甫木元空
1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた『はるねこ』で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。『はだかのゆめ』(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。2023年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。2019年結成のバンド「Bialystocks」では、2025年4月に東京・国際フォーラム ホールA、大阪・フェスティバルホールでの公演も控える。映画・音楽・小説といった3ジャンルを横断した活動を続けている。
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映画『BAUS』の監督と主演俳優が明かす制作背景と映画観甫木元空と染谷将太の青春回顧、変わりゆく映画館の価値に2人が思うことは
2025.03.28 18:00
映画監督・アーティストの甫木元空と俳優・染谷将太。カルチャーを愛する者にとって垂涎の組み合わせが、この春映画館で実現した。 “おもしろいことはなんでもやる”というコンセプトを掲げ、多くの文化愛が交わる場所として2014年まで営業されていた吉祥寺バウスシアター。映画『BAUS 映画から船出した映画館』は、吉祥寺という地で娯楽を届け続けたこの劇場を巡る人々の90年を描く。 物語の始まりは昭和初期。中心となるのは、活動写真に魅了され青森から上京してきた主人公のサネオ(染谷将太)、兄のハジメ(峯田和伸)、そしてサネオと出会い妻となるハマ(夏帆)。監督の甫木元は、大学時代の恩師・青山真治の逝去を機にその<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63876/">…
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兄役は峯田和伸で妻役は夏帆、コメントと特報も解禁甫木元空監督最新作『BAUS 映画から船出した映画館』来年3月公開決定、主演は染谷将太
2024.11.27 12:00
甫木元空監督最新作『BAUS 映画から船出した映画館』が2025年3月21日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開することが決定し、メインキャスト情報とティザービジュアル、特報が一挙に解禁された。 本作は、多くの観客と作り手に愛された映画館「吉祥寺バウスシアター」の約90年に渡る物語。同映画館は映画上映だけに留まらず、演劇、音楽、落語など「おもしろいことはなんでもやる」という無謀なコンセプトを掲げ、多くの観客と作り手に愛されながら2014年に閉館するまで30年の歴史を築いた。そこから遡ること約90年、1925年に吉祥寺に初めての映画館”井の頭会館”がつくられ、1951年にはバウスシアターの前身とな<a href="https://bezzy.jp/2024/11/54315/">…
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吉祥寺のミニシアターめぐる写真&映像を一般公募Bialystocks甫木元空の監督最新作『BAUS 映画から船出した映画館』製作決定、2025年公開へ
2024.01.17 12:00
昨年小説版も発表された映画『はだかのゆめ』や、Bialystocksとしての音楽活動でも知られる甫木元空の監督最新作『BAUS 映画から船出した映画館』の製作が決定した。 映画上映だけに留まらず、演劇、音楽、落語……「おもしろいことはなんでもやる」という無謀なコンセプトを掲げ、30年の歴史を築いた吉祥寺バウスシアター。2014年の閉館から遡ること約90年、1925年に吉祥寺に初めての映画館”井の頭会館”がつくられ、1951年にはバウスシアターの前身となる”ムサシノ映画劇場”が誕生。本作『BAUS 映画から船出した映画館』は、その長い道のりを共に歩んだ家族たちを描く。 監督の甫木元空は、バンドB<a href="https://bezzy.jp/2024/01/39166/">…
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『はだかのゆめ』監督&主演俳優にインタビュー甫木元空と青木柚が語る映画との距離──目に見えない、言葉にできない感情を表すには
2022.12.05 12:00
11月25日より渋谷シネクイントを皮切りに、全国順次公開された映画『はだかのゆめ』。ポニーキャニオン内IRORI Recordsより時を同じくしてメジャーデビューしたBialystocksのボーカル&ギター甫木元空が監督を務める本作で描かれるのは、祖父、母、子の3代がそれぞれ対峙する“喪失”の物語。甫木元が5年もの月日をかけて書き綴った手記を基に構築されたストーリーで、近づく母の死を受け入れられず徘徊する主人公・ノロを青木柚が演じている。NHK『きれいのくに』『カムカムエヴリバディ』やAmazon Original『モアザンワーズ』など、話題作への出演が続いている注目の若手俳優である青木と、先<a href="https://bezzy.jp/2022/12/14740/">…
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ボーカルの甫木元監督よりコメント到着青木柚主演『はだかのゆめ』 Bialystocksの劇中歌流れる予告編公開
2022.11.23 18:00
11月25日(金)に公開される映画『はだかのゆめ』より、劇中歌「ごはん」が流れる予告編が公開された。 『はだかのゆめ』は、高知県・四万十川のほとりに暮らす一家、息子のノロ、母、祖父の親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いを描いた作品。ドラマ『きれいのくに』、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、Amazon Original『モアザンワーズ』などへの出演が続いている青木柚が主演を務めた。監督の甫木元空は、音楽活動もしている二刀流。大学時代の恩師である青山真治監督がある打ち上げのカラオケの場で甫木元の声を聞いて言った、「君は映画も音楽もやれ」という言葉がミュージシャンへと<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13812/">…
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作品に影響を与えた黒沢清監督よりコメントが到着青木柚主演、甫木元空監督が自身のルーツ土地で描く“死” 映画『はだかのゆめ』予告映像
2022.09.30 15:00
甫木元空監督作品『はだかのゆめ』が、第35回東京国際映画祭<Nippon Cinema Now部門>に正式出品されることが決定し、本ポスタービジュアルと予告編が公開された。 『はだかのゆめ』の舞台は四国山脈に囲まれた高知県。四万十川のほとりに暮らす一家、息子のノロ、母、祖父の親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いの、そしてそれでも触れることのできない残酷な距離の物語を描く。 四国山脈に囲まれた高知県、四万十川のほとりに暮らす一家の人々。祖父の住む家で余命を送る決意をした母、それに寄り添う息子ノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられず徘徊し<a href="https://bezzy.jp/2022/09/9671/">…
BAUS 映画から船出した映画館
©︎本田プロモーション BAUS/boid
BAUS 映画から船出した映画館
2025年3月21日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
配給:boid、コピアポア・フィルム
2024年/日本/ヨーロピアンビスタ/116分
スタッフ&キャスト
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
渋谷そらじ 伊藤かれん 斉藤陽一郎 川瀬陽太 井手健介 吉岡睦雄
奥野瑛太 黒田大輔 テイ龍進 新井美羽 金田静奈 松田弘子
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空
音楽:大友良英
エグゼクティブ・プロデューサー:本田拓夫
プロデューサー:樋口泰人 仙頭武則 関友彦 鈴木徳至
コ・プロデューサー:大野敦子 小山内照太郎
キャスティング・ディレクター:杉山麻衣
企画協力:青山真穂
撮影:米倉伸
照明:高井大樹
音響:菊池信之
録音:藤林繁
美術:布部雅人
衣装:宮本まさ江
ヘアメイク:菅原美和子
助監督:滝野弘仁
制作担当:飯塚香織
編集:長瀬万里
CG/VFXディレクター:潮杏二
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 制作プロダクション:コギトワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
はだかのゆめ
©︎PONY CANYON
スタッフ&キャスト
監督・脚本・編集:甫木元空
出演:青木柚、唯野未歩子、前野健太、甫木元尊英
プロデューサー:仙頭武則、飯塚香織
撮影:米倉伸 照明:平谷里紗
現場録音:川上拓也 音響:菊池信之 助監督:滝野弘仁
音楽:Bialystocks
製作:ポニーキャニオン