2023.04.10 23:20
2023.04.10 23:20
Uruの新曲「心得」が木村拓哉主演ドラマ『風間公親-教場0-』の主題歌に決定し、5月1日(月)にデジタルリリースされることが発表された。
ドラマ『教場』の原作は、長岡弘樹が手掛けるシリーズ累計130万部を突破した「教場」シリーズ。木村拓哉主演、君塚良一脚本、中江功演出で2020年に『教場』、2021年に『教場II』として新春SPドラマとしてオンエア。神奈川県警の警察学校という密室を舞台に、冷徹で最恐の教官・風間公親が「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、冷酷無比なやり方で生徒たちをふるいにかけていきながら、彼らがそれぞれ抱える様々な葛藤や秘密が渦巻く中で、次々と巻き起こる事件を乗り越えて卒業するまでを描いた内容が話題を呼んでいた。
本日4月10日(月)よりスタートしたドラマ『風間公親-教場0-』は、風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官の風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学んでいくストーリー。脇を固めるキャストには赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太ら豪華俳優陣が名を連ねた。
その主題歌「心得」は、Uruが作詞・作曲を手掛けドラマのために書き下ろした楽曲で、静けさの中に確かな意思を感じさせる清廉なバラード。Uruは木村拓哉のオリジナルアルバム『Go with the Flow』へ楽曲提供を行った事をきっかけにラジオ出演などで交流はあったものの、主題歌としてタッグを組むことは今回が初となる。合わせて公開されたジャケットは歌詞の中に出て来る<蕾>がモチーフになっており、『教場』シリーズの劇中でも度々登場する花ともリンクを感じるアートワークとなった。
なお、Uruは4月15日にTVアニメ『地獄楽』エンディングテーマ「紙一重」をリリース、4月28日からは全国12都市13公演の過去最大規模となるホールツアー“Uru Tour 2023「contrast」”を開催する事が決定している。
木村拓哉 コメント
今回の主題歌が現場に届き、それを耳にしたとき、風間がバディを組む新人刑事たちの顔が浮かんできて目頭が熱くなりました。目の前に立ちはだかる試練に対して、新人刑事たちそれぞれが苦しみ、悩みながらも、踏ん張る。風間という人物から、新人刑事たちへのメッセージソングになっていると思います。
演出・プロデュース 中江功(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
『教場』が連ドラになったからといって、作品イメージはある程度出来上がっており、主題歌は必要ないだろうと思っていました。“ま、仮にあるなら”くらいのつもりでデモを作っていただいたのですが、最初の2秒で魅了されました(笑)。逆に作品の可能性を広げていただいたことに感謝しています。風間と組む刑事たちを見守るだけでなく、風間自身の孤独にも寄り添った、作品への深い愛を感じる、繊細で優しい、心のひだをくすぐるテーマが誕生しました。
プロデュース 渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント
今作に主題歌は必要有るのか無いのか、有るとしたらどなたに依頼するのか、考え始めてすぐ、頭の中に浮かんだのが、Uruさんでした。静謐(せいひつ)な中にも折れない芯の強さを持った彼女の歌声が、必ず作品に寄り添ってくれるものになるだろうという不思議な確信のもと、一歩一歩打ち合わせを重ねていきました。傷つき、倒れそうになっている全ての人を包み込んでくれる優しさと、それでいて物事を俯瞰して見ているかのような視界の広さを兼ね備えた、唯一無二の楽曲だと思います
Uru コメント
「教場」という作品のファンとして、主題歌を担当させていただけることにとても喜びを感じています。
「風間公親 ー教場0ー」に相応しい曲とはどんなものだろうととても悩みましたが、「教場」「教場Ⅱ」や今作の脚本を読んだ直後の感情のままに作っていきました。
何事にも流されず物事の本質を捉え追究していく風間の姿に尊敬の念を抱きつつ、自分なりの心得と志を持って歩き続けていれば必ず道は繋がっていくという事を教えてもらったような気がします。
そしてこの曲が、風間や全ての登場人物、作品に寄り添うことのできる曲になってくれる事を願っています。