2026.08.11 07:00
©2026「ファーストボイス」製作委員会
2026.08.11 07:00
10月2日(金)に公開される綾瀬はるか主演映画『ファーストボイス ー私たちの逆転裁判ー』の本予告映像とポスタービジュアル、追加キャストが一挙解禁された。
昭和の終わりから平成初期を舞台に、当時“常識”と片付けられていた世間の偏見や理不尽なハラスメントに声をあげて立ち上がった女性たちの闘いを描く痛快リーガルエンターテインメント。日本で初めて「ハラスメント」が事件と認定された裁判から着想を得た物語で、監督は前田哲、脚本は橋本裕志が務める。また、キャストには弁護士・朝日道子(あさひ みちこ)役の綾瀬はるかのほか、ファーストサマーウイカ、松本穂香の出演がすでに発表されていた。
物語の舞台は、日本が好景気に沸いた1989年。寝ぐせ頭で法廷に駆け込む日々を送り、お金にならない案件ばかりを受けてしまうお人好しの弁護士・朝日のもとに、職場で理不尽な嫌がらせを受け大好きな仕事も奪われたとして、会社と上司を提訴したいという女性・上原恵(ファーストサマーウイカ)が訪れる。それは誰も戦ったことのない、前例なき「ハラスメント」を巡る裁判。新人弁護士の藤野栞(松本穂香)は「勝ち目がない」と反対するが、「この裁判は必ず未来に繋がる」と奮起する朝日。彼女たちの前に立ちはだかるのは”常識”という巨大な壁だが、それでも踏み出した勇気ある一歩と最初の一声”ファーストボイス”が、日本社会を揺り動かしていく。
今回解禁された本予告映像(60秒)は、「私たちは歴史に立ち会うのではなく、歴史を作るんです」という、綾瀬はるか演じる朝日の力強い言葉から幕を開ける。周囲から「100%負ける」「非常識だ」と嘲笑され、バッシングや嫌がらせを受けながらも「泣き寝入りしたくない」「未来のために戦い抜いて勝ちましょう」と手を取り合う女性たち。世間の“常識”という巨大な壁に風穴を開けるため、傷つきながらも立ち向かう彼女たちの姿が熱く描かれていく。そして最後は、「始めてみなければ始まらない!レッツ・ビギンよ!」という朝日の弾けるような笑顔と力強いメッセージが観る者の背中を強く押す予告映像となっている。
併せて解禁された本ポスタービジュアルには、赤・黄・茶のクラシカルな装いに身を包んだ綾瀬はるか、ファーストサマーウイカ、松本穂香が裁判所の階段を背景に堂々とたたずむ姿。「『常識』に異議あり!世界を変えるのは、最初の勇気(ヒジョーシキ)。」という力強いキャッチコピーとともに、緊迫した裁判所の様子や彼女たちを取り巻く人々の表情も切り取られた1枚となっている。

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さらにこの度、物語に重厚感とリアリティをもたらす追加キャスト陣も一挙解禁となった。原告側を支える仲間や弁護士陣、そして彼女たちと対峙する人々を演じるのは、峯村リエ、山田真歩、工藤阿須加、水川かたまり(空気階段)、鈴鹿央士、迫田孝也、酒向芳、木村多江、筒井道隆という日本映画界を代表する豪華な面々だ。
女性支援団体の会長で、恵の経験や正直な気持ちを聞いて支援を決意する川島綾を演じるのは、『マジカル・シークレット・ツアー』(2026年)や『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』(2025年)などに出演する名バイプレイヤー・峯村リエ。また、かつて恵から一度相談を受けながらも世間の常識へ立ち向かう難しさから取り合わなかったものの、その後朝日たちの活動を目にし弁護団に加わっていく弁護士・八木玲子役をNHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)や『架空OL日記』(2020年)などで唯一無二の存在感を放つ実力派・山田真歩が演じる。さらに、恵が勤めていた出版社の広告クライアントで、被告側の証人として出廷する小松貴教役には、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』(2026年)への出演を控える工藤阿須加が決定した。
恵がかつて勤めていた出版社・担当雑誌の編集長で、年下で優秀な恵の才能を認めず追い詰めていく澤口裕人役は、キングオブコント王者・空気階段の一員で、『妻、小学生になる。』(TBS/2022年)や主演映画『死に損なった男』(2025年)など俳優としても活躍する水川かたまり。また、恵の元同僚バイト・吉井隆役は、デビュー作『蜜蜂と遠雷』(2019年)で脚光を浴び、『silent』(CX/2022年)や『喧嘩独学』(Netflix/2026年)など話題作への出演が続く鈴鹿央士が演じる。
朝日の夫で、自身も弁護士の朝日秀一郎役は、『VIVANT』(TBS/2023年)やNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(2026年)など数々の話題作で強い印象を残す名バイプレイヤー・迫田孝也。さらに前例主義を貫く保守的な裁判長・榊原秀治役には、『検察側の罪人』(2018年)や『ラストマイル』(2024年)などで重厚な演技を披露してきた怪優・酒向芳が扮した。
また、セクシュアル・ハラスメントについて理解の深い弁護士で、朝日の信念に共感し一緒に立ち上がる宮本由莉子役には、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(2025年)など数々の作品に引っ張りだこの木村多江。そして絶対に負けることはないと確信を持ち被告側弁護士として立ちふさがる高梨啓示役は、『あすなろ白書』(CX/1993年)や『半沢直樹』(TBS/2020年)などの名作で存在感を放ってきた筒井道隆が務める。
コメント一覧
峯村リエ(川島綾役)
あらゆる分野で新たな未来を切り拓こうとその一歩を踏み出してくださった方々の苦労。その苦労のおかげで今の私達がいられるんだと思うと感謝の二文字しか浮かびません。撮影の間、私も映画の中では少しだけその方達の一員になれました。前田監督、ありがとうございます。
山田真歩(八木玲子役)
今では「当たり前」になったことも、少し前まではそうではありませんでした。多くの人が信じて疑わない中で、最初に「おかしいと思う」と声を上げる人は、とても孤独だと思います。でも、その勇敢な小さな声が松明となり、だんだんと共鳴する仲間へと広がって、いつしか時代を変えるほどの声になっていくんだと勇気をもらいました。映画『ファーストボイス』には、”おかしな常識”を変えていこう!と立ち上がった人たちの奮闘や、それぞれの願いが込められています。私も、頼もしい共演者の方たち、監督やスタッフの方たちと共に「八木弁護士」を演じさせていただきながら、先人たちのバトンをしっかり受け止めて繋げていかなければ、と深く感じました。たくさんの方に想いが届きますように。
工藤阿須加(小松貴教役)
僕がまだ生まれていない1989年。バブル期の話は大人になるにつれ耳にする機会はありましたが、台本を読んだ時は、当時の常識の理不尽さに憤りを感じるとともに、声を上げ裁判を起こした方達への尊敬の念でいっぱいになりました。ハラスメントという言葉が定着してきた今、当時を知らない世代の方にも見ていただければと思います。
空気階段・水川かたまり(澤口裕人役)
『ファーストボイス』に出演させていただいております。マネージャーから「映画のオファーがきてます」と言われた私のファーストボイスは「ウワオ!」でした。それを聞いたマネージャーのセカンドボイスは「ウワオじゃなくて、どうしますか?」でした。私はサードボイスとして「勿論やらせてください」と答えました。皆さんにフォースお願いです。ぜひ映画館でご鑑賞ください。そしてフィフス体験を家に持ち帰ってください。よろシックスお願いします。セブセブ。
鈴鹿央士(吉井隆役)
台本を読ませていただき、新たな未来を切り開こうと挑んだ人たちに心動かされました。そしてそこに少しでも力を添えられたらと思いました。前田監督とまた現場でお会いできるのもとても楽しみでした。今作ではどんな雰囲気の撮影になるのか、前田組にまた出られる喜びを噛み締めながら準備していました。僕の演じた役は、ハラスメントへの認識の甘かった時代の中で、法廷で証言することを躊躇する1人です。そんな吉井が、朝日さんの姿を見て背中を押され、あの時代に常識に立ち向かう1人になる様は演じていて、勇気のいることだなと思いました。是非、スクリーンで一人一人の勇姿をしっかり見届けていただけたら嬉しいです。お楽しみに!
迫田孝也(朝日秀一郎役)
朝日道子の夫・朝日秀一郎を演じます迫田孝也です。昭和という時代は今では考えられないようなことが当たり前のようにあった時代です。私の記憶に残る昭和の時代に生きた人々を意識しながらも、この物語の中で実際に受け取った感情を人として、親としての変化や成長に込めました。皆さんが生きるこの令和の時代にも”ファーストボイス”はどこかで挙がっているかもしれません。この作品を観たことで、その誰かの声に気付き、その人に寄り添うきっかけとなれば幸いです。
酒向芳(榊原秀治役)
ハラスメントをめぐる問題は日本に限らず、現在でも世界の至るところで進行していることだと思う。残念だけど。かくいう私もそういう考えが全くなかったわけではない。女性が声高に声をあげても、それに追随する人が続かなかった歴史。この映画は、”それじゃダメだ”、”それじゃ何も変わらない”、と、一歩二歩後退しながらも、一歩!二歩!三歩!四歩!!と前進し、声をあげた人に、勇気を持って続いた人達のお話です。プロデューサー、監督、スタッフ、俳優が作品にすることで、埋もれがちな過去のニュースや記事、文献を、フィクションを通じて改めて現代の人達に覚醒させる映画作品だと思います。尽力された方々に、心から敬意を表します。
木村多江(宮本由莉子役)
前田監督の作品は、見終わった後、とても前向きな気持ちになります。ですから、オファーをいただいた時、この作品も多くの方への希望や勇気になるのではと思いました。役を演じていると、常に憤りと悔しさが湧き上がってきて、この当時、実際に闘っていた方々がいかに大変だったか、そしてそれを原動力に闘ってこられたのだと感じました。その方達がいるから今の私たちがいます。彼らのエネルギーに、今の私たちが励まされ、また前進してみようと思える映画です。みんなの仲の良さも映画に滲み出てると思うので、そちらも楽しんでいただけたら幸いです。
筒井道隆(高梨啓示役)
まさに、この作品の時代に仕事をしてきたので考えさせられるテーマでした。素敵な俳優の方々と前田哲さんと久しぶりに仕事が出来るので、絶対に参加させてほしいと思いましたし、楽しかったです。僕自身は、観客に”憎らしい”と思わせるくらい強い壁でありたいと思って演じました。その時代の価値観が全て正義だと思い込むのは凄く危険だなと思います。セクハラにしても、パワハラにしても、常に時代に合わせてアップデートする事が大事だと感じていただけたら幸いです。