴり寂しい気持ちもありつつ
昼公演でいただいた
みんなからの手紙などを1人で読みながら
お弁当を1人寂しく食べていると
夜公演を見に来てくれる
METAMUSEメンバーが
早く会場に到着したとのことで
わたしの楽屋まで会いに来てくれたのです
いつもは当たり前に一緒にいるから
なかなか気づけずにいたけれど
わたしはいつもこの人たちと一緒にいるから
安心してライブができていたんだなって
ものすごくこころが満たされたなぁ
そんなあったかい気持ちを抱えて
そのまま夜公演へ
セットリストは大きくは変わらないものの
曲の順番を変えたり構成を変えることで
また雰囲気の違ったライブにできるように
いろいろ工夫をしました
これは、普段のMETAMUSEのツアーから学んだことで
毎回靖子ちゃん(大森靖子さん)が
セトリを組んでくださるのですが
あの曲の次にこの曲が来ると
こうも違って聞こえるのか!とか
曲ひとつでも
順番や歌い方や演出で
いろんな使い方ができることを学んだので
自分のライブもそんなことを意識しながら
バンドメンバーのみなさんと考え
若干違った雰囲気になるセトリを組みました
なんだか夜公演は2回目ということもあり
昼公演よりは良い意味で落ち着いていて
緊張でたまらないというところから
楽しくてたまらないという感情まで登り詰めていましたね
夜公演をしながら、もう既に
またこのメンバーでライブがしたくてたまらなかったです!
昼公演同様またあっという間に終わるライブ
夜公演が終われば
このライブは本当に終わり
あんなにドキドキしていたのに
寂しくてたまりませんでした
このライブがあるから!たのしみだから!
という感情で毎日のいろんなもやもやと
戦ってきたようなものだったので
今日からどうしたらいいの!?と
若干パニックになりかけたけれど
またこのメンバーでやろうねと
声をかけてくださる
バンドメンバーの皆さんのおかげで
またできるようにがんばろう!と
前向きになることができたところで
会場でのプチ打ち上げです!!
わたしはこの瞬間を心待ちにしていました…
なぜならわたしは前編でも話した通り
この日まで禁酒をしていたのです
禁酒明け1杯目はもちろん生ビールを注文
いつもよりふわっふわに見える泡
スムージーみたいでもはや可愛い…
はやく喉ごしを感じたい…
今日は本当にお疲れ様でした!かんぱーい!
う…うんまぁ….
久しぶりに実家のご飯食べた時のような
なんともいえない落ち着く味でした
そこでみんなからの
お誕生日おめでとう!の数々
あ、そうだわたし
今日誕生日だった!!!
必死すぎて
自分の誕生日を忘れかけていましたが
それくらい無我夢中になれたライブ
本当に幸せな時間でした
また来年も絶対!!!