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親と子の心の距離を描くヒューマンドラマ

『ファーザー』の監督がヒュー・ジャックマンを主演に迎えた最新作『The Son/息子』3月公開決定

2023.01.10 11:00

© THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.

2023.01.10 11:00

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フロリアン・ゼレール監督の最新作『The Son』(原題)が、 邦題『The Son/息子』として3月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開されることが決定した。

優秀な弁護士のピーター(ヒュー・ジャックマン)は新たな家族と幸せな日々を送っていた。そんな時に、前妻と暮らしていた17歳の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)が、ピーターのもとに引っ越したいと訴える。ニコラスは心に病を抱え、絶望の淵にいたのだ。ピーターは息子を受け入れ生活を始めるが……。

© THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.

監督/脚本は、前作『ファーザー』でアカデミー賞2部門を受賞した映像作家/劇作家ゼレール。長編第2作となる本作は、自身の戯曲「LeFils 息子」を原作にした、『ファーザー』に続く家族三部作の第二部である。 主演/製作総指揮のジャックマンをはじめ、ローラ・ダーン、ヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、 そして前作でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンスというキャストを迎え、先日発表された 第80回ゴールデングローブ賞においてヒュー・ジャックマンが主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たした。

1月11日(日本時間)にゴールデングローブ賞授賞式、そして1月20日から北米での拡大公開を控え、アカデミー賞ノミネートも期待される本作。ゼレール監督は製作・公開を前にこう語る。「この物語を伝えたいという思いがあまりにも強く、他の映画のことは全く頭になかった『The Son/息子』の登場人物の人生を描きたいと思った主な理由には、心の問題を抱えている人が多くいることがある。そして、この問題には必ずといっていいほど、恥、罪悪感、無知が伴う。しかし、そのような感情やレッテルは、重要な会話の妨げとなってしまう。この映画が、心の病に関する様々な対話のきっかけとなることを期待する」

そして製作総指揮と主演を務めたジャックマンは「多くの人々が、自殺、うつ病、不安症の問題に悩んでいる。その原因は、少し話し合っただけで分かるほど単純ではないが、話すことが重要なんだ。話題に出すべきなんだ。『The Son/息子』のような映画は、会話を始める重要なきっかけになると思う。僕は、このテーマをここまで知的に、美しく、そしてはっきりと描き出しているこの作品に参加できて、誇らしい気持ちだ」と胸を張った。

© THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.

公開決定に際し、本作の場面写真が3点公開された。幼いニコラスをピーターが嬉しそうに抱き上げる様子、仲睦まじく語り合う家族の風景、そしてスーツ姿のピーターが神妙な面持ちで電話する様子が切り取られている。

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作品情報

The Son/息子

The Son/息子

2023年3月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2022年/イギリス・フランス合作/英語/カラー/スコープサイズ/123分/字幕翻訳:岩辺いずみ/映倫:G一般
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ

スタッフ&キャスト

出演:ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、ヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、アンソニー・ホプキンス
撮影:ベン・スミサード
美術デザイン:サイモン・ボウルズ 衣装デザイン:リサ・ダンカン 編集:ヨルゴス・ランプリモス 音楽:ハンス・ジマー

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