2022.08.26 19:00
オジー・オズボーン『PATIENT NUMBER 9』
2022.08.26 19:00
9月9日にニュー・アルバム『PATIENT NUMBER 9』をリリースするオジー・オズボーンが、過去のドラッグ使用についてのエピソードを紹介した。
Classic Rock誌にて、1970年代の思い出話を披露したオジー・オズボーン。ブラック・サバスの4thアルバム『Vol. 4』の制作当時、彼はメンバー全員とロサンゼルスに住み、そこでアルバムを作りながらドラッグなどをやっていたようだ。しかし、彼はとあるドラッグの使用をやめた理由について、このように語っている。
「当時のアメリカは、ドリンクにアシッドを入れるのが流行っていたんだ。私はあまり気にしていなく、たくさん摂取していたんだけど、イギリスに戻ったときに終わりがきた。アシッドを10タブ摂取して、散歩にでかけたんだ。結果的に、そこにいた馬に1時間ぐらい話しかけていた。最後にその馬は私のほうを見て、“失せろ”って言ったんだ。それでもうやめようと思ったよ」
アシッドを摂取した結果、馬に1時間ほど話しかけていたオジー・オズボーン。最終的には喋るはずのない馬にも「失せろ」と言われ、さすがに使用を止めようと決心したと明かした。現在はドラッグ以外にも、アルコールもタバコも完全に断ったようで、2018年にはOrange County Registerにて以下のように語っている。
「アルコールも飲まないし、タバコもやらない。ドラッグもやらない。今考えると、なんで当時はバーに行って酔いつぶれてコカインとかやるのが楽しいと思っていたんだろう。もし今、コカインと酒と銃を渡されて、どれか一つ選ばないといけなかったら、銃を選ぶだろう。酒とドラッグはなんの得にもならない」
2020年の1月にパーキンソン病と診断され、6月には手術を受けていたオジー・オズボーンであるが、現在は回復しており、今年の6月にはジェフ・ベックをフィーチャリングした新曲「PATIENT NUMBER 9」をリリースしている。