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グラミー賞史上最多ノミネート記録を持つラッパー

ジェイ・Zは引退した?今後の音楽活動の予定について語る

2022.07.15 18:30

Kevin Hart「Hart to Heart」

2022.07.15 18:30

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ラッパーとしてだけではなく、起業家としても知られてるJay-Z(ジェイ・Z)。2017年にリリースした『4:44』以来ソロアルバムをリリースしていないジェイ・Zであるが、ファンからは引退したのではないか、という声も挙がっていた。

そんな彼がケヴィン・ハートの「Hart to Heart」にて、引退について否定した。彼はこのように語っている。

次に何が起こるかはわからない。精力的にアルバムを作っているわけではなく、アルバムを作る計画があるわけでもない。でも自分が引退したとは絶対に言わない。音楽は授かった贈り物で、自分にそれを止める権利はない。

ジェイ・Zは2003年にリリースした『The Black Album』で一度は引退宣言をし、当時マディソン・スクエア・ガーデンで引退ライブを行った。しかし2006年には音楽活動を再開し、アルバム『Kingdom Come』をリリースした。

引退を試してみたけど、自分にはできなかった。当時、休養が必要だったんだ。本当に燃え尽きた感覚になっていた。毎年アルバムをリリースしていて、その間にも映画のサウンドトラックを作ったり、他のアーティストのアルバムに参加したり、ロッカフェラの運営をしたり、ツアーをしていたり… ある日、ふと「疲れた…」と思ったんだ。

当時「引退」をしてみたが、上手くいかなかったと語ったジェイ・Z。今は機会に対してオープンであるとも明かした。

今は何にでもオープンした。今までと違う形や解釈になるかもしれない。アルバムになるかもしれないし、アルバムかもしれない。特にアイディアはないよ。とりあえずオープンでいようと思う。

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ジェイ・Z

アーティスト情報

本名ショーン・カーター、NYブルックリン出身。 幼い頃から生活保護を受け、11才のときには父親が家を出るという厳しい環境に育ち、十代から自然とラップに目覚めるが、ストリートでサヴァイヴしていく上で音楽からは離れた生活を余儀なくされる。26才のときに至近距離から撃たれたことを境にラップに再挑戦。当時はまだ無名に近かったクラーク・ケントの紹介でデイモン・ダッシュと出会い、共同でRock-A-Fellaレコードを設立、96年に1stアルバム『リーズナブル・ダウト』(全米23位)、97年2nd『イン・マイ・ライフタイム Vol.1』(全米3位)と着実にステップアップ。98年の3rd『イン・マイ・ライフタイム Vol.2(Vol.2 Hard Knock Life)』で初の全米1位を獲得すると、99年4th『Vol.3ライフ&タイムス・オブ・ショーン・カーター』(全米1位)、2000年5th『ザ・ダイナスティ・ロッカラ・ファミリア』(全米1位)と着実にリリースを重ね、2001年9月11日(奇しくもNY同時多発テロ事件当日)に6thアルバム『ザ・ブループリント』(全米1位)を発表する。2002年には初のアンプラグド盤=『ジェイ・Z・アンプラグド』をリリース。同年11月、直前に2枚組となった7th『ザ・ブループリント2-ザ・ギフト&ザ・カース』(全米1位)を発表し、名実共にラップ界の頂点に立つが、2003年突如ラッパーとしての引退を表明。“最後のアルバム”として発表した8th『ザ・ブラック・アルバム』は当然の如く全米1位となった。その後デフ・ジャム・レーベルのCEOの座に就いたジェイ・Zは、音楽界のエグゼクティブとして活躍する傍ら、R.ケリーとの共作『アンフィニッシュド・ビジネス』やリンキン・パークとのコラボ作『コリジョン・コース』等をリリースし大成功に導く。2006年にはアーティスト活動を再開することを発表し、11月に復帰作の9th『キングダム・カム』(全米1位)で華々しく復活を遂げる。2007年には映画『アメリカン・ギャングスター』に連動した同名を発表。2008年にはデフ・ジャムを離脱することを発表し、ライヴ・ネイションとのジョイント・ベンチャーとして自身の新会社=ロック・ネイションを設立し音楽界に衝撃を与えた。2009年には10th『ザ・ブループリント3』(全米1位)を心機一転Atlantic/Warner Music配給で9/11にリリース。アルバムからの「エンパイア・ステイト・オブ・マインド(feat. アリシア・キーズ)」は世界的に大ヒット、シングルでも全米1位に輝く。翌2010年にはサマーソニック2010のヘッドライナー出演のため、久しぶりの来日を果たす。実業家としてもナイトクラブ40/40の経営の他、ニュージャージー・ネッツの共同オーナーを努めたり、ハイレゾ音楽配信サービス=Tidalを買収するなど多忙を極める傍ら、2013年、12th『マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル』、2017年には『4:44』をリリースするなどアーティスト活動も積極的に推進。私生活では2008年にかねてから交際していたビヨンセと結婚、世紀のビッグカップルとして話題に。アーティスト、実業家、そして世界で最も影響力のあるカップルの1人、など多くの顔を持つジェイ・Zは、ヒップホップ文化が生んだ最も大きな存在として絶大な影響力を誇っている。

(引用)https://www.universal-music.co.jp/jay-z/biography/

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