ドラマ『にこたま』主人公とは正反対?素直な人間性に迫る
瀬戸康史が語る“イメージできない役”の演じ甲斐、デビュー20周年を迎えた今の仕事バランスとは
2026.01.30 18:00
2026.01.30 18:00
人生1回きり。正直に生きていきたい
──2025年にデビュー20周年を迎えました。20年という数字に対し、どんな思いがありますか。
本当、あっという間だったなとも思います。20年ってすごい長いじゃないですか。よくめげずにやってこれたなと思います。それはもう応援してくださった方たちがいてくれたからなんですけど、奇跡のようなことが起きているというのが正直な気持ちです。
20周年を迎えた今も表現者として頑張ろうと思えていることがすごくうれしくて。ネガティブな意味じゃなく、今後どうなっていくんだろうって、自分で自分の未来が楽しみです。
──もし今の自分からデビューしたての自分に声をかけてあげられるなら、なんと言ってあげたいですか。
頑張れって言います。もうそれしかないですね。

──その頃の自分に、今の自分を胸を張って見せられるという気持ちはありますか。
そこまで堂々としたものはないかもしれないけど、でもまずこうやって20年後も続けられているんだっていうものを見せられるだけで、過去の自分には希望になるんじゃないかと思います。当時はそれくらい余裕がなかったから。きっとそれがわかるだけで、いい意味で焦らずいけるんじゃないかなという気がします。
──今、いいバランスでお仕事をされているなと傍から見ながら思っています。ご自身では、ワークとライフのバランスをどう考えていますか。
本当に理想的というか、いいバランスでやらせてもらっていると思います。仕事に関しては好きなことしかやっていないので。スケジュール的に辛いことはもちろんあるけど、それ以上に楽しさのほうが大きいです。
そうやって好きにやらせてもらえるのも、事務所のマネージャーが僕のわがままを聞いて、裏で頑張ってくれているおかげなんですけど。20年、同じ事務所にいるというのも大きいですね。いい関係を築かせてもらっているので、僕も安心して仕事ができる。人に恵まれたなというのは、この20年のタイミングで改めて実感しています。
──瀬戸さんが思う理想の生き方ってどういう生き方ですか。
嘘をつかず、自分に正直に生きることですね。
──それが真っ先に出てきたのって、なぜでしょう。
たぶん人生が1回だからじゃないですか。人生が2回3回とやり直しがきくのであれば、自分の気持ちに背いて生きてみてもいいかもしれないけど、1回しかないと決まっているので、だったら自分の心に正直に生きていきたいなって。ただシンプルにそう思うだけですね。

──では最後に、『にこたま』は3人の登場人物の決断を描いたお話でもあります。最近、瀬戸さんが決断したことを教えてください。
……なんかある?(と、近くにいたマネージャーさんに聞く)
──これ買ったみたいな、小さいことでも大丈夫です(笑)
あ、折りたたみのバケツを買いました。
──めちゃくちゃ小さい話で最高です(笑)。
折りたたみのバケツは、すでに持ってるんですよ。ただ、このくらいなんですね(と、胸の前で手で小さくバケツのサイズを表す)。これだと、トレーナーの漂白の漬け置きができないんですよ。無理すれば入るかなと思ったんですけど、もうちょっと大きいのを買いました。それは決断でしたね。
──無事沈められましたか。
沈められました(笑)。買って良かったです。

FODオリジナルドラマ『にこたま』場面写真 ©渡辺ペコ/講談社/フジテレビ




