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インターネットによって「騙されやすくなる」とコメント

ビリー・アイリッシュがネットに蔓延るデマ情報とSNSについて語る

2023.03.03 19:00

ビリー・アイリッシュ

2023.03.03 19:00

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コナン・オブライエンのポッドキャスト「Conan O’Brien Needs A Friend」に出演したビリー・アイリッシュが、SNSを見なくなった理由について語った。彼女はSNSアプリを携帯から消したと明かしており、以下のようにコメントしている。

「もう見なくなったし、携帯からもSNSアプリを消した。あなた(コナン・オブライエン)が子供の頃はインターネットはなかったと思うけど、私にとってSNSアプリを消すというのは大きな決断だった。ありがたいことに私はiPadベイビーではなかったけど、インターネットは自分にとって大きな存在だった。でも正直インターネットがまだ“今のインターネット”っぽくなる前に幼少期を過ごして、色々なことを経験できたという意味でも、インターネットの一番良い時代に育ったようにも感じる。

でも10代に入ってすぐiPhoneとかが出てきて、そこから今あるものが出てきた。でもインターネットを使用する10代として、私も“インターネットの人”になったし、インターネットのみんなが私にとって大きな存在となった。そこから普通に自分自身として過ごすなかで、徐々にインターネットで私についてのコンテンツを見かけるようになった…..気持ち悪いって思った(笑)そういうのを見るのは好きじゃなかった」

10代から若いインターネットユーザーとして毎日のようにSNSを閲覧し、インターネットにコミュニティも感じていたと語ったビリー・アイリッシュ。彼女は徐々にインターネットで自分の姿を見ることが増えたようで、そのなかに含まれた嘘も見るようになったと明かしている。

「以前、SNSを見ていたら、私がボーイフレンドと一緒に過ごしている動画が出てきて、“ビリー・アイリッシュは最低の人間だ”って説明している人がいた(笑)。インターネットには何故か自分の考えが絶対に正しいと信じていて、私のことを全く知らないのにまるで神から教えてもらったかのように自分が真実を知っていると勘違いしている人たちがいる。“ビリー・アイリッシュと知り合いでもないけど、真実を知っていて、全員に教えてあげないと! ”みたいな人たちがいるし、何故かみんなもそれを信じると思っている。

それがインターネットの怖いところの一つでもある。とても騙されやすくなる。インターネットに書いてあると、それが間違えているという証拠を持っていたとしても、何故か信じてしまいそうになるときがある。私について言われていたことも、どれも真実ではなかった。小さな嘘もたくさんあって、誰も気にしてないけどみんなが信じてしまう情報もある。例えば私がジムに向かっているときにパパラッチに撮られた写真に、“新アルバムの作業をするためにスタジオに向かうビリー・アイリッシュ” とか書いてあったりする。なんでそんな嘘をつくの?そういうのを見ると、今まで自分がインターネットで見ていた情報のどれだけが嘘だったんだろう? って感じる」

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ビリー・アイリッシュ

アーティスト情報

2001年12月18日生まれ、米国ロサンゼルス在住のシンガー・ソングライター。

2019年に発売したデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?/ ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』は英米を含め全世界18の国と地域で1位を獲得。2019年に全世界で最も売れたデビュー・アルバムとなり、米ビルボード・アルバム・チャート(Billboard 200)の年間アルバム・チャートでは史上最年少で1位に輝いた。彼女の代表曲「bad guy/ バッド・ガイ」は、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で1位を獲得し、2000年以降に生まれたアーティストとして史上初の偉業を達成。2021年4月には、ここ日本でも、日本レコード協会のストリーミング認定開始以降、洋楽女性アーティスト初、さらに洋楽史上最速でのプラチナ認定(1億回再生)となった。

2020年の「第62回グラミー賞」で、史上最年少18歳で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞。

主要4部門の獲得は39年ぶりの史上2人目、最年少、初の女性という偉業を達成。2021年の「第63回グラミー賞」でも、2年連続となる年間最優秀レコードと、最優秀映像作品楽曲を受賞。グラミー賞で最も権威がある年間最優秀レコード賞を2年連続で受賞した、史上最年少19歳という記録を作った。

2021年10月に公開した映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、主題歌「No Time To Die」を最年少で制作、歌唱。同楽曲は、ビリー初のUKシングル1位、初の女性シンガーが担当した007主題歌1位、そして2020年UK発売初週で最も売れた曲に。

待望の2ndアルバム『Happier Than Ever/ハピアー・ザン・エヴァー』を、2021年7月30日に発売。全米・全英含む全15か国で1位を獲得。

2023年映画『バービー』のために書き下ろした楽曲「What Was I Made For?/ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?」は、第81回ゴールデングローブ賞「最優秀オリジナル楽曲賞(映画部門)」、第66回グラミー賞「年間最優秀楽曲」、第96回アカデミー賞「歌曲賞」を受賞。

2024年5月17日、待望の3rdアルバム『HIT ME HARD AND SOFT/ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』を発売。

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