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ヒップホップで社会を生き抜く! 2023年のベストヒップホップアルバム10選 今年リリースされたおすすめヒップホップを紹介
第25回 2023.12.29 17:00
今年はヒップホップにとって、ある意味“珍しい”1年だった。ヒップホップは世界で最も人気なジャンルとして長年君臨し続けたが、今年はドージャ・キャットが8月に「Paint the Town Red」をリリースするまで、ヒップホップ曲がビルボード200チャートで1位を獲得することはなかった。その後、リル・ダークとJ.コールの「All My Life」が2位、そしてドレイクとJ.コールが「First Person Shooter」で1位を獲得し盛り上がりは見せたものの、例年に比べてヒップホップの人気が落ち着いた年であったと言えるだろう。 2023年にヒップホップ関連で最も話題になったのは、ヒップホップ<a href="https://bezzy.jp/2023/12/38249/">…
#Nas#オフセット#キラー・マイク#ジェイペグマフィア#ダニー・ブラウン#トラヴィス・スコット#ニッキー・ミナージュ#ヤング・サグ
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アメリカ東海岸最大のアニメコンベンションの3日間 Cö shu Nieのニューヨーク滞在記 米ファンを魅了した「Anime NYC」密着レポート
2023.12.18 19:00
11月17日から19日までニューヨークのマンハッタンで開催されていた「Anime NYC」。日本からは過去に数々のアニメタイアップ曲で話題になり、常に新しいスタイルに挑戦しながら前進し続けているバンド、Cö shu Nieが「Crunchyroll Night of Live Music」ステージに出演し、ライブを披露した。タイアップ曲以外にも多数の曲を演奏し、大盛況に終わったCö shu Nieのライブだが、映像撮影/通訳/音響スタッフとして同行した筆者Kaz Skellingtonが現地での体験を紹介させていただく。 1日目 ニューヨークの洗礼&会場下見 13時間のフライトを経て、11月1<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37131/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ジェイ・Zのリリックで学ぶビジネススキル “ヒップホップ初のビリオネア”が語る人生アドバイス
第24回 2023.11.12 17:00
Billboard誌が選ぶ「最も偉大なラッパー」リストにて1位に選出され、ビジネスマンとしても様々な功績を残してきたアイコン、ジェイ・Z。デビュー前から自身のレーベル〈Roc-A-Fella Records〉を立ち上げ、ソロアーティストとしてリリースした14枚のアルバムが全米1位を獲得し、老舗ヒップホップレーベル〈Def Jam Recordings〉の代表を務め、2008年にはエンターテイメント/スポーツ・エージェンシー〈Roc Nation〉を創設した“ヒップホップで最も稼いだアーティスト”だが、彼のリリックからは多くを学ぶことができる。 米ヒップホップを追っている人であれば、2021年か<a href="https://bezzy.jp/2023/11/35302/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! “ヒップホップの最重要人物”グランドマスター・フラッシュの探究心が産んだ巨大カルチャー
第23回 2023.10.02 19:00
音楽だけではなくファッションやスポーツなど、世界中のカルチャーに大きな影響を与えたヒップホップが今年の8月11日に生誕50周年を迎えた。1973年にDJクール・ハークと妹のシンディー・キャンベルがニューヨークのブロンクス地区で共にブロックパーティーを開催したことがきっかけで生まれたとされるヒップホップのカルチャーだが、DJクール・ハークは当時、2枚のレコードを同時に使い、楽曲のドラムブレイクの部分を繋げるというDJスタイルを確立し、その手法が様々な文化へと発展した。 楽曲の“ブレイク”部分を繋げたことがきっかけでブレイクダンサーたちなどが生まれ、ヒップホップの4大要素であるDJ、ラップ、グラフ<a href="https://bezzy.jp/2023/10/33124/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! エンタメ業界だけじゃない?ラッパーたちのセカンドキャリアを紹介!
第22回 2023.07.18 17:00
ヒップホップは多くのドアを開いてくれる。特にラッパーから俳優に転向する人は多く、リュダクリス、メソッド・マン、ジョーイ・バッドアス、コモンなどのアーティストがテレビや映画に出演している。メソッド・マンは以前、インタビューで「ラッパーは嘘が上手く、演技も上手いから俳優に向いている人が多い」と語っていた。ジェイ・Zやディディなどもラッパーからビジネスマンに転身し、音楽活動以上に自身が所有するブランドやビジネスで稼いでいる。「ヒップホップで社会を生き抜く!」の第22回ではヒップホップに必要な存在感、知識、クリエイティビティを活用し、音楽以外のキャリアに進んだラッパーたちを紹介したい。 ポッドキャスタ<a href="https://bezzy.jp/2023/07/27459/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! フジロックにも出演する若手アーティストd4vdのカムアップから学ぶ「とにかくトライする精神」
第21回 2023.06.18 17:00
ケンドリック・ラマーの楽曲「PRIDE.」もプロデュースし、ソロアーティストとしては「Bad Habit」で大ヒットしたスティーヴ・レイシー。彼のEP『Steve Lacy’s Demo』がiPhoneで制作/ミックスされたのは有名な話である。The Internetのギタリストとしても活躍し、バンドとソロでグラミー賞にノミネートされている彼がiPhoneで制作しているという事実は大きな話題になり、プロフェッショナルな機材がなくても音楽が作れるという希望を若い世代に与えた。 そんななか、iPhoneで音楽を制作しバイラルヒットを生んだ新世代のアーティストがd4vd(デイヴ<a href="https://bezzy.jp/2023/06/26253/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ファンクのパイオニア、ジョージ・クリントンのレガシーから学ぶ “次世代に繋げる精神”
第20回 2023.05.28 16:00
先日開催された「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023」初日のヘッドライナーを務め、その前後にはビルボード会場での来日公演も実施した伝説的なファンクアーティスト、ジョージ・クリントン。ジェームス・ブラウンとスライ・ストーンに並びファンクのパイオニアとしてパーラメントとファンカデリック(Pファンク)を率いた彼の功績は計り知れない。もちろんシンセサイザーを使用したファンクやポップスの歴史を語るにおいてPファンクの存在は欠かせないが、特にヒップホップはジョージ・クリントンがいなければ今の形になっていなかっただろう。ヒップホップをやっている時点で何かしらの要素でジョ<a href="https://bezzy.jp/2023/05/25910/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! 韓国系アメリカンラッパーのパイオニア、ダムファウンデッドがアジアの子供たちに与えた“自信”
第19回 2023.05.20 17:30
ロサンゼルスを拠点に活動する韓国系アメリカンのラッパーDumbfoundead(ダムファウンデッド)。ラッパーとして以外にも俳優、コメディアン、ポッドキャストのホストなど、多岐にわたって活躍する彼だが、アジア人が極めて少なかったヒップホップ業界で、道を切り開いたパイオニア的な存在としても知られている。「ヒップホップで社会を生き抜く!」第19回では、ダムファウンデッドと彼の功績を紹介したい。 ダムファウンデッドは1986年にアルゼンチンで生まれ、3歳のときに母親に連れられ不法移民としてアメリカに入国した。1歳の妹と共にメキシコの国境を乗り越え、ロサンゼルスのコリアタウンに移住した彼は14歳のとき<a href="https://bezzy.jp/2023/05/24206/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! インディーズアーティスト必見!自主レーベルで天下を取ったラッパー、テック・ナインから学ぶビジネス術
第18回 2023.05.03 14:00
今では多くのアーティストがインデペンデントで活躍しており、技術の発展とイノベーションによって誰もがベッドルームから世界に音楽を届けることが可能になった。以前はヒップホップ業界で最も成功したインデペンデントアーティストの一人であるRuss(ラス)のカムアップを紹介した。連載『ヒップホップで社会を生き抜く! 』第18回では、インデペンデント・ラッパーの先駆けであり、売上と功績ともに「キング・オブ・インデペンデント」として知られているTech N9ne(テック・ナイン)のビジネスを紹介したい。 テック・ナインは1993年にレーベルと契約したものの、アルバムをリリースせずにレーベルから契約解<a href="https://bezzy.jp/2023/05/24200/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ゴリラズの1stシングルをヒットに導いたデル・ザ・ファンキー・ホモサピエンから学べること
第17回 2023.04.22 19:30
今年の2月24日に最新アルバム『Cracker Island』をリリースしたGorillaz(ゴリラズ)。1998年にBlurのデーモン・アルバーンと、イラストレーターのジェイミー・ヒューレットによって結成されたバーチャル・バンドだが、世界的に人気プロジェクトとして「最も成功したバーチャルバンド」というギネス記録も保持している。Thundercat、Bad Bunny、Tame Impala、Beckなどが参加した最新アルバム『Cracker Island』は全英1位、アメリカではアルバムチャート3位を獲得。米カリフォルニア州で開催された世界最大級の音楽フェス「Coachella 2023」に<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22455/">…
#Del The Funky Homosapien#Gorillaz#ゴリラズ#デル・ザ・ファンキー・ホモサピエン#ヒップホップで社会を生き抜く!
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