ソロデビュー50周年を記念
ビリー・ジョエル『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』が2日間限定で全国劇場公開
2022.08.23 17:00
2022.08.23 17:00
ビリー・ジョエルのソロ・デビュー50周年を記念して、キャリアで最も象徴的なコンサート・フィルムのひとつ『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』 が全世界で上映、日本でもTOHOシネマズ日比谷ほか全国40館にて10月5日(水)、10月9日(日)の2日間限定で公開されることが決定した。
本作は、オリジナルのフィルム/マルチトラックから新たに再編集・再ミックスを施した最新エンハンスド版。発表に合わせて、本作の日本版トレイラーも公開された。
「ピアノ・マン」、「素顔のままで」、「ストレンジャー」など、ポップなメロディーと都会的なコンテンポラリー・サウンドに加え、高い芸術性を持ちつつも等身大の歌詞で1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的ヒットを連発し、日本で最も愛され続けているソングライター/メロディメイカーの1人にしてピアノ・マンのビリー・ジョエル。
全世界でのCD/レコード総売上数は1億6千万枚以上で、これまでに全米No.1ヒット3曲を含む33曲の全米TOP40ヒットを放っており、「アルバム・オブ・ジ・イヤー」「ソング・オブ・ジ・イヤーとレコード・オブ・ジ・イヤー」を含む6つのグラミー賞を獲得している。
『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』には、1990年6月22日と23日にビリーのホームグラウンド=ニューヨークのアイコニックなスタジアムで開催されたコンサートの模様を収録。2日間で11万人が詰めかけ、全米観客動員200万人を記録したツアー「STORM FRONT」のハイライトとなったと同時に、旧ヤンキー・スタジアムの長い歴史(1923-2008)の中で初めて行われたロック・コンサートでもあった。
特別上映に際しては、16mmのカラー・フィルムを用いて撮影されたコンサートのオリジナルが見事な美しさの4K映像として再編集され、音声はドルビーアトモス® を採用。ビリーのサウンド・エンジニアを長年務めるブライアン・ラグル監修のもと、オリジナルのマルチトラック・テープからジェイ・ヴィカリが新たにミックスを施した。本映像は、4Kおよびドルビーアトモス対応劇場で見ることができ、過去未公開だった 「アップタウン・ガール」 のパフォーマンスやビリー・ジョエルのインタビュー、さらにはこのコンサートの制作舞台裏の映像も加えられる。ヒット曲満載のセットリストには 「ピアノ・マン」、「ハートにファイア」、「ニューヨークの想い(New York State Of Mind)」、「イタリアン・レストランで(Scenes From An Italian Restaurant)」 なども含まれる。
さらに、11月4日には、この『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』 の “完全版“ が2CD+ブルーレイの3枚組、3LP、デジタル配信の3形態でリリースされる。
『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』 は、1990年12月にVHSで、その後2001年に一度DVDでリリースされたものの、曲数がカットされたり、一部エディットされている収録曲もあったため、全部で12曲のパフォーマンス映像という収録内容だったが、今回リリースされる3枚組のCD部分(DISC1 & DISC2)には、1990年6月22日と23日の2公演から、新たにミックスされた全22曲のパフォーマンスを収録。「アップタウン・ガール」、「アレンタウン」、「若死にするのは善人だけ」など11曲が初リリースとなる。また、ブルーレイ部分(DISC3)には、劇場公開される 『ビリー・ジョエル:ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』 を収録。
なお、ビリーのソロ・デビュー50周年を記念した日本独自企画の3枚組(2CD+DVD)最新ベスト盤 『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』 も発売中。
『ジャパニーズ・シングル・コレクション』シリーズ詳細はこちら