いかに衝撃的な存在だったかが伝わる映像
今日はボウイ生誕76年、映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』本予告公開
2023.01.08 12:00
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2023.01.08 12:00
2023年3月24日(金)よりIMAX/2Dで全国公開されるドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』から本予告と本ビジュアルが公開された。
現代において最も影響力のあるアーティストにして“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる本作。30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像、「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成。全編にわたりボウイのナレーションで導かれ、デヴィッド・ボウイ財団が唯一公式に認定したドキュメンタリー映画となった。
監督を務めるのは映画プロデューサー、ロバート・エヴァンスのドキュメンタリー映画『くたばれ!ハリウッド』や、伝説のロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けた名手ブレット・モーゲン。デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像にアクセスすることを許されたモーゲン監督は全ての映像に目を通すために2年もの歳月を費やし、貴重映像を厳選した。音楽プロデュースを務めるのはトニー・ヴィスコンティ。そして音響には社会現象級の大ヒットとなったクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞を受賞した音響技術者ポール・マッセイが参加した。
ボウイ生誕76年を迎える記念すべき本日1月8日に解禁された予告編は、「大切なのは何をするかで、時間のあるなしや、望みなんか関係ない」というボウイの真理をついたメッセージから始まる。そして代表曲の「スペイス・オディティ」と本作のタイトルにもなっている「月世界の白昼夢」がかかり、様々な時代のボウイの姿が映し出され、デヴィッド・ボウイが創造する世界へと一気に引き込まれる。
予告編の途中には「噂や疑問が飛び交っている」とセリフが入り、「出身は? 外国の生物か? 本物か? 異常者か? ロボットか? 一体何だ?」と様々な憶測を呼ぶほどにボウイは衝撃的な存在だったことが明らかになる。「その靴は男物? 女物? バイセクシャルのもの?」という司会者の嘲笑的な言葉に「ただの靴さ」と一蹴しボウイがはにかむ一幕も。さらに注目したいのは、ボウイが放つ力強い言葉だ。「16歳の時から誰にもできない大冒険をしようと決めていた」や映像のラストを締めくくる「人生はすばらしい」という言葉など、予告編だけでも印象的なフレーズが使われている。
あわせて解禁されたビジュアルでは、ファッションデザイナーの山本寛斎が衣装デザインを手がけ、写真家の鋤田正義が撮影したボウイの写真が使用されている。親交の深かった二人が生み出した唯一無二の世界観であり、ボウイを表現した最高峰のポートレイトだ。さらに背景には宇宙のイメージが施され、彼がみていた無限の世界へと観客を誘うようなデザインになっている。