ケンドリック・ラマー
Kendrick Lamar
ケンドリック・ラマー・ダックワーズ(Kendrick Lamar Duckworth、1987年6月17日 - )は、アメリカ合衆国のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサーである。
カリフォルニア州コンプトンで育ったラマーは、K-Dotという芸名で10代の頃に音楽活動を開始し、地元で注目を集めたミックステープを発売後、インディーズレーベルTop Dawg Entertainment(以下TDE)と契約。2010年、最初の小売発売となった『Overly Dedicated』を発売後、認知され始めた。翌年、デビューシングル「HiiiPoWeR」を含む最初のスタジオ・アルバム『Section.80』を発売。それまでに彼は、ゲーム、バスタ・ライムス、スヌープ・ドッグを含む何人かの有名なヒップホップアーティストとコラボレーションした。2012年にTDE、アフターマス、インタースコープからメジャー・デビュー・アルバム『グッド・キッド、マッド・シティー』が発売され、批評家から高い評価を受けた。また、Billboard 200で最高2位を記録し、後にRIAAよりプラチナ認定を受けるなど商業的にも成功を収めた。加えて、アルバムは「スウィミング・プールス(ドランク)(英語版)」、「ビッチ、ドント・キル・マイ・ヴァイブ(英語版)feat.ジェイ・Z」、「ポエティック・ジャスティス(英語版)feat.ドレイク」といったトップ40シングルを生み出した。2015年に発売した3枚目のアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』は、ファンク、ソウル、ジャズ、スポークン・ワードの要素を取り入れており、こちらも高い評価を受けた。アルバムは、アメリカとイギリスで初登場首位を記録し、第58回グラミー賞で最優秀ラップアルバム賞を受賞した。2016年、未発表曲集『アンタイトルド・アンマスタード(英語版)』を発売。2017年に4枚目のアルバム『DAMN.』を発売し、さらに評価を高めた。アルバムのリードシングル「ハンブル(英語版)」は、Billboard Hot 100で首位を獲得した。
彼はソロ歌手としての経歴の他に、TDEのレーベル仲間や南ロサンゼルスに拠点を置くアブ・ソウル、ジェイ・ロック、スクールボーイ・Qと組んだウエスト・コースト・ヒップホップスーパーグループ「ブラック・ヒッピー」の一員としても知られている。
ラマーは12個のグラミー賞受賞を含む、多くの称賛を受けている。2013年初めに、MTVによって「最もホットなラッパー」に選出された 。2016年にはタイムの世界で最も影響力のある100人に選ばれた。2018年、アルバム『ダム』によってピューリッツァー賞の音楽部門を受賞した初の非クラシック音楽、非ジャズ音楽家となった。
(引用)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC
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スタジオにこもっていると“正気を失う”と発言ケンドリック・ラマーがスタジオで制作する上での苦悩を語る
2023.08.31 19:15
2023年グラミー賞では最優秀ラップ・アルバムを含む複数部門を受賞し、SUMMER SONIC 2023ではヘッドライナーとして大いに会場を盛り上げたケンドリック・ラマー。世界で最も評価されているラッパーの一人だが、スタジオで制作する上での苦悩について語った。 先日公開されたInterview Magazineにて、ナイジェリア出身のシンガーTemsと対談をしたケンドリック・ラマーは、Temsが「スタジオで2日間ぐらいほっておかれると、漫画に出てくるようなマッドサイエンティストのような感じになってしまう」と発言した際に、自分も共感するとコメントした。 「その気持ちはわかるよ。何が好きで、何が好<a href="https://bezzy.jp/2023/08/31630/">…
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クリエイティビティや成功についての3つの質問ケンドリック・ラマーが新人アーティストと仕事をするときに訊く質問とは?
2023.04.03 17:45
2023年グラミー賞では最優秀ラップ・アルバムを含む複数部門を受賞し、SUMMER SONIC 2023のヘッドライナーを務めることも発表されているケンドリック・ラマー。世界で最も評価されているラッパーのひとりだが、彼はアーティストとのコラボを検討する際にいくつかの質問をするようだ。 ケンドリック・ラマーとの仕事経験を語ったロサンゼルスのアップカミングなラッパー、Saviii 3rd。「Rah Rah」などの曲がバイラルになった彼は、ケンドリック・ラマーと仕事をする際に、以下の3つの質問をされたと述べている。 「彼からもらった質問をとても真剣に考えた。最初の質問は“自分の分野のための音楽を作り<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22923/">…
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2016年以来のリミックスがリリースされる可能性を語るケンドリック・ラマー含む4人組“ブラック・ヒッピー”が復活?レーベル代表が示唆
2023.03.28 16:15
ケンドリック・ラマーが2022年まで所属していたロサンゼルスの音楽レーベル〈TOP DAWG ENTERTAINMENT〉。2010年代のヒップホップにおいて多大な影響を及ぼしたレーベルだが、初期メンバー4人によるスーパーグループの復活をレーベル代表が示唆した。 ケンドリック・ラマー、スクールボーイ・Q、ジェイ・ロック、アブ・ソウルによるグループ、ブラック・ヒッピー。2011年にミックステープ『Black Hippy』をリリースしているが、彼らが最後にブラック・ヒッピー名義で曲をリリースしたのは2016年のスクールボーイ・Qの「THat Part (Remix)」であった。 〈TOP DAWG<a href="https://bezzy.jp/2023/03/22382/">…
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脚本は『サウスパーク』手掛けるヴァーノン・チャットマン『サウスパーク』のトレイ・パーカーがケンドリック・ラマーによる長編映画の監督を務めると発表
2023.03.24 16:45
2023年グラミー賞では最優秀ラップ・アルバムを含む複数部門を受賞し、SUMMER SONIC 2023のヘッドライナーを務めることも発表されているケンドリック・ラマー。彼が人気アニメ『サウスパーク』のマット・ストーンとトレイ・パーカーと共にプロデュースする映画の概要が発表された。 ケンドリック・ラマーは昨年の1月にコメディ映画で映画業界に参入すると報じられていたが、昨日映画サイトAbove The Line誌にて、『サウスパーク』のトレイ・パーカーが監督も務めると発表された。タイトル未定の本作は「歴史博物館で奴隷を再現するインターンの若い黒人男性が、白人であるガールフレンドの先祖が奴隷主だっ<a href="https://bezzy.jp/2023/03/22126/">…
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現代のラッパーたちの影響力に疑問を示すラップのパイオニア、Melle Melのエミネムやケンドリック・ラマーに対する発言が物議を醸す
2023.03.07 21:00
先月Billboard/VIBE誌が「最も偉大なラッパートップ50人」のリストを公開し、ヒップホップファンの間で話題になっている。 Billboard誌はジェイ・Zを1位として選んでおり、2位にはラッパーとして初のピューリッツァー賞を受賞したケンドリック・ラマー、3位には過去にはジェイ・Zとビーフしていた天才リリシストのナズがランクイン。4位には社会的なメッセージを込めたリリックで世界中のファンの心を掴んだ2Pac、5位には白人ラッパーとしてヒップホップの境界線を広げたエミネムが選ばれている。そんななか、Grandmaster Flash and the Furious Fiveのラッパーとし<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20842/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く!ケンドリック・ラマーの「前に進む」糧になる名言を紹介 成功や失敗についてアドバイス
第13回 2023.02.17 17:00
2022年の5月13日にアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』をリリースし、「SUMMER SONIC 2023」のヘッドライナーを務めることも発表されたケンドリック・ラマー。ラッパーとして初のピューリッツァー賞を受賞し、最も偉大なラッパーの一人として知られている彼であるが、『Mr. Morale & the Big Steppers』は2023年グラミー賞で〈最優秀アルバム〉と〈最優秀ラップ・アルバム〉にノミネートされ、見事〈最優秀ラップ・アルバム〉を受賞。また、収録曲「Die Hard」が〈最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス〉、そして<a href="https://bezzy.jp/2023/02/18091/">…
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2位にはケンドリック・ラマーがランクインジェイ・ZがBillboard誌によって“最も偉大なラッパー”に選ばれる トップ50を公開
2023.02.10 20:45
Billboard/VIBE誌が、最も偉大なラッパートップ50人のリストを公開し、多くのヒップホップファンからコメントが寄せられている。 Billboard誌が最も偉大なラッパー1位に選んだのはジェイ・Z。彼のラッパー、そしてビジネスマンとしての功績は計りしれない。ソロアーティストとしてリリースした14枚のアルバムが全米1位を獲得、デビュー前から〈Roc-A-Fella Records〉を立ち上げ、24のグラミー受賞、老舗ヒップホップレーベル〈Def Jam Recordings〉の代表を務め、リアーナやカニエ・ウェストをビリオネアへと導き、さらにエンターテイメント/スポーツ・エージェンシー〈<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19044/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く!2022年のベストヒップホップアルバム10選!今年リリースされたおすすめヒップホップを紹介
第11回 2022.12.30 17:30
2022年最後の「ヒップホップで社会を生き抜く!」のコラムでは、「2022年のベストヒップホップアルバム10選」を紹介したい。 10位 ロイル・カーナー『Hugo』 イギリス出身のラッパー、ロイル・カーナーの3rdアルバム『Hugo』。2017年にリリースされた1stアルバム「Yesterday’s Gone」がマーキュリー賞とブリット・アワード賞にノミネートされた彼の3rdアルバムは今まで以上に自身の経験と感情を赤裸々に語った作品である。 9位 Tank and Bangas『Red Balloon』 ニューオーリンズ出身のバンド、Tank and Bangas。2017年に<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15906/">…
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MVを制作したサウスパークのクリエイターが語るケンドリック・ラマー「The Heart Part 5」MVにはエミネムのディープフェイクも登場予定だった
2022.12.28 20:00
ケンドリック・ラマーが今年の5月にリリースした楽曲「The Heart Part.5」。同曲のミュージック・ビデオは第65回グラミー賞最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートされているが、この度ビデオを制作したマット・ストーンとトレイ・パーカーが制作についてのエピソードを明かした。 人気アニメ、サウスパークのクリエイターであるマット・ストーンとトレイ・パーカー。「The Heart Part 5」のMVは彼らが所有するディープ・フェイク技術を扱う会社によって制作されており、The New York Times誌のインタビューにて制作秘話が明かされている。歌詞の内容と連動し、ケンドリック・ラマー<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16212/">…
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2023年グラミー賞では8部門にノミネートケンドリック・ラマーが最新アルバムから『Rich Spirit』のMVを公開
2022.11.17 18:00
今年の5月13日にアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』をリリースしたケンドリック・ラマー。アルバムからは今までに「N95」と「We Cry Together」の映像が公開されており、後者は2023年アカデミー賞のアカデミー短編映画賞カテゴリーの候補に入ったと8月に報じられていた。 ケンドリック・ラマーが『Mr. Morale & the Big Steppers』から「Rich Spirit」のミュージックビデオを公開した。「Rich Spirit」のミュージックビデオはリル・ナズ・Xの「Old Town Road」を手掛けたCalmaticが<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13505/">…
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「Father Time」ではSamphaもゲスト参加ケンドリック・ラマーがテレビ出演し『Mr. Morale & The Big Steppers』から3曲を披露
2022.10.03 19:00
ケンドリック・ラマーが10月1日のサタデー・ナイト・ライブ(SNL)に出演し、最新アルバム『Mr. Morale & The Big Steppers』から「Rich Spirit」、「N95」、「Father Time」を披露した。 1975年から続く人気コメディ番組サタデー・ナイト・ライブ。10月のゲストにはケンドリック・ラマー、ウィロー、Megan Thee Stallionが出演すると発表され、初回ではケンドリック・ラマーがライブを披露した。滅多にメディア出演をしないことでも知られているケンドリック・ラマーであるが、『Mr. Morale & The Big Stepp<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10032/">…
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アーティストとしてストレスを避ける方法とは?ケンドリック・ラマーが名声や知名度との向き合いかたを明かす
2022.08.24 21:00
ラッパーとして初のピューリッツァー賞を受賞し、最も偉大なラッパーの一人として知られているケンドリック・ラマーが、名声との向き合い方をCitizen Magazineにて語った。 SNSやインタビューなどに滅多に登場しないケンドリック・ラマー。彼は、知名度に対するこだわりはないという旨を明かしている。 「有名であること以外のことに対して時間を割いていて、それしか目に入らないときがある。私は昔から注目を欲しているような人ではなかった。もちろん人間はみんな注目されることが好きだけど、注目に憧れるような人ではなかった。知名度や注目は、なにかを伝えたいときに使う。 今みんなが見ている私は、昔と変わらない<a href="https://bezzy.jp/2022/08/6915/">…
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ノミネート作品は2023年1月に発表テイラー・スウィフトとケンドリック・ラマーのショート・フィルムが2023年アカデミー賞候補に入る
2022.08.15 20:30
テイラー・スウィフトとケンドリック・ラマーのショート・フィルムが第95回アカデミー賞のアカデミー短編映画賞カテゴリーの候補に入ったと発表された。 the Hollywood Reporterによるとテイラー・スウィフト本人が監督を務めた『All Too Well: A Short Film』は、2021年11月にニューヨークのAMC Lincoln Squareにて放映されたため、2023年のアカデミー賞の候補に入ったと報道されている。また、テイラー・スウィフトのチームは『All Too Well: A Short Film』のオスカー・キャンペーンを開始するためにコンサルティング企業を雇った<a href="https://bezzy.jp/2022/08/6066/">…
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自分の不完全さをさらけ出すケンドリック・ラマーが『Mr. Morale & the Big Steppers』とラップが自分に与えた影響を語る
2022.08.05 15:50
今年の5月に5年ぶりのアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』をリリースしたばかりのケンドリック・ラマー。滅多にSNSを更新しないことで知られているケンドリックであるが、この度Instagramのストーリーにて『Mr. Morale & the Big Steppers』について語った。 神に誓って、「Mother I Sober」を書くのに20年かかった。ラップは本当に自分の世界を広げてくれた。自分が認識している自分という存在を超えることができた。音楽は自分にとって酸素のようなものだ。Mr. Morale。自己表現を促進させるものだ。 不完全であ<a href="https://bezzy.jp/2022/08/5388/">…
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ケンドリックとの友情についても語るケンドリック・ラマーが次のアルバムの制作を始めたとプロデューサーSounwaveが明かす
2022.08.03 19:30
今年の5月に約5年ぶりのアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』をリリースしたばかりのケンドリック・ラマー。彼のプロデューサーSounwaveが、ケンドリックと次作の制作を開始したとComplexにて明かしている。 Sounwaveはケンドリック・ラマーの全アルバムにプロデューサーとして参加している盟友として知られているが、彼はケンドリック・ラマーとの作業についてこのように語っている。 私たちは、アルバムをリリースしたらすぐに次のアルバムの作業を開始するんだ。今回も既に新しいアルバムの制作を始めているし、『Kendrick Lamar EP』の頃からそれは<a href="https://bezzy.jp/2022/08/5158/">…
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ケンドリック・ラマー『Mr. Morale & the Big Steppers』
収録内容
1. United In Grief
2. N95
3. Worldwide Steppers
4. Die Hard
5. Father Time
6. Rich (Interlude)
7. Rich Spirit
8. We Cry Together
9. Purple Hearts
10. Count Me Out
11. Crown
12. Silent Hill
13. Savior (Interlude)
14. Savior
15. Auntie Diaries
16. Prayer
17. Mother I Sober
18. Mirror