Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaroは、同じ大学の軽音サークルで出会った6人で結成された。彼らが自ら考案し、掲げる「世界中の毎日をおどらせる」というバンドのテーマは、Lucky Kilimanjaroの音楽性と精神性を如実に反映した言葉である。彼らがおどらせるのはライブハウスやクラブのフロアだけではない。昨日から今日へ、そして明日へ。連続する日々を、そこにある私たちの生活と心をも、Lucky Kilimanjaroはおどらせる。
2018年にEP『HUG』でメジャーデビュー。その後、2020年にはメジャー初のフルアルバム『!magination』を、2021年にはメジャー2ndフルアルバム『DAILY BOP』をリリースしたLucky Kilimanjaro。作詞作曲を手掛けるボーカル・熊木幸丸の多作ぶりとバンドとしてのリリーススピードの速さで周囲を驚かせながら、作品を経る毎にクリエイティビティとキャパシティを広げていく彼ら。その音楽世界の根幹にあるのは、やはり、熊木のソングライティングである。時代や自己の内部に深く向き合いながらも、まるで友達のように親密な語り口で聴き手に寄り添いながら、明日をよりよく生きるための新たな視点と提案をもたらす歌詞。そして、先鋭的なポップミュージックのビート感やサウンド感を貪欲に取り入れながらも、きっと多くの人が懐かしさを感じるであろう、日本語の歌としての喜びを突き詰めていく彼のソングライティングは、蔦谷好位置やヒャダインといった音楽家たちからも高く評価され、また、Hey!Say!JUMPやDISH//といったアーティストへの楽曲提供にも繋がっている。
Lucky Kilimanjaroにとって、2021年は「駆け抜けた」という表現がしっくりくる1年だった。3月の『DAILY BOP』をリリース以降も、4月には日比谷野外大音楽堂での初のワンマンライブを開催。その後、5月から Zepp Haneda をファイナルとした7都市を回る初の全国ツアーを敢行し、さらに10月からは新たな全国ツアーを開催。このツアーではファイナル公演のZepp DiverCityがソールドアウドしたことに伴い、新木場STUDIO COASTでの追加公演も開催された。会場のキャパシティはツアーを追うごとに大きくなっているが、そこで生み出される興奮の濃度は、薄まるどころか、むしろライブを追うごとに色濃くなっている。躍動するリズム、色とりどりのメロディ、歌はときに鼓舞するように、ときに語りかけるように響き、人と人の間を伝播する、音と熱――Lucky Kilimanjaroが生み出すのは音楽だけでなく「空間」そのものといえるが、彼らが生み出す空間に満ちるものは、とても優しく、熱く、そして幸福なものである。
Lucky Kilimanjaroのライブは、バンドミュージックならではのアンサンブルのふくよかさと熱狂を持ちつつも、曲と曲がノンストップで繋がることで持続する高揚感が生み出される様子は、まるでクラブミュージックのようでもある。そのパフォーマンスを観れば彼らの音楽に「垣根」というものが存在しないことを実感するだろう。そして、垣根のなさは観客も同じ。実際に彼らのライブに足を運べば、熱心な音楽フリークやカップル、家族連れなど、「老若男女」という言葉では収まりがつかないほどに様々な人々が、体や心をおどらせている光景が広がっている。
2022年3月30日には新たなフルアルバム『TOUGH PLAY』を発売。アルバムを引っ提げたバンド史上最大動員の全国ツアー『Lucky Kilimanjaro presents. TOUR”TOUGH PLAY”』のファイナルの会場はパシフィコ横浜で開催。7月13日「ファジーサマー」発売と、9月11日から始まる『Lucky Kilimanjaropresents. TOUR ”YAMAODORI 2022”』の開催を発表。Lucky Kilimanjaroは、世界中の毎日をおどらせ続けている。
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本間昭光のMUSIC HOSPITALLucky Kilimanjaroが提唱する“踊る楽しさ”と“楽しく踊れる”ライブ体験
第6回 熊木幸丸(後編) 2022.11.30 12:00
日本を代表する音楽プロデューサー、アレンジャーである本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間氏がホストとなり、毎回現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いての音楽談義や楽曲制作にまつわるトークをお届けします。 前回記事に続き今回のゲストは「世界中の毎日をおどらせる」をテーマに掲げ、本日最新作となるシングル『一筋差す』をデジタルリリースしたLucky Kilimanjaroのコンポーザー、熊木幸丸。本間に「日本のダンスミュージックの最先端」と言わしめた対談前編に続き、後編では機材に明るい本間と熊木ならではのディープな機材話や、2人が定義する“グルーヴ”の話<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13571/">…
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バンド史上最もアップテンポなハウスミュージックLucky Kilimanjaroが新曲「一筋差す」MV公開、フェイスアートを施した熊木幸丸がダンス
2022.11.30 00:00
Lucky Kilimanjaroが、本日配信リリースした新シングルのタイトル曲「一筋差す」のミュージックビデオを公開した。 11月25日にツアー「Lucky Kilimanjaro presents.TOUR“YAMAODORI 2022”」のファイナル公演をLINE CUBE SHIBUYAにて開催し、2023年4月5日にアルバムのリリースと、アルバムを引っ提げたツアーの開催を発表したLucky Kilimanjaro。 新シングルはLucky Kilimanjaro史上一番アップテンポなハウスミュージックで冬にフォーカスした楽曲「一筋差す」と、熊木幸丸の優しい歌声が印象的な冬の恋愛ソング<a href="https://bezzy.jp/2022/11/14444/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITALLucky Kilimanjaroの中心人物、熊木幸丸と語り合うダンスミュージックの可能性
第5回 熊木幸丸(前編) 2022.11.20 17:00
これまでポルノグラフィティの作曲&トータルプロデュースやいきものがかりのサウンドプロデュースなど、数々のヒットソングを生み出した本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間氏がホストとなり、毎回現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いての音楽談義や楽曲制作にまつわるトークをお届けします。 今回本間のプライベートスタジオを訪れたのは、「世界中の毎日をおどらせる」というテーマを掲げるバンド・Lucky Kilimanjaro(通称ラッキリ)のコンポーザー、熊木幸丸。彼らのステージを「ずっと観てみたかった」という本間と、ポルノグラフィティが楽器を志したきっかけだと<a href="https://bezzy.jp/2022/11/12674/">…
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カップリングは「地獄の踊り場」Lucky Kilimanjaroが新シングルリリース、リップシンクと都会の夜景が織りなすクールでアーバンなMVも
2022.07.13 00:00
Lucky Kilimanjaroが、ニューシングル『ファジーサマー』を7月13日にリリースした。 今年3月にアルバム『TOUGH PLAY』を発売し、春に開催された音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST.22」や「VIVA LA ROCK2022」、「OTODAMA’22~音泉魂~」や「METROCK2022」に出演、入場規制も掛かるなど注目を浴びているLucky Kilimanjaro。全国ツアーのファイナル公演パシフィコ横浜も終了し、今後「NUMBER SHOT2022」や「LuckyFM Green Festival’22」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 20<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3327/">…
デジタルシングル『ファジーサマー』
デジタルシングル『ファジーサマー』
2022年7月13日(水)リリース
収録曲
1. ファジーサマー
2. 地獄の踊り場