主演舞台『赤坂檜町テキサスハウス』を前に語る周囲への感謝
俳優・伊藤健太郎を育てた街と人。痛くてエモい、でも心地いい青春懐古トーク
2026.04.06 19:00
2026.04.06 19:00
支えてくれる人たちにもっといい景色を見せたい
──この舞台の登場人物にとって、テキサスハウスの建つ赤坂檜町が青春の地だと思うんですね。伊藤さんにもそんな青春の地ってありますか。
学生時代は、福生によく行ってました。
──福生ですか。
地元から近くて。米軍基地があるんですよ。知り合いがいたのもあって、よく行ってましたね。
都心のほうだと、原宿かな。原宿は結構青春って感じがします。学校終わりに原宿に行って、自分の好きな服のブランドとかあったので、そういう店を覗いたり。原宿といっても、僕が行ってたのは竹下通りのあたりじゃなくて、いわゆる裏原のほうなんですけど。よく遊びに行って、学生時代は可愛い女の子を探していました(笑)。

──男子高生って感じですね(笑)。プリクラとか撮りました?
撮ったことあるけど、本当苦手でしたね(笑)。文化祭とか体育祭の打ち上げでご飯食べて、そのあとみんなでプリクラを撮るレベルです。
──伊藤さんの世代は、あの顔が宇宙人みたいに加工されるプリクラだったんですか。
いや、それなりに加工はありましたけど、あそこまでじゃなかったです。今のスゴいじゃないですか。「逆にいいの? これ」ってなる(笑)。「普通にiPhoneで撮ったほうが可愛くない?」って思うんですけど、今の子はあれがいいんですかね。
今話してて思い出しましたけど、学生の頃、男4人でプリクラを撮ろうって話になって、でも男だけで加工するのとか恥ずかしいじゃないですか。だから、証明写真のボックスをプリクラ代わりにして撮ったことがあります。
──エモい!(笑) 伊藤さんって、いわゆる平成一桁世代ですよね。
9年です。だから平成カルチャーはそれなりに影響を受けてきたと思います。特に僕の場合は姉貴が9個上で、がっつり平成ど真ん中世代なので、その影響は少なからずあるのかなと。
──ケータイはパカパカから入りましたか。
から入りました。でも、俺らが最後のガラケー世代だと思いますよ。
──@ezweb.ne.jpとか@docomo.ne.jpとかね。
僕は最初、ドコモでした。あと、ちょうどその頃、ウィルコムが流行ってて。通話料が安かったんですよね。だから、通話専用にウィルコムをみんな持って、電話するときはウィルコムを使ってました。女の子とかはケータイをデコったりして。うわ、懐かしい!(笑)
──mixiとか前略プロフィールなんてのも流行りました。
mixiはやってました。というか、特に消すこともなかったからずっとほったらかしにしていて。この間、久しぶりにパスワードを入れて入ってみたんですよ。マジ見れたもんじゃないですね(笑)。自己紹介とかあるじゃないですか。ああいうのとか、なんかもうゾワっとする感じで。痛いなと思いつつ、それも懐かしくて、あの時代のそういうのは面白いなと思います。
──そんな何者でもない青春の日々が、今の自分に影響を与えているものはあると思いますか。
もちろん20歳を過ぎて出会った人や環境から影響を受けて少なからず変わっていく部分はあると思いますけど、やっぱり根っこの部分というか、自分の軸は小中高で固められたものだと思います。近所付き合いが好きなのもあの街に生まれたからだし、地元の仲間とはいまだに仲良いし。僕の大部分は、あの頃の人と経験で形成されていると思います。

──舞台出演は、2023年の『背信者』以来です。3年ぶりの舞台となりますが、この3年をご自身ではどう振り返りますか。
僕に求めてくださる役柄だったり、僕自身がやりたいと思う役柄が以前より変わってきて、自分としてはすごく楽しくお仕事に向き合えているかなと思います。
──たとえば、どういう違いが?
それこそ今やってる『略奪奪婚』とか(取材は2月に実施)、あそこまでひどい男をやらせていただくのは初めてだったので、こういう役を俺に求めてくださることがうれしかったですし。その中で王道的な役もやらせていただけて。その振り幅を自分でも楽しんでいます。
──復帰後にやってらっしゃった『Sotano de las “Golondrinas”-ツバメの洞窟』という写真展に行かせていただいて。そこで、以前のようには飛べないかもしれないけど、また飛んでみるというようなことをメッセージとして出されていたのを覚えています。今、ご自分の飛んでいる空に誇りはありますか。
あります。自分が今こうやってありがたいことに忙しくさせていただいているのは、周りにいてくれたスタッフのみなさん、支えてくださったいろんな方たちのおかげなので、ありがたいなという感謝の気持ちはずっとありますし、その人たちにもっといい景色を見せてあげたいという気持ちもある。むしろその思いはどんどん大きくなっている気がします。
──今、伊藤さんがお仕事を頑張っているのは、そうした周りの人たちのためという思いがあるんでしょうか。
もちろん自分のためでもありますよ。自分が好きだから、芝居をやってる。そこは大前提です。ただ、今まではそれ一本だったんですよ。そこに、周りへの思いが加わったという感じです。ファンの方、今の事務所のみなさん、あとは両親だったり、姉だったり、地元の仲間だったり、みんながすごい応援してくれていて、大きな仕事が決まったら自分のことのように喜んでくれる。その人たちをもっと喜ばせたいという思いが、今の僕の大きなエネルギーの一つになっています。
──では最後に。『赤坂檜町テキサスハウス』は過ぎ去りし時代と、メディアに生きる人々の熱き日々を描いた作品です。今、伊藤さんを熱くさせるものはなんですか。
「これ、できないっしょ」と言われることですね。「無理でしょ」とか言われると、すっげえ悔しくて、熱くなっちゃうかもしれない、仕事でも、プライベートでも。この前、遊んでるときに友達に言われたんですよ、「そんなに何でも一番にならないと気がすまない?」って。「遊びなんだからよくない?」みたいなことも、俺は「ダメ!」って言ってムキになるタイプ(笑)。そういうできないことに熱くなるところはありますね。
この間やった『TYPEなに? 性格診断で人生決めちゃいます』も撮影が5日間しかなくて、寝れないし、めっちゃしんどかったけど、ちょっと気持ちいいんですよ。これ無理だろっていう状況に対してアドレナリンの出る感じが。役者業においては自分はMの要素があるかもしれないです(笑)。

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