2022.09.09 18:00
9月16日(金)より公開される岡田准一が主演映画『ヘルドッグス』より、岡田が格闘術“ステゴロ”などを披露した過激で強烈なアクションシーン映像が解禁された。
『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて、岡田とダッグを組み原田眞人が監督・脚本を務めるノンストップ・クライム・エンターテイメント映画である本作は、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご)を岡田が演じ、兼高と警察のデータ分析によると相性98%のバディ役・室岡秀喜(むろおか・ひでき)を坂口健太郎が演じる。
劇中、岡田准一演じる兼高や坂口健太郎演じる室岡らが、敵をバッタバッタとなぎ倒す珠玉のアクションシーンが息つく暇もなく詰め込まれており、素手で相手を圧倒する基本の格闘術“ステゴロ”、使える物は なんでも使う作法無用の戦闘スタイル“工具&文具”、これは絶対外せない! お待ちかねの“ナイフ&ガンアクション“と、それぞれの格闘術にあわせたアクション映像が映し出されていく。その中で、兼高と室岡が、ふたりで訓練に励む仲睦まじい様子も切り取られた。
今回岡田は、主演でありながら技闘デザイン(アクション振り付け)指導としても本作に参加しており、映画で描かれるアクションの数々を原田監督にプレゼンしたそう。岡田は、「原田監督はお芝居の延長線上でのアクションを強く求める監督。お芝居とアクションの境目なくキャラクターが立つような構成を考案することがテーマになります。本物の動きのなかに映像的なギミックを入れたり、キャラクターの個性やそのキャラクターの行動の狙いにあった動きを考えて提案しています」と明かしており、カッコいいだけではないリアルなアクションにこだわっている。
岡田から数々の提案を受けてきた原田監督は、「岡田くんは、こういうアクションができます、こういうのもできま すって、まるで死の商人が武器を売るように、次から次へとアクションをプレゼンテーションしてくれる。改めて、その引き出しの多さに驚きました」と岡田への絶大な信頼を明かしている。
公開されたアクションシーンの背景で流れる「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」(オペラ『ナブッコ』で歌われる合唱曲)を歌いうあげるのは、元劇団四季の劇団員で『ライオンキング』など数多くの舞台に立ってきた吉原光夫演じる、熊沢。劇団四季退団後も、世界4大ミュージカルのひとつである『レ・ミゼラブル』で日本公演歴代最年少となる32歳で主演ジャン・バルジャン役を演じている。
映像の最後には、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」が裏接待を行う高級クラブのカラオケでその歌声を披露しているシーンまで描かれており、思わずナレーションでも鋭いツッコミが入るなど、豪快なアクションシーンをたっぷり堪能できると共に、クスッと笑えるコミカルさまで楽しめる特別映像が到着した。
この他、映画『ヘルドッグス』では、兼高と室岡が所属する神津組のボスの愛人を松岡茉優が、兼高&室岡のボスとなる漢気100%の人情組長の土岐勉(とき・つとむ)を北村一輝が演じ、大竹しのぶ、MIYAVIといった強力なキャストたちも出演している。