堀内敬子、尾美としのりら白石和彌監督作品の常連も参戦
映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』に蒔田彩珠、山本耕史、音尾琢真、中村倫也らが出演
2026.07.14 07:00
©2026「BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる」製作委員会
2026.07.14 07:00
12月25日(金)に公開される映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』の新キャストとして蒔田彩珠、山本耕史、音尾琢真、中村倫也ら9名の出演が解禁された。
大泉洋演じる便利屋「探偵」と松田龍平演じる相棒「高田」が事件に巻き込まれていく「探偵はBARにいる」シリーズでは、東直己の小説「探偵は吹雪の果てに」(2001年)を原作に、これまで3本の映画が製作されてきた。その最新作となる本作の監督は『孤狼の血』シリーズなどで知られる白石和彌、脚本は古沢良太と須藤泰司が務め、かつて探偵が愛した女性・純子役を鈴木京香が演じることが先日発表され大きな話題となった。
そしてこの度、シリーズ第一作から登場する陽気な客引き・源ちゃん(演:マギー)の姪で、物語の舞台となる北海道・斗古誕〈とこたん〉から札幌へ家出中の女子高生・アケミ役で蒔田彩珠の出演が決定。蒔田は日曜劇場『御上先生』(25)や『リブート』(26)などの話題作に出演し、是枝裕和監督により実写化される映画『ルックバック』(26)では主演を務めることも発表されるなど、近年目覚ましい活躍を続けている若手実力派女優だ。
アケミは探偵や高田とともに事件に巻き込まれていく役どころだが、事件のカギを握る「もう一人のヒロイン」ともいえる存在。出演について蒔田は「とにかく驚いたのと同時に、あの探偵さんと高田さんに実際にお会いできることが、非現実的に感じられました」と感慨深くコメントし、撮影現場では大泉と松田から「もっと厚着をしなさい」と何度も声をかけられたという裏話も明かしている。

また、斗古誕の現町長・奥寺雄太郎役には山本耕史。数々の人気作で唯一無二のインパクトを放つほか、舞台俳優としても多くのミュージカル作品で主演を務めるなど、多彩な魅力を兼ね備える山本。鈴木京香とのシーンでは、監督から「本気で、グー(拳骨)でいきましょう!」と言われ、「大丈夫ですか!?僕が本気のグーでいったら京香さん、死んじゃうと思いますよ!?」と思わず素で答えてしまったという撮影エピソードを明かしている。

斗古誕の有力企業「森興産」の社長・森剛介役を務めるのは、音尾琢真。本作主演・大泉洋も所属する演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーであり、白石監督作品の常連俳優としても知られ、満を持してのシリーズ参戦となった。出演について音尾は「30年来の仲間の主演シリーズなので、作品としてより一層のリスペクトを持って取り組ませていただいたつもりです」と振り返っており、コメディ・悪役・シリアスまで演じ分ける名バイプレイヤーとして人気を博してきた音尾が、持ち前の演技力で危険で怪しげな雰囲気を予感させる役柄を体現する。

さらに、シリーズでお馴染みの組織「桐原組」で相田(過去シリーズでは松重豊が演じた)に代わる新たな若頭・安達役には、中村倫也が抜擢された。数多くの話題作で高い演技力を発揮してきた中村は、本作では派手なスーツとサングラスを身に纏ったダークな色気溢れる風貌で登場。出演について中村は「『探偵はBARにいる』シリーズの持つ、あのなんとも言えないハードボイルドな世界に仲間入りすることができ興奮するとともに、白石監督や音尾琢真さんなど、若い頃からお世話になっている方々と久しぶりにお会いできてとても嬉しかったです」と喜びを語った。

このほか、斗古誕の居酒屋兼旅館「たけもと」の女主人・みさ子役には堀内敬子。元劇団四季の団員として長らく舞台を中心に活躍してきたベテラン女優が、探偵たちと関わっていく民宿の女将を演じる。また、斗古誕で行方不明となった青年・中田真斗の父親、中田繁夫役には尾美としのり。数多くの出演作でいぶし銀の活躍を見せてきた熟練俳優が、息子を探し続けるなかで探偵や高田が追う事件とどう関わっていくのか。
北海道各所が舞台となる本シリーズで、今回新たな舞台の一つとなる博多で登場するヤクザ・富樫役には、福岡出身の田口浩正。日曜劇場『GIFT』(26)でも活躍し、バラエティ豊かな役どころを演じ分けてきた実力派が、九州初上陸となる探偵とどのような掛け合いを見せるのか期待される。また、斗古誕警察で射撃の腕が立つ刑事・緑川役には野中隆光。白石組の常連俳優が、警察官でありながら産廃事業者の森らとも深い関わりを持つどこか怪しげな人物を演じる。
そして音尾演じる森の部下・梨本健吉役を務めるのは、Netflixドラマ『九条の大罪』(26)への出演も記憶に新しい水澤紳吾。数々の作品を支えてきた名脇役が、謎めいた斗古誕の町の住人として物語にリアリティをもたらす。
コメント全文
蒔田彩珠(アケミ役)
9年ぶりの「探偵はBARにいる」に自分が出演させて頂けると決まった時は、とにかく驚いたのと同時に、あの探偵さんと高田さんに実際にお会いできることが、非現実的に感じられました。脚本を読んだだけでも迫力があって、実際に映像になったらどれほど面白いのだろうと、一観客としてもとても楽しみでした。真冬の札幌でのお芝居はとても新鮮だったのですが、私は普段薄着なので、大泉さんと松田さんに、もっと厚着をしなさいと何度も指摘されたのを覚えています。寒かったけど、とても温かい現場でした。クリスマスの公開が待ち遠しいです。
山本耕史(奥寺雄太郎役)
『探偵はBARにいる』一作目はもう15年前、前作からも既に9年が経っているんですね。 そんな歴史ある作品に今回初めて参加する事になり、「15年前、9年前、自分は何やってた頃だっけ?」なんて作品とは関係ないノスタルジーも感じてしまいました。 そんな僕の気分と同様、今回の作品もハードボイルド&ノスタルジー溢れるストーリーが魅力だと思いますが、僕の役柄はハードボイルド?というか”ハード”が強すぎて… 鈴木京香さんとのあるシーンでは、監督から「本気で、グー(拳骨)でいきましょう!」と言われ、「大丈夫ですか!?僕が本気のグーでいったら京香さん、死んじゃうと思いますよ!?」と思わず素で答えちゃった事が忘れられないハードボイルドです。
音尾琢真(森剛介役)
またもや白石和彌監督のおかげで出演が決まったのですが、30年来の仲間の主演シリーズなので、邪魔してしまわないようにしないとな、と少し心配しつつ、作品としてより一層のリスペクトを持って取り組ませていただいたつもりです。邪魔していたらすみません。 北海道の架空の街の話ですが、現代なようで現代ではない懐かしさを感じました。冬の北海道ロケはとても寒かったです。でもロケ地の地元の皆さんのおかげで、待ち時間は暖かく、それでいて美味しく過ごすことが出来ました。 東映さんが誇る人気シリーズですので、是非とも映画館で迫力満点で楽しんでください。
中村倫也(安達役)
あんなに楽しい現場の夜は、久しぶりでした。 それもこれも、大泉さんの「おもてなしスピリット」がとどまることを知らないから。改めて素敵な方だなあと実感しました。帰り際には空港近くの美味しいごはん屋さんも沢山教えてくれて。時間の関係で伺うことはできなかったのですが、次札幌に来た時に立ち寄ろうと、スマホにも心にもブックマークをしました。あ、作品のことに触れていませんでした。『探偵はBARにいる』シリーズの持つ、あのなんとも言えないハードボイルドな世界に仲間入りすることができ興奮するとともに、白石監督や音尾琢真さんなど、若い頃からお世話になっている方々と久しぶりにお会いできてとても嬉しかったです。クランクインは極寒の嵐の中の撮影でした。きっと映像では横殴りの雨粒は見えないかもしれませんが、寒すぎてすっかり涙目になっている音尾さんの目を見て、「ああ、このシーンだな」と楽しんでもらえたら嬉しいです。ご期待ください。
堀内敬子(みさ子役)
今回、映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』のオファーをいただき、嬉しくて速攻で過去作を一気見しました!あの世界に自分も入れるなんて、本当に光栄です。北海道の大スター大泉洋さんは、街の至る所で声をかけられていて流石の一言です。撮影中は突然の吹雪に見舞われるなど、大自然の洗礼も受けましたが、チーム一丸となって駆け抜けました。大泉さんに「いいほっぺしてるね」と褒めていただいたので、これからは公式プロフィールのチャームポイントに「ほっぺ」と書きます(笑)シリーズ独自のハードボイルドとユーモアに、白石監督ならではの疾走感と熱量がガツンと掛け合わさった、見ごたえバッチリの作品です。皆さん、どうぞお楽しみに!
尾美としのり(中田繁夫役)
ここ何年か毎年北海道に行っているので、お話をいただいた時は又北海道に行ける!と嬉しく思いましたね。 ハードボイルドな作品にはあまり縁がなかったので撮影を楽しみにしていたのですが寒いのが参りました。 大泉さんに美味しい飲食店をたくさん教えてもらい、気が紛れました。感謝しています。 クスッとしたりムカッとしたりシンミリしたり素敵なハードボイルド作品になっています。 楽しんでもらえたら嬉しいです!
田口浩正(富樫役)
監督の作品のファンでしたので、今回出演することができて嬉しく思っています。 福岡出身なので博多弁の役はとてもやりやすかったですし、衣装が特殊だったこともあり、すぐに役柄を掴んで演じることができました。衣装が特殊すぎるが故に撮影現場で部外者と間違われてしまい、危うく撮影に参加できなくなりそうになりましたが今となってはいい思い出です。公開をお楽しみに。
野中隆光(緑川役)
最初このお話をいただいた時は「え?探偵BAR?うそ?!オレが?!」って思いましたが、素直にうれしかったです。なので台本をいただく前から撮影現場に行くのを楽しみにしていました。現場に入って印象的だったのが、今作監督を務める白石さんがこの作品を撮る事を、スタッフも俳優も皆んな凄くワクワクしてるのを感じた事です。撮影中は大泉さん、松田さんをはじめ共演者の皆さんにとても良くして頂いたので、北海道めちゃくちゃ寒かったけど、演りきる事が出来ました。前作から9年ぶりのシリーズ4作目と言う事で、かなりパワーアップしてると思いますので、是非皆様、劇場に足を運んで楽しんで下さい。よろしくお願い致します!私も必ず観に行きます。
水澤紳吾(梨本健吉役)
「探偵はBARにいる」の続編、初の白石組へ参加できること、緊張して荒い呼吸で台本を読んでいましたら、すっかり手が止まり、ポーッとなっていました。恥ずかしながら、こんな私ごときの、ほろ苦い恋の記憶に浸っていました。そんな風になるシナリオでした。 大泉さん、松田さんと食事ご一緒させていただいたのですが、もう映画そのままのやり取りは、可笑しくて可笑しくて。早くこの二人をスクリーンで観たい!!と強く思っております。 そして冬の北海道での撮影。現場にいる全員の熱量と団結力にシリーズの厚みを感じました。完成が待ち遠しいです。 是非、映画館で観ていただきたいです。何卒、よろしくお願いいたします。
場面写真 ©2026「BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる」製作委員会
