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映画『ハピネス』で余命1週間の高校生を演じた実力派の素顔 蒔田彩珠の演技力を支える出会いと学び「“いまを生きる”ように日々を過ごせたら」
2024.05.17 17:30
残された時間は、わずか1週間。5月17日公開の映画『ハピネス』が描く物語は、限りある時間を自分らしく精一杯生きたヒロインと、その恋人の奇跡の日々。余命1週間と宣告されながら憧れのロリータファッションに身を包み、大好きな雪夫との恋を駆け抜けた17歳の高校生・由茉を蒔田彩珠が演じている。 『ゴーイング マイ ホーム』からNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』まで、是枝裕和監督の作品に欠かせない存在として鮮烈な印象を残し、演技派と名高い蒔田。その素顔はスクリーンで見せるミステリアスな表情とはまた違う、イタズラっぽい笑顔が似合う等身大の21歳だった。 ロリータファッションはいざ着てみると楽<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44506/">…
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映画『不死身ラヴァーズ』男性陣が導き出した答えとは 恋愛は人生に何をくれる?佐藤寛太×青木柚×松居大悟監督の「好き」にまつわる本音トーク
2024.05.14 17:30
人間の持つ感情の中で「好き」ほど尊いものはないかもしれない。理由なんていらない。ただ好き。その純粋な気持ちは、人を元気にするし、今日をもっと楽しいものにする。 そんな「好き」の尊さを全身で浴びられる映画『不死身ラヴァーズ』が5月10日に公開。主人公・長谷部りのには“運命の相手”がいた。だけど、この恋が他の恋とちょっと違うのは、両想いになると“運命の相手”が消えてしまうこと──何度失っても、必ずもう一度見つけ出し、出会い直し、恋をする。りののまっすぐな「好き」のエネルギーは、きっと観る人の心をポップに彩るはずだ。 “運命の相手”甲野じゅんを演じるのは佐藤寛太。りのの親友・田中を演じるのは青木柚。<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44413/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「人はいくつになっても青春の中にいる」台湾の人気俳優シュー・グァンハンが旅を続ける理由
#3 2024.05.06 17:00
映画『青春18×2 君へと続く道』リレーインタビューを締めくくるのは、主人公・ジミー役を演じたシュー・グァンハン。 モデルとしてキャリアをスタートし、2015年から本格的に俳優に転身。『時をかける愛』の大ヒットによりその地位を不動のものとした、台湾のトップ俳優がついに日本のスクリーンにお目見えする。 少年らしい無軌道さと、大人の哀愁。対照的な表情を内在させた実力派の素顔に迫る。 18歳を演じる上で意識したのは“不確実性” ──現在と過去の演じ分けが素晴らしかったです。18歳と36歳の年齢差を表現する上で意識したことは何ですか。 36歳のジミーに関しては、今の自分と年齢が近い分、心境的<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44182/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「しんどいと思えるのも幸せなこと」清原果耶が貫くと決めた現場主義
#2 2024.05.05 17:00
映画『青春18×2 君へと続く道』リレーインタビュー第2弾は、ヒロイン・アミ役を演じた清原果耶が登場。 カメラの前では神秘的な空気をまとう彼女だが、話しはじめると、よく笑い、くるくると表情が変わる。この瑞々しい感情表現が、つくりものであるはずのキャラクターに命の息吹をもたらしているのかもしれない。 主人公・ジミーの前に現れた日本人バックパッカーのアミ。清原が体現した淡く眩しいヒロイン像は、多くの人の心に息づく初恋の面影そのものだった。 アミとはスムーズに感情を共有できた ──アミはなぜ台南へ赴いたのか。実際に現地で撮影をして、台南の空気を感じることで、アミが台南に惹かれた理由を感じる<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44172/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「“それでも人生は続く”と描きたかった」藤井道人が『青春18×2』にしたためた自叙詩
#1 2024.05.04 17:00
18年前、台湾で君と出会った。そして現在、何もかも失った僕は、君に会いに日本へ旅立つ──。 2006年の台湾と2024年の日本。二つの時代と場所を舞台に描かれる、淡く眩しい初恋の記憶。5月3日(金)公開の映画『青春18×2 君へと続く道』は、誰しもが経験した青春のひとときを、鮮烈に、儚く、観る者の胸に焼きつける。 公開を記念し、Bezzyでは本作を特集するリレーインタビューを敢行。第1弾は、脚本・監督の藤井道人が登場する。 台湾出身の祖父を持ち、20代の頃に台湾留学も経験。映画をつくるべく、台湾の映画会社を営業して回ったこともある藤井にとって、念願の台日合作プロジェクト。それは、忘れ<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44136/">…
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2度目のタッグ作『バジーノイズ』で意識した描き方を語る 桜田ひより×風間太樹の世界を彩る音、物語が生まれる“日常”とは
2024.05.02 17:00
青春映画に必要なのは、瑞々しい感性だ。固定観念に塗り込められていない透明な眼差しが、映画に特別な色彩をもたらす。 『バジーノイズ』がこんなにも胸を打ち震わせるのは、作品の中で描かれる孤独や葛藤に観る者の心が呼応したからだろう。ヒロイン・潮を演じたのは、『交換ウソ日記』の好演も記憶に新しい桜田ひより。監督は、若手最注目株の風間太樹。 二人のエモーショナルな感性が、青春映画の新時代を告げようとしている。 桜田ひよりの無軌道さを役に投影できた ──ドラマ『silent』以来、2度目の風間作品です。演じ手として風間さんの世界のどんなところが魅力ですか。 桜田 ご本人を前にして答えるのは、すごく恥ずかし<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44043/">…
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『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』ヒロインの飾らない素顔 吉川愛が決めたマイルール “愛しいもの”のために譲れない思いとは
2024.03.22 18:00
できるだけ嘘をつきたくない、と彼女は言った。 女優・吉川愛。今や同世代の憧れのアイコンとして支持を集める彼女が新たに挑んだのは妖怪役。Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』で500年の時を超えて復讐を誓う妖怪の女の子・イジーを演じている。 物語の中ではクールな仏頂面。だけど、素顔の吉川愛は愛しい“我が子たち”の話になると止まらなくなる等身大の24歳。 飾ることも、媚びることもしない。ただありのままに、自分らしく。その自然体の佇まいには、吉川愛の仕事に対するポリシーが込められていた。 頑張ったな私ってちょっと誇らしくなった ──吉川さんが演じたイジーは強くて怖いけど<a href="https://bezzy.jp/2024/03/42091/">…
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26歳目前に『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』で主演を飾る 自分を貫きトップまで、佐野勇斗を動かす熱源
2024.03.21 19:00
がむしゃらな人は、素敵だ。迸る情熱が、人の胸を打つ。 今、佐野勇斗が多くの声援を集めているのも、夢に向かって突き進む姿に心を動かされるからかもしれない。 俳優として、5人組ボーカルダンスユニット・M!LKの一員として飛躍を続ける佐野の最新主演作は、3月22日(金)よりPrime Videoで配信が始まるAmazon Original ドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』。オタク大学生のハチを演じている。 どうして佐野勇斗はこんなにも一生懸命でいられるのか。その熱源に迫った。 僕だったらイジーとは関わりません(笑) ──『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』は主人公のハチが妖怪であるヒロイ<a href="https://bezzy.jp/2024/03/41946/">…
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単独主演舞台『最高の家出』に懸ける想いとネクストフェーズ 「この作品がみなさんの居場所になったら」高城れにが“初めて”を楽しむ理由
2024.02.02 17:00
女性アイドルの常識を塗り替え、30歳を迎えた今も第一線のアイドルとして多くの人に夢を与え続けている“ももいろクローバーZ”の高城れに。 結成15周年のアニバーサリーイヤーを駆け抜け、次なるステージは2024年2月から開幕するパルコ・プロデュース 2024『最高の家出』。単独としては初の舞台出演となる本作で、高城はどんな新しい顔を見せてくれるだろうか。 三浦さんの震災への想いが反映されてる ──高城さんにとっては、初めての単独での舞台出演となります。やっぱりソロで舞台に上がるのは、いつもと感覚が違いますか。 違いますね。バラエティ番組にソロで出させていただくことはありますけど、舞台とな<a href="https://bezzy.jp/2024/02/39809/">…
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理想と現実の狭間を描く快作ホラー『みなに幸あれ』の舞台裏 古川琴音×下津優太が考える幸せの意味 受け入れるべき“人の業”とは
2024.01.31 18:00
幸せとは何だろうか。暖房の効いた部屋で、おいしい料理を食べている傍ら、どこかで誰かが寒さに震え、飢えに苦しみながら生きている。幸せの花は、誰かの不幸せを養分にして咲いているのだ。 そんな容赦ない現実を突きつけてくるのが、現在公開中の映画『みなに幸あれ』だ。祖父母が暮らす田舎町に里帰りをした孫。一見すると、どこにでもある幸せな風景。だが、そこかしこに息をひそめる違和感。それがやがて恐怖となって観客をも飲み込むジャパニーズホラーの快作だ。 監督は、一般公募フィルムコンペティション「第1回日本ホラー映画大賞」で大賞を受賞した下津優太。同賞受賞作を下津自ら長編映画に再構成。33歳で堂々の商業映画デビュ<a href="https://bezzy.jp/2024/01/39754/">…
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『青春18×2 君へと続く道』公開記念リレーインタビュー 「人はいくつになっても青春の中にいる」台湾の人気俳優シュー・グァンハンが旅を続ける理由
#3 2024.05.06 17:00
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