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“新海作品史上最強“の音楽体制

RADWIMPS、新海誠監督映画『すずめの戸締まり』主題歌「すずめ feat.十明」を本日24時配信

2022.09.29 11:40

2022.09.29 11:40

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新海誠監督による映画『すずめの戸締まり』が、11月11日(金)より全国公開。RADWIMPSが書き下ろした同映画の主題歌「すずめ feat.十明」が、9月30日(金)0時よりiTunes、レコチョクほか主要音楽配信サイト・各種サブスクリプションサービスにて先行配信されることが決定した。

新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。

主題歌「すずめ feat.十明」は、野田洋次郎が「この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない結びつきを感じた」と評する女性ボーカル・十明(とあか)が歌唱で参加しており、その印象的で繊細な唯一無二の歌声が映画に新たな感動をもたらしている。

また、ヒロイン・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)役の原菜乃華、宗像草太(むなかた・そうた)役の松村北斗(まつむら・ほくと)に加え、重要なキャラクターを演じるキャスト6名も一挙解禁、同キャスト陣の声も吹き込まれた最新予告映像が公開された。同予告映像では、主題歌「すずめ feat.十明」に加え劇伴の一部も解禁されており、新海誠×RADWIMPS×陣内一真という“新海作品史上最強”の音楽体制をこの最新予告映像で一早く体感することができる。

映画『すずめの戸締まり』予告映像

今楽曲の配信決定に際し、RADWIMPSの野田洋次郎、今作の音楽を共同で手掛ける映画音楽作曲家・陣内一真、十明、新海誠監督のコメントも到着した。

野田洋次郎 コメント
最初にお話をいただいたのは2020年春ごろでした。日本がその後2年以上に渡り困惑と不自由に突入するまさにそのタイミングで脚本を頂き、想像力と空想を存分に羽ばたかせて音楽で何ができるかをひたすら考えはじめたのを覚えています。
陣内さんとは、つい先日ロンドンのアビー・ロード・スタジオで合流し、オーケストラをはじめとしたレコーディングをさせていただきました。映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました。この先彼ともっと仕事がしてみたい、どんなクリエイティブが共にできるか一人勝手に楽しみにしています。
女性ボーカルは、何人もの方にオーディションをさせていただきました。主題歌の『すずめ』冒頭の「ルールルルルルールー」を十明が歌い出した瞬間、彼女の声でこの歌は歌われなければいけないと感じました。瞬時に。この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない強い結びつきを感じたのです。きっと新海監督も同じように感じられたと思います。彼女が今の年齢で、今の姿だからこそ響かせられる声を、今この楽曲の中に収められたことを嬉しく思います。

陣内一真 コメント
「君の名は。」と「天気の子」での新海監督とRADWIMPSさんのタッグは、とても良い親和性を既に感じていましたので、「すずめの戸締まり」でお声かけいただいた時は正直驚いたのと同時に、「なぜ自分に声がかかったのだろうか」と素直に疑問が湧いていました。顔合わせミーティングで新海監督と川村プロデューサーのお話を伺った時、自分の役割は音楽を通して新海ワールドの体験を一歩先へ後押しする役割なのだと感じました。RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています。
作品を俯瞰した時、2人がそれぞれ独自にメロディを次々と作っていくとテーマ性が薄れてしまいます。洋次郎さんが担当されたシーンにも、私が担当したシーンにも、それぞれ音楽的なテーマが必要でした。洋次郎さんの楽曲をアレンジさせていただく機会もありましたが、ビジュアルとメロディが自然と目的地へ連れて行ってくれるような感覚でした。こちらのアイデアにもとてもオープンに接していただき、音楽的なキャッチボールができたことは、作品の色を決める過程で重要な作業になったと感じていますし、今後の可能性も見えてくるような瞬間でした。
また、今作のレコーディングやミキシングには数々の名作映画の音を作ってきた素晴らしい音楽チームに参加していただき、「すずめの戸締まり」ならではの音楽体験になっていると思います。ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。

十明 コメント
主題歌を歌わせて頂けることになったと聞いた時、信じられませんでした。
驚きと喜びと不安が同時に押し寄せてきて、頭がぼーっとしてしまう日が続きました。
オーディションでは、初めてのレコーディングだったこともあり、不安と緊張で声が震え、ほとんど息の音のようになってしまったことを覚えています。この「すずめ」という楽曲を受け取った時、すんなりと自分がどう歌いたいのかイメージが湧いてきました。その感覚に頼り、本番レコーディングでは、音と言葉が一番響くようにのびのびと自分らしく歌うことが出来たように思います。
予告映像から流れる自分の歌を初めて聴いた時は、今まで味わったことない震えを感じました。RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います。

新海誠監督 コメント
『すずめの戸締まり』の脚本の第1稿を書き上げた後、迷わずすぐに洋次郎さんに送りました。過去二作とははっきりと違う音楽が必要になる映画だと思いましたし、今までよりもずっと鮮烈な音楽体験を観客に与えたかったのです。そのための方法を一緒に探してくれるのは、やはりRADWIMPSだと思いました。
二年以上の制作期間中に、十明さんの無二の歌声と出会い、どこまでも頼もしい陣内さんと出会いました。二人とも、映画の形をさらに大きく変えてくれました。音楽体験と呼ぶにふさわしいものを、劇場で体感していただけると確信しています。どうか楽しみにしていただけますように。

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作品情報

『すずめ feat.十明』

『すずめ feat.十明』ジャケット

『すずめ feat.十明』ジャケット

『すずめ feat.十明』

2022年9月30日(金)リリース

配信はこちら

すずめの戸締まり

すずめの戸締まり

2022年11月11日(金)公開

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華、松村北斗
深津絵里、染谷将太 伊藤沙莉 花瀬琴音 花澤香菜
松本白鸚
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

野田洋次郎(vo/gt/pf)、武田祐介(ba)
(山口智史(Dr)、桑原彰(Gt)は活動休止中)

2001年結成、2005年メジャーデビュー。
ジャンルという既存の枠組みに捉われない音楽性、恋愛から死生観までを哲学的に、ロマンティックに描いた歌詞で、思春期を過ごす世代を中心に幅広い層に大きな支持を受けている。
その音楽性はバンドサウンドに留まらず、アニメーション映画『君の名は。』『天気の子』の音楽全般を担当。劇伴音楽でも多彩な作曲性を発揮し非常に高い評価を得た(それぞれの作品において第40回日本アカデミー賞最優秀音楽賞、第43回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞)。
2020年11月には、メジャーデビュー15周年を記念した「RADWIMPS 15th Anniversary Special Concert」を横浜アリーナで実施。2021年11月23日に約3年ぶりとなるフルアルバム「FOREVER DAZE」をリリース。同年12月〜2022年1月まで全国ツアー「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」(全国6箇所12公演)を開催した。
2022年3月4日(金)公開の映画『余命10年』のために書き下ろした劇伴29曲と主題歌「うるうびと」を収録したオリジナルサウンドトラックアルバムをリリース。

2003年生まれ、東京都出身。
中学時代にブラスバンドでオーボエを担当。
高校生になり部活で念願のバンドを組むも1年も経たずに解散してしまい、やむを得ずアコースティックギターを手に一人で弾き語りを始める。高校卒業までと期限を決め、ミュージシャンを夢見てライブ活動をするも、断念。しかしながら心の奥底では諦めきれず、自室のクローゼットに篭り近所に気を配りながら弾き語り動画を録画し、TikTokに投稿し始める。
楽曲によって表情を変える変幻自在の歌唱は耳を離さず、初めて制作し投稿したオリジナル曲「人魚姫」が注目を集め、同楽曲のカバー動画がTikTok内で話題となり、じわじわとフォロワーを増やし始めた。
そんな中、その歌声が制作陣の耳に留まり、「すずめの戸締まり」のボーカルオーディションに参加。繊細な歌声に時折垣間見せるあどけなさ、憂いを帯びた佇まい…未だ何色にも染まっていないまさに生まれたての原石といえるその天性の才能は、野田洋次郎と新海誠監督を魅了した。

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