ジョン・キャメロン・ミッチェルとの初対面もアメリカで実現
性別超える丸山隆平の衝撃再び、ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』再演決定
2026.10.18 04:00
©Allan Amato
2026.10.18 04:00
丸山隆平が主演を務め、ジョン・キャメロン・ミッチェルが作・演出を手がけるブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が2027年2月から東京・大阪・宮城・京都で上演されることが決定した。
1998年にオフ・ブロードウェイで初上演されロングランを記録した本作は、その後も世界各地で多くの観客を魅了すると、2001年には生みの親であるジョン自身の主演・監督で映画化。同作はサンダンス映画祭で観客賞と監督賞を受賞し日本でも大ヒットを記録、マドンナやデヴィッド・ボウイらも熱狂するなど舞台・映画ともに世界中で大きな反響を呼んだ。また2014年にはブロードウェイに進出してトニー賞4部門に輝き、2015年には初演でヘドウィグを演じたジョン自身が再びタイトルロールを務め、同年にトニー賞特別賞を受賞している。
主人公は、共産主義体制の旧東ドイツで生まれた少年ハンセル。自由の国アメリカでロックスターになることを夢見るハンセルは、母親から聞かされたプラトンの「愛の起源」の物語をきっかけに、自分の“カタワレ”を見つけようと心に決める。そんなある日、同性愛者のアメリカ軍人・ルーサーに見初められ、結婚の道を選んだハンセル。しかしアメリカへ渡るために受ける性転換手術でミスが起こり、ハンセルの股間には「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。
その後ハンセルは、戸籍を女性に変えて“ヘドウィグ”を名乗り渡米を果たすものの離婚し、ベビーシッターなどでベビーシッターなどで日々の糧を得ながらロックバンドを組むが、成功への道は見えず生活に追われていく。やがてロックスターに憧れる17歳の少年・トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰めてしまう。最愛の人に裏切られたヘドウィグは、自らのバンド「アングリーインチ」を率い、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追ってスタジアム脇の冴えない会場で巡業する。果たしてヘドウィグは、自分の魂である歌を取り戻し捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を見つけることができるのか。
主演の丸山隆平は、SUPER EIGHTのメンバーでありながら映画『金子差入店』(2025年)『名無し』(2026)などに出演してきた演技派俳優で、ジョンとタッグを組むのは2022年の日本公演以来5年ぶりとなる。なお前作でもジョンが演出、丸山が主演を務めたがコロナ禍の影響でジョンの来日は叶わず、2人はオンラインで創作を進めたという。

今回の公演に先駆けて渡米し、1998年にオフ・ブロードウェイ公演が初演されたニューヨークのジェーン・ストリート・シアターの跡地など、ヘドウィグゆかりの地を巡ったという丸山。さらにニューオーリンズではジョンの自宅で直接対面を果たし、ヘドウィグについて、そして新たな日本公演について語り合った。
本公演は2027年2月20日(土)から3月29日(月)まで、東京・大阪・宮城・京都で上演予定。チケットの発売日や出演者などの詳細は、後日発表される。
ジョン・キャメロン・ミッチェル コメント
2022年の公演では、素晴らしい丸山隆平さんと遠く離れた場所からご一緒しましたが、今回は来日し、日本で長年この作品を創作してきた仲間たちとともに、刺激的な新しい日本版『ヘドウィグ』の創作にじっくりと取り組めることを楽しみにしています。
東京は、私にとって第二の故郷になりつつあります。日本の演劇界の正式な一員として加われることに、とても胸が高鳴っています!

丸山隆平(ヘドウィグ役)コメント
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この度、5年越しにヘドウィグを務めさせていただけることになりました。
しかも、ジョン・キャメロン・ミッチェルによる演出にて。
あらゆる国でいろんな俳優たちが演じて来た名作に改めて息吹を吹き込むことになるわけですが…。プレッシャーが無いと言えば嘘になります。
ただ、それ以上にご来場のアナタとお逢いできる事を楽しみにしております。どなた様も気軽に覗きに来て下さいなっ。

