小島秀夫、滝本誠がレフン作品を語る
特集上映『ニコラス・ウィンディング・レフン レストロペクティヴ』限定作品別ポスターが公開
2022.08.24 18:00
2022.08.24 18:00
9月23日(金)から渋谷シネクイントで3週間限定開催される特集上映『ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ』より作品別ポスターと著名者コメントが到着した。
第64回カンヌ国際映画祭で監督作『ドライヴ』が絶賛され、監督賞を受賞したデンマーク出身の⻤才ニコラス・ウィンディング・レフン。それは、新しい才能を待ちわびていた世界の映画ファンが歓喜した瞬間だった。本特集では『ドライヴ』が日本で劇場公開されてから10年の時を経て、監督作6本を含めた豪華7作品とともに一挙スクリーンに集結する。幻の初期作である『プッシャー』3部作やマッツ・ミケルセン⻑編映画デビュー作も公開となる。

この度公開された作品別ポスターは、『ドライヴ』での象徴的シーンであるエレベーターでのカット、『ブロンソン』での強烈な存在感を放つトム・ハーディ、『オンリー・ゴッド』でのレフン監督ならではのネオンな映像美などがデザインされている。
なお、現在イラストレータ応援プラットフォーム『GENSEKI』にて本特集上映を記念した、イラストコンテストを実施中。審査をレフン監督自身が行い、最優秀イラストは上映館である渋谷シネクイントに掲出される予定。
そして、本特集開催にあたり寄せられたレフン監督と親交のある小島秀夫、映画評論家の滝本誠からのコメントも到着した。
小島秀夫コメント
お気に入り作品:『プッシャー2』『プッシャー3』
ご存じのように、レフン監督は、『プッシャー』でメジャー・デビューし、興行的にも作品の評価の面でも成功を収めた。しかし、3作目の英語劇『Fear X』の興行が失敗して、負債を抱えてしまう。起死回生のために企画して創ったのが、『プッシャー』の続編だった。『2』では、1作目の主人公フランクの相棒だったトニーが主役を張っている。演じるのはマッツ・ミケルセン。これでレフン監督は大復活を果たす。
滝本誠(映画評論家)コメント
お気に入りの作品:『プッシャー3』
最後の××の捌き方に惚れ惚れ。匠の技です。処理はゲホゲホ、ですが。