2023.05.30 17:30
Billlie(2023年5月20日「Billlie Japan Debut Showcase “what is your B?”」より)
2023.05.30 17:30
感謝のメッセージは全員日本語で
続いて行われたゲームコーナー「Who is B?」は、同一のキーワードが書かれた6枚の紙の中にある、1枚だけ「B」と書かれた紙を引いたメンバーは誰かを当てる、いわゆるワードウルフ(人狼ゲーム)のようなもの。司会の古家氏がキーワードに合わせてメンバーに質問をしていき、その答えがとんちんかんな人が「B」だろうとメンバー間で推理するというもので、Billlieのメンバーはどの紙を選ぶかですでに大騒ぎ。順番に紙を選んでいくのが、最後から2番目のハラムが緑色の紙を取ろうとしたところ、緑好きだというスヒョンが「ううーん!」と顔をしかめて抵抗し、結果、スヒョンが緑色の紙をゲット。
「このキーワードに合うBilllieの曲は?」「このキーワードに合う振り付けは?」という古家氏の問いかけにメンバー一人ひとり答えていくのだが、その誰もが自信満々とは言い難い様子で、誰が「B」かを言い当てる番になっても、言われたメンバーは「私じゃないよ!?」「違うよー!」と言い張る姿も。一番、多くの票を獲得したはるなが「B」ではないかという結論になったのだが、本物の「B」は緑色の紙を選んだスヒョン! 誰もが想像しなかった結果に、スヒョンは満面の笑顔を見せた。
ゲームでひとしきり盛り上がった後は、会場のみなさんと一緒に記念撮影を……とメンバーの意識が客席に向かった隙に、サプライズで日本デビューおめでとうの大きなケーキがステージに登場! 会場中のファンからの「Billlie、日本デビューおめでとう!」というあたたかい言葉に、メンバーも「泣きそう」と感激していた。さらに、ろうそくの代わりにとメンバーたちが客席に向かって息を吹くと、ペンライトが前の方から徐々に消えていく、というファンが一体となったサプライズも。最後は会場全員で“チェリーピース”で記念撮影。この日の思い出を写真に残した。
ラストの曲に行く前に、メンバーからは心を込めた日本語のメッセージが。「Billlieのために大事な時間を使って来てくれて、ありがとうございます。そして日本人メンバーの母国でデビューすることができて光栄です。私もめちゃめちゃ感動しました。本当にありがとうございます。これからもいい思い出を作りましょう。みなさん、本当に本当に、大好きです!」と流暢な日本語でシユンが挨拶すると、ションは「日本のBelllie’veのみんな! 私たちBilllieがついに日本でデビューしました! 待っててくださり本当にありがとうございます。私たちもずっと日本に来たかったので、とても幸せです。これからも一緒にいい思い出を作りましょう」とつっかえながらも日本語で言い切り、最後にはなかなか日本語が出ない焦りと、たくさん練習したのにうまく言えなかった悔しさから、泣き出してしまうというハプニングが。そんなションに、会場からは「泣かないで」コールがわきあがり、つきも「さっきまで一緒にコメントの練習してたんですよ。あとでがんばったねって言ってあげてください」と励ましていた。
つきは、「韓国でデビューして、さらに日本デビューができたのも、日本で一生懸命応援してくれる日本のBelllie’veがいたからこそなので、これからも恩返しできるように、日本の活動を一生懸命がんばっていきます。たくさん会いにきてくれるとうれしいです! 日本のBelllie’ve、本当に愛しています。いつもありがとう。ホンマに元気の源で、大好きです!」と途中、泣きそうになりながら言い切った。はるなは「日本のBelllie’veのみなさん、今日は楽しかったですか? 今日は来てくださりありがとうございます。メンバーたちも大好きな日本でデビューすることになって本当に幸せなんですけど、今日このようにみなさんの前でステージに立てて、実感がわきました。本当に幸せな時間でした。ありがとうございました。これからも、たくさん応援してください!」と笑顔を見せた。
ハラムは「ホンマに会いたかったBelllie’veのみなさん! みなさんが私たちを愛してくださったおかげで日本デビューすることになりました。これからも日本で会いましょう。ありがとうございます。大好きです!」と微笑み、スヒョンは「日本のBelllie’veのみなさん、今日来てくれてありがとうございます。これからも一緒にいようね。そしてみなさん、今日めっちゃキレイです」と言って涙を流しそうになり、感動の雰囲気に包まれた。
「韓国語の歌詞を日本語に翻訳する時、どういう部分がポイントになるか、日本のBelllie’veがどうしたら歌いやすいか、本当にたくさん考えて準備したので歌詞にも注目してほしいですし、歌詞によって変わったメンバーたちのジェスチャーにも注目していただけたらうれしいです」とつきが語って、最後は日本デビュー曲「GingaMingaYo (the strange world) – Japanese ver.-」をパフォーマンス。
アンコールではペンライトを片手に持ったメンバーがファンソング「various and precious (moment of inertia)」を歌いながら、ステージの端から端まで行き交い、会場を訪れたファンと目を合わせたり、手を降ったり、心を通わせていた。「これから私たち長い時間一緒にいることになるので、幸せで楽しい思い出をたくさん作っていきましょう! おたがい支え合っていけるとうれしいです」というつきの言葉で、日本デビューショーケースは無事終幕。「ありがとう」「大好き」「2階席のみなさんも本当にありがとう!」と日本語で口々に感謝の言葉を口にしながら、なかなかステージを去ることがなかったBilllie。待ちに待った日本デビューが叶った今、これからの彼女たちの日本での活動が今から待ち遠しい!