Bezzy[ベジー]|「人の魅力」にフォーカスしたエンタメメディア

「人の魅力」にフォーカスしたエンタメメディア

INTERVIEW

新しい学校のリーダーズ10周年を経て模索中の“広げ方”とは

初めて作品に残せた、これまで絶対に見せなかった自分。SUZUKAが“挑戦”に求める破壊と進化

2026.01.23 18:00

2026.01.23 18:00

全ての画像・動画を見る(全24点)

人前に立つ時はちゃんと強がりたいんです

──声優に挑戦したことについて再度お訊きするのですが、この経験で自分の中で前向きに何かを壊せたところはありますか?

陰と陽だったり、ステージに立ったり何か表現するときのある種強がってる自分とは真逆の自分を声優の仕事を通して初めて作品に落とし込めたというのはあります。これまでの表現で絶対見せなかった気持ちですが、この前澤栞を演じる際には表現すべき部分なので、それを作品に残せたというのは新しく壊された感覚ですかね。

──栞ちゃんは親友と自分を常に比較してしまい、自分のやりたいことができない子だけど、SUZUKAさんの中にもそういう部分がないわけじゃないからですか?

そうなんですよ。結構自信なくす時もたくさんあるので、栞ちゃんが言ってる言葉も全然分かるなっていう。意外と自分は人前に立つ時はちゃんと強がってるというか、強がりたいんですよ。

──主題歌の「Sailor, Sail On」はこれまでのリーダーズのイメージを超えていくタイプの曲で。歌詞は作品の内容に沿ってると思いますが、曲調はどう詰めていったんですか?

この曲は劇伴をyonkeyさんがやってくれたので、その中でもうメロディと歌詞と方向性もちゃんと決まっていたんですよ。で、それを聞いて「その通りだと思う。以下同文です」という感じで。自分が制作側として出せる部分は歌だなと思ったので、そこでたくさん歌と向き合った感じですね。

新しい学校のリーダーズ「Sailor, Sail On」Music Video

──ストリングスアレンジも壮大ですし、作中の場面に似合いそうな展開もありますね。

そうですね。yonkeyさんとタマムラ・ヨシオというリーダーズの楽曲をずっと作ってくれているプロデューサーがいるんですけど、そのふたりがこの映画の主題歌というところと10年を経たリーダーズがまだまだ突き進んでいくぞという新たなスケール感など、さまざまなリンクがひとつの軸となって、映画にとっても私たちにとっても主軸となる新しい代表作という感覚で作ってくれましたし、私もそういう気持ちで歌うことができました。

──コレオグラフも今までと違う考え方でしたか?

もうかなり違う考え方でした。年末に大阪で初披露したんですけど、会場でのリハーサルが終わって本番の30分前に振り付けが完成したんですよ。

──30分前ですか。

1回完成したつもりだったんですけど、いざ会場で衣装を着てやってみたらちょっと間違えているかもしれないとなって、今すぐ変えようと。それぐらいこの曲がどストレートにまっすぐでスケール感のある曲で。自分たちが常に自由と個性ではみ出していくことをテーマにしていて、違和感や斜めなことを大切にしてきた10年間だったからこそ、メンバーの中でこのどストレートさにどこか恥ずかしさがあったんでしょうね。

で、振り付けで私たちのエッセンスをどうにか入れ込もうとしてやってみた結果、それがいい作用をしてなかったんですよね。それでこれはやっぱりどストレートに行くことがこの曲にとっても今の私たちにとってもいいのかもしれないという感覚で、すごく新しい振り付けの作り方でした。

──『迷宮のしおり』はリーダーズがこれまでやって来た実は言いたいことややりたいことがある人をエンパワーメントする、そういう部分に通じる作品でもありますね。

そうですね。この4人が集まるからこそ陽キャになれるところはメンバーそれぞれあると思いますし。

──ところでリーダーズの10年の中にはコーチェラなど大きなフェスへの出演もありましたが、今一番ライブ活動でやりたいことってなんですか?

2024年のワールドツアーでのヨーロッパとアジアと北米27ヵ所はかなりすごい経験になって、その時に感じた「もっともっと」という気持ちが忘れられないんですよね。すごい景色とすごい感覚とすごい経験させてもらって、その最中ももっとすごいことになりたいって思いながらツアーしてたので、それの続きになるようなライブ活動をしたいですし、繰り返しだけじゃなく行ったことのない国にも行きたいですし、歴史的に世界で評価されているでっかいフェスティバルにも出て、音楽を好きである人たちに新しい角度でアプローチもしたいですし。まだやったことのないことをやりつつ、やったことを繰り返して広げていきたいという二つの感覚がありますね。

──どんなフェスに出たいですか?

やっぱグラストンベリー出たいですよね。コーチェラとプリマベーラに2024年に出演させてもらって、さらにグラストンベリー出たいなって。昨年コラボレーションしたBalming Tigerのプロデューサーのサンヤンとしゃべってるときに私たちはコーチェラが決まったタイミングで、向こうはグラストンベリーが決まって、「コーチェラ決まったよ」「俺らグラストンベリー決まったよ」つってお互いに誇らしいとともに「そっちにも出たかった」っていう、なんとも言えない時間がありました。

──去年フジロックでリーダーズはBalming Tigerと共演しましたが、サンヤンさんは豪雨のステージに上裸で出てきてましたね。ま、メンバーほとんどそうでしたけど(笑)。

サンヤンは日本に来る時にご飯とかしたり、仲良くしてくれてるんですよ。

──きっとDos MonosのTaiTanさんが羨ましがるんじゃないですかね?「奇奇怪怪」でサンヤンさんと繋がりを持ちたそうな話をしてました。今は違ったらごめんなさいですけど。

私、Dos Monos好きすぎてファーストアルバムのリリック全部歌えるぐらい聴いてました。で、初めてチケット買ってライブ行ったのDos Monosだったから。最近見れてないんですけど。

──リーダーズとDos Monosとの対バンが見てみたいですね。

あの時期、私はめちゃめちゃ願ってました。

──こんな話で終わっていいのか分かりませんが(笑)。

大丈夫です!

映画『迷宮のしおり』場面カット ©︎『迷宮のしおり』製作委員会

記事トップへ戻る

全ての画像・動画を見る(全24点)

作品情報

迷宮のしおり

©️『迷宮のしおり』製作委員会

©️『迷宮のしおり』製作委員会

迷宮のしおり

2026年1⽉1日(木・元日) TOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国ロードショー
配給:ギャガ

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

【キャスト】
前澤栞/SHIORI:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)
⼩森:原⽥泰造
倉科希星:伊東蒼
⼭⽥健⽃:齋藤潤
架神傑:寺⻄拓⼈

【スタッフ】
原案:河森 正治(Vector Vision)・橋本 太知(スロウカーブ)
原作:Vector Vision・スロウカーブ・ギャガ・フジテレビジョン
監督:河森正治
脚本:橋本太知
キャラクターデザイン:江端里沙
メカデザイン:河森正治CGスーパーバイザー:奥川尚弥
総作画監督:茶之原拓也
色彩設計・色指定・検査:渡邉まな
プロダクションデザイン:BARNSTORM DESIGN LABO
美術監督:大石 樹 森川裕史
撮影監督:林 翔子
編集:日髙初美
音響監督:郷 文裕貴
音響効果:中原隆太
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:yonkey
音楽プロデューサー:玉村嘉朗
アニメーションプロデューサー:松浦裕暁
制作プロデューサー:保住昇汰
アニメーション制作:サンジゲン
製作:依田 巽 松崎容子
企画・プロデュース・制作:スロウカーブ
プロデューサー:寺田哲章 大島和樹 岩本昌子
クリエイティブプロデューサー:橋本太知
企画・プロデューサー:尾畑聡明
主題歌:新しい学校のリーダーズ「Sailor, Sail On」

新しい学校のリーダーズ a.k.a.ATARASHII GAKKO!

アーティスト情報

自称「青春日本代表」。パワフルなダンスと全曲メンバー振り付けのライブが注目を集め、 アジアのカルチャーを発信する88risingより2021年に世界デビュー。代表曲「オトナブルー」のTikTok総再生回数は33億回を突破、SNS総フォロワーは1500万人を超える。
2023年にはNHK紅白歌合戦に出場、2024年にはアメリカ・Coachellaに単独出演、日本7都市を含む世界33都市にて計11万人を動員するワールドツアーを成功させる。
2025年7月に幕張メッセにて開催された新しい学校のリーダーズ10周年記念ライブ「宣誓 ~個性や自由ではみ出し10年~」では約1万人を動員し、今秋からは日本国内、アジア、オーストラリア全18都市を巡る「新しい学校はすゝむツアー」を開催中。

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram