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自分が演じるべき、と二宮自身が提案

映画『TANG タング』主人公の相棒・ロボット役を主演の二宮和也が演じていることが明らかに

2022.08.19 07:00

2022.08.19 07:00

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8月11日に公開された映画『TANG タング』の主人公・春日井健(二宮和也)の相棒である記憶をなくしたポンコツロボット・タングを、主演を務める二宮和也が演じていることが発表された。

“感動した、何度見ても泣ける”など感動作として話題となり、公開日には映画関連ワードがトレンドを席捲、「#おかわり タング」というハッシュタグもトレンド入り。「タングの声がとても可愛くて仕草とあいまって虜です! テロップに名前などは無いようでしたが誰が演じているのですか? それとも機械で作っているのでしょうか?」、「それにしてもあのタングの声は誰がやってるんだろ〜! 気になるー!」とSNS上では以前から可愛らしいビジュアルに加えて、愛くるしい動きや声で観客の心を魅了したタングの正体が気になっている声があがっていた本作。

日本アカデミー賞にて最優秀主演男優賞など数々の映画賞を受賞し、人気・実力ともに日本映画界には欠かせない存在の二宮にとってもあらたなる挑戦。主演を務めるだけではなく、相棒のロボット役までも演じることになったのは、二宮本人からの提案。

VFXプロダクション「白組」の最高峰の技術によって生み出されたタングにモーションキャプチャーで動きをつけ、喜怒哀楽と知能の成長を声で表現し、タングに命を吹き込んだ二宮について本作の田口生己プロデューサーは、二宮から健とタングの二役という提案を受けた時のことを「(提案を受けた)当時は、成長途中のAIであるタングの動きをどうすれば魅力溢れるものにできるか、子どもや大人の俳優さんでモーションキャプチャのテストを繰り返していましたが、なかなかこれだ! というものにたどり着けていませんでした」と試行錯誤を繰り返している真っ最中だったと振り返っており、「タングは健との旅の中で、健を見て人間の心を学び成長していく、まさに合わせ鏡のようなふたりだからこそ、二宮さんがタングを演じたことは、この映画の表現を豊かに、そして大きく押し上げてくれるものとなりました」と主演俳優からの驚きの提案が、映画をひとつ上のステージに押し上げたと語っている。

こうして、本作のもうひとりの主役・タングに命が吹き込まれることになるが、三木孝浩監督も二宮自身がタングを演じることに対して「その提案に驚きつつもどこか腑に落ちる部分があったのは、二宮くんが顔合わせの時にタングを映し鏡にして自分自身の芝居を見つめ直すチャレンジをしたいと。その挑戦を二宮くんは軽やかにクリアするばかりか、今まで見たことない唯一無二のバディムービーへと昇華させてくれたと思います。今思えば、自分が演じるべきだと感じた二宮くんの直感の鋭さにただただ感嘆するばかりです」と主演としてだけではなく、一人二役を演じた切った二宮に驚嘆のコメントを寄せている。

二宮自身がモーションキャプチャーで付けた動きにCGアニメーターがロボットならではの味付けをしていくことで作り上げられていったタング。「ポンコツだけどどこか愛らしさのある動きを二宮くんは特に意識して演じてくれました」と監督は評価し、自身が演じたタングを頭の中でイメージしながら、主人公の健として現場にはいないタングと向き合い続け、役者としての圧倒的な技量を見せつけた。

さらに、今回の情報解禁にあわせて二宮が演じたタングの可愛らしい動き満載の新本編映像も初解禁。

映画を観た人から“感動した”との声が大きい心温まる注目のシーンとなっているが、本映像のもうひとつの見どころはタングがコーヒーをこぼしながらも健のために一生懸命に運んでくる愛くるしい姿。二宮がモーションキャプチャーでつけた可愛らしい動きと、二宮自身の声を軸に作り上げた愛くるしい声によってタングの一生懸命さが伝わってくるハートウォーミングな映像となっている。

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作品情報

TANG タング

(C)2015 DI / (C)2022映画「TANG」製作委員会

(C)2015 DI / (C)2022映画「TANG」製作委員会

TANG タング

8月11日(木・祝)全国ロードショー

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト



出演:二宮和也
満島ひかり 市川実日子
小手伸也 奈緒 京本大我(SixTONES)
山内健司・濱家隆一(かまいたち) 野間口徹 利重剛 景井ひな 武田鉄矢
原作:『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作 松原葉子 訳 小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
配給:ワーナー・ブラザース映画

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